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ブックマーク / nordot.app (63)

  • 老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解 | 共同通信

    分裂開始から5時間後の染色体の模式図。老化した卵母細胞(右)では分離が起きているが、若い卵母細胞(左)では起きていない(理研提供) 老化した卵子は、形成される際に特定の部位に小さな染色体が集まり、強い力で引っ張られ早期に分離することで異常が生じる仕組みをマウスで解明したと、理化学研究所のチームが18日付の米科学誌サイエンスに発表した。人でも加齢とともに卵子の染色体異常が起きることが知られており、ダウン症や流産のメカニズムの理解につながるとしている。 卵子は、卵巣内の卵母細胞が分裂して形成される。その際、内部に「紡錘体」という構造物が現れ、染色体を引っ張り、卵子に分配する。チームは、特定の染色体を識別して追跡する新手法を使い、マウスの卵母細胞を顕微鏡で観察。年齢にかかわらず、小さな染色体が紡錘体の内側に集まっていることを確認した。 内側では、染色体を引っ張る力が外側より強い。老化した細胞の染

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  • 月に地下空洞、探査基地適地か 温度安定、放射線も緩和 | 共同通信

    Published 2024/07/16 00:05 (JST) Updated 2024/07/16 00:49 (JST) 【ワシントン共同】月面で200カ所以上確認されている「縦穴」の一つが地下空洞につながっており、激しい寒暖差や放射線、隕石から身を隠せる安全な探査基地の適地となる可能性があるとの研究を、イタリア・トレント大などのチームが15日発表した。英科学誌ネイチャーアストロノミーに論文が掲載された。 縦穴は地球から見て中央から東寄りにある「静かの海」にあり、直径と深さは100メートルほど。日の月周回衛星「かぐや」が2009年に発見した。米国の周回衛星が10年にレーダー観測した結果を解析し、穴の底から西側へ空洞が延びていると推定した。幅45メートル、奥行きは少なくとも25~77メートルだが、実際はもっと奥が深いとみられる。 月の「海」はクレーターに溶岩が流れ出して固まった部分で

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  • イモリに「超再生力」 不完全な脚、切断したら正常に | 共同通信

    Published 2024/04/16 16:47 (JST) Updated 2024/04/16 17:35 (JST) 生まれつき膝から先がないイモリの後ろ脚を切断したら、機能も形も正常な脚が生えてきたと、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などのチームが16日までに発表した。イモリやアホロートル(ウーパールーパー)などの有尾両生類が、失った体の部位を再生できることは知られていたが、不完全な脚でも正常に戻る「超再生力」があると分かったのは初めて。 遺伝子に着目して詳しいメカニズムを調べれば、イモリの持つ高い再生能力の秘密が明らかになるかもしれない。 チームは、イベリアトゲイモリで実験。遺伝子を改変する「ゲノム編集技術」で、手や脚をつくる上で重要な「FGF10」という遺伝子を働かなくしたところ、両方の後ろ脚が不完全なイモリが生まれた。後ろ脚を切断すると、指がきちんとそろっていて動きも正常

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  • 米「月世界標準時」確立へ 探査活発化にらみ方針 | 共同通信

    Published 2024/04/03 18:22 (JST) Updated 2024/04/03 19:03 (JST) 【ワシントン共同】米ホワイトハウス科学技術政策局は2日、月面や周辺の宇宙空間で使う時刻の基準確立を目指すと発表した。重力が地球の6分の1と小さい環境では、時間の流れ方が地球より少し速くなる。探査が今後活発になっていく中で、安全な宇宙交通や精密な科学観測などのため、現地に合った「月世界標準時」の仕組みが必要になると判断した。 地球の時刻の基準は、世界各地に置かれた高精度な原子時計を基にして決めており、月でも同様の仕組みを構築することが想定される。地球だけでなく、火星以遠の天体の時刻とも比較できるようにする。

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  • ガラスに光当て電流発生 東工大とスイス大学が研究 | 共同通信

    【ジュネーブ共同】東京工業大とスイス連邦工科大ローザンヌ校(EPFL)が共同研究で、光が当たると電流が発生するガラスを作り出した。レーザーで特定のガラスの表面に回路を書き込むだけで、ガラスに半導体のような機能を持たせられる。将来的に透明なガラス窓そのものを、光を検知するセンサーや光からエネルギーを生み出す装置にできる可能性がある。 研究結果は1月、米科学誌「フィジカル・レビュー・アプライド」電子版に掲載された。 光ファイバーなどに使われる工業用ガラスの組成を少しずつ変えながら、高性能なレーザーを照射する実験を繰り返した。どのように物質が変化するかを確かめる中で、半導体の材料となる物質が生み出されているのを偶然見つけた。 そこでレーザーでガラスの表面に回路を書き込んだ後、目に見えない紫外線や可視光線を当てたところ、電流の発生を確認した。レーザーの専門家であるEPFLのベルアール准教授は「何も

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  • PTSD引き起こす分子機構解明 東大チーム、世界初 | 共同通信

    Published 2024/03/01 19:33 (JST) Updated 2024/03/01 19:51 (JST) 心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こす分子機構を世界で初めて解明したと、東京大などのチームが1日発表した。「ホスホジエステラーゼ4B(PDE4B)」という遺伝子の働きが弱いほど、フラッシュバックなどの症状が重くなるという。 チームの喜田聡・東京大教授(神経科学)は「PTSDは専用の治療薬がない状況が続いていた。今回の研究成果が、診断法や治療法の開発につながるかもしれない」と話している。 チームは、患者の血液と、PTSD状態にしたマウスの脳内の「海馬」という領域で働く遺伝子を比較。PDE4Bが共通して低下していることを発見した。

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  • 遺伝子組み換え、放電で促す? デンキウナギ、進化に意外な働き | 共同通信

    Published 2024/02/16 16:24 (JST) Updated 2024/02/16 16:35 (JST) デンキウナギの放出する電気が、周りにいる生物の遺伝子組み換えを促す要因になり得ることが実験で明らかになったと、名古屋大などのチームが16日までに発表した。チームは「限られた条件でしか起こらないかもしれないが、自然界で発生する電気が生物の進化に意外な役割を果たしている可能性がある」としている。 チームによると、デンキウナギはアマゾン川流域に生息する淡水魚で体内に発電器官があり、餌を取ったり身を守ったりする際に最大で860ボルトの電気を放出する。一方、大学などでは、DNA溶液に浸した細胞に機械で高い電圧をかけて穴を開け、遺伝子を入り込ませて組み換える実験が一般的に行われている。 名古屋大の飯田敦夫助教は「アマゾン川には生物から出た細かいDNAの断片が浮いている。デンキ

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  • 核融合、初プラズマに成功 実験装置「JT60SA」 | 共同通信

    Published 2023/12/01 20:44 (JST) Updated 2023/12/01 20:59 (JST) 量子科学技術研究開発機構が開いた式典で、撮影に応じる(左から)盛山文科相と高市科技相。右後方の画面にプラズマを示す青い光が映し出された=1日午後、茨城県那珂市 量子科学技術研究開発機構は1日、核融合の実験装置「JT60SA」(茨城県那珂市)が核融合反応に必要なプラズマの生成に初めて成功したとして、式典を開いて成果を発表した。核融合の原型炉開発に向け、現時点では世界最大級の実験装置。2025年から格的な運転を始める予定で、得られた知見を国際熱核融合実験炉(ITER)での研究に役立てる。 JT60SAは日欧が共同で建設。重水素を1億度以上の高温・高密度で閉じ込め、原子核と電子がバラバラになって飛び回るプラズマと呼ばれる状態をつくる。10月23日に初めてプラズマ発生を

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  • 謎の高エネルギー宇宙線を観測 「アマテラス粒子」と命名 | 共同通信

    大阪公立大や東京大などのチームは、宇宙からごくまれに飛来する高エネルギーの粒子(宇宙線)の起源を探る国際プロジェクト「テレスコープアレイ」で、2008年の観測開始以来最大となる2.4垓電子ボルト(垓は京の1万倍)と極めて高いエネルギーを持つ宇宙線を観測したと米科学誌サイエンスに23日発表した。 観測は21年5月。発見したのが日人であることや明け方に観測されたことから、チームはこの宇宙線を「アマテラス粒子」と命名した。 この宇宙線の飛来方向には宇宙線の発生源となる有力な天体が存在しておらず、未知の天体現象が関わっている可能性があるという。

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  • りゅうぐうで「塩」発見 物質の進化解明に期待 | 共同通信

    Published 2023/09/18 19:09 (JST) Updated 2023/09/18 19:21 (JST) 海洋研究開発機構や九州大などの研究チームは、探査機はやぶさ2が採取した小惑星りゅうぐうの砂試料から、地球では塩の主成分となるナトリウムが見つかったと18日付の英科学誌に発表した。地球が誕生する前の太陽系で物質がどのように存在していたかや、地球の海や生命の起源、進化を解明する手掛かりになるとしている。 りゅうぐうは、地球と火星の公転軌道の近くを回る大きさ約900メートルの小惑星。氷を含む母天体が壊れ、岩石が再結集してできたと考えられており、太陽系が成立した過程の記録をとどめているとされる。 研究チームは、りゅうぐうの表面や地下から採取した砂試料を分析。熱水に溶けやすい成分に、ナトリウムイオンが非常に多く含まれていることが分かった。一部は有機物と結び付いて存在していた

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  • 新型コロナ、1~2割に後遺症 ワクチン接種者で少なく | 共同通信

    Published 2023/09/15 17:41 (JST) Updated 2023/09/15 18:19 (JST) 新型コロナウイルス感染後に症状が長引く後遺症を巡り、厚生労働省研究班は成人の感染者11.7~23.4%に後遺症があったとする調査結果を公表した。感染前にワクチン接種をしていた人は未接種者に比べて症状が出た割合が少なかった。オミクロン株流行期の感染者を含む後遺症の研究班の調査結果が出るのは初めて。 国立国際医療研究センターなどの研究者が札幌市、東京都品川区、大阪府八尾市で成人と子ども約5万3千人分の有効回答を得た。2020年1月~22年9月の感染者と非感染者を対象にした。 ワクチン接種者は未接種者に比べて、後遺症が出た割合は約25~55%少なかった。

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  • 「仁徳陵」実は513メートル? 宮内庁、100年ぶり全体測量 | 共同通信

    Published 2023/06/26 10:05 (JST) Updated 2023/06/26 15:56 (JST) 国内最大の前方後円墳で、宮内庁が仁徳天皇陵として管理する堺市の大山古墳(5世紀中ごろ)について、宮内庁がこのほど、戦前の宮内省時代を含めて約100年ぶりに墳丘全体を詳細に測量して製図し、完成当時の姿を推定したことが26日、分かった。試算の結果、全長は従来の486メートルより約30メートル大きい513.3メートルだった可能性があるという。 墳丘は後世の崩落などで形状が変わっている部分があり、担当者は「成果を墳丘の保全に生かしたい」と話す。ただ「今回の結果はあくまでも推定。発掘で確定させた数字ではない」とし、公式的な全長は変えない。 2021年度に墳丘全体の地上レーザー測量を実施し、高精度のデータを収集して新たな測量図を作成した。その上で築造時には「南朝尺」(1尺が2

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  • ワクチン、重篤化予防は半年後も オミクロン対応 | 共同通信

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2023/05/26
    老人や子供以外5月から9月までの接種はないので、もう最後から半年過ぎてしまったのよ 有料でも打ちたい
  • アイシング、軽いけがに有効 重いと回復阻害、神戸大 | 共同通信

  • 炭素素材で炎症、一端解明 立命館大チームが英科学誌に発表 | 共同通信

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2023/05/06
    多層構造をとるカーボンナノチューブがアスベストと似た炎症を引き起こすことが動物実験で確認され、安全性を懸念する声が出ていた。
  • クラゲも腹八分目でOK? 東北大、食欲抑えるホルモン発見 | 共同通信

  • 「世界初」放射線が出ない核融合反応を実証 岐阜県土岐市の核融合科学研究所 | ぎふチャン

    土岐市にある核融合科学研究所は9日、放射線が出ない核融合反応が世界で初めて実証されたと発表しました。クリーンな核融合炉の実現に向けた第一歩として研究成果をアピールしています。 今回の研究成果は、科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に2023年2月に掲載されたものです。核融合科学研究所は、アメリカの「TAE Technologies社」との共同研究で、核融合の燃料に軽水素とホウ素11を使うことで、放射線である中性子が発生しない核融合反応を世界で初めて実証したということです。

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  • 日本最大の木製埴輪出土、大阪 峯ケ塚古墳、長さ3.5m | 共同通信

    Published 2022/12/08 16:56 (JST) Updated 2022/12/08 16:57 (JST) 金銅製馬具など豪華な副葬品が出土した大阪府羽曳野市の峯ケ塚古墳(5世紀末、前方後円墳)で、木製埴輪「石見型木製品」が出土し、市教育委員会が8日発表した。長さ約3.5mで日最大。 石見型木製品は、奈良県三宅町の石見遺跡で出土したことに由来し、鳥が羽を広げたような形。盾とする説があったが、近年は、権威の象徴である玉杖をかたどったとする説が強い。権威の表示や魔よけとして墳丘端に立てられていたと考えられている。 峯ケ塚古墳は、世界遺産、百舌鳥・古市古墳群の構成資産の一つ。全長96mで二重の周濠があった。被葬者は墳丘規模などから天皇に次ぐ人物とみられている。

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  • ネコのコロナ症例、初報告 北海道の獣医師、論文発表 | 共同通信

    Published 2022/11/19 06:03 (JST) Updated 2022/11/19 06:15 (JST) 北海道中標津町の獣医師山田恭嗣さんが、新型コロナに感染した飼いネコを診察して症状の特徴をまとめた論文を発表し、取材に応じた。日獣医師会によると、ネコの症例報告は国内初。飼い主からの感染が考えられるとし「疑わしき症状が出ても、獣医師に相談して冷静な対応を」と呼びかける。 感染したネコは道東部の家庭で飼われている当時12歳の雌。飼い主らが感染した直後、ネコにも鼻水やせきの症状が出始め、飼い主らと同じデルタ株の陽性が判明。発症8日目に呼吸器の状態が悪化したため、抗ウイルス剤などを投与すると、回復した。 ネコは室内で飼われ、飼い主を介して感染したと判断した。

    ネコのコロナ症例、初報告 北海道の獣医師、論文発表 | 共同通信
  • サンタクロースの墓、トルコで発見 | BANG Showbiz Japanese