会見に臨む渡辺謙(右)と瀧本智行監督[映画.com ニュース] 俳優の渡辺謙が、配給大手・東映が製作する「小惑星探査機はやぶさ 遥かなる帰還(仮)」に主演することがわかった。渡辺は5月8日、メガホンをとる瀧本智行監督、坂上順エグゼクティブ・プロデューサーとともに東京・銀座の同社で会見。製作費15億円の超大作となる同作で、JAXAの川口淳一郎教授がモデルの山口駿一郎を演じるとともに、同作のプロジェクト・マネージャーを務めることも明かされた。 昨年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が、2003年5月9日に打ち上げられてから8年。ハリウッドでの地位を不動のものとした渡辺が、「はやぶさ」をめぐる約7年間にわたる感動の実話に挑むことが発表された。渡辺は「奇をてらうことなく、『はやぶさ』が行って帰ってきたことに、きちんとフォーカスを当てていく。華美な脚色や横道に逸れることなく、真正面から向き合って