全長200メートルを超える空母のような広い甲板がある自衛隊最大の護衛艦「いずも」が25日、就役しました。
全長200メートルを超える空母のような広い甲板がある自衛隊最大の護衛艦「いずも」が25日、就役しました。
ソマリア沖などでの海賊対策のため、日本船籍の船に小銃で武装した民間警備員が乗り込むことを認める日本船警備特別措置法が13日、参院本会議で与党と民主党などの賛成多数で可決、成立した。これまで銃刀法により日本船に乗れなかった武装警備員を同法の適用除外とする。海運会社が外国の警備会社と契約することを想定しているが、国内法に基づき民間人の武器所持、使用を認める初のケースとなる。 別に政令で指定する「海賊多発海域」に限り武装を認める。ソマリア沖のアデン湾やアラビア海、紅海などが対象となる見通しで、海賊の接近を制止するための威嚇射撃ができるようになる。警備員や船員の命に危険が迫るなど正当防衛と認められる場合は、人に向けた発砲も許される。 国内に銃を持ち込ませないようにするため日本入港時には海上保安庁が船内に銃が残っていないか点検、確認ができるまで船員の上陸や荷揚げを許可しない。
全長およそ250メートルと、海上自衛隊で最大となる護衛艦の進水式が、横浜市で行われました。多くのヘリコプターを運用できる空母のような形が特徴で、来年度末に部隊に配備される予定です。 6日に進水したのは、海上自衛隊のヘリコプター搭載型の護衛艦「いずも」で、およそ1200億円をかけて建造が進められています。6日、建造に当たっている横浜市の造船会社で、防衛省や海上自衛隊の関係者らが出席して進水式が行われました。 「いずも」は全長およそ250メートル、基準排水量およそ19500トンと、海上自衛隊で最も大きく、最大で14機のヘリコプターを搭載できます。 艦橋を甲板の片側に寄せた空母のような形が特徴で、同時に5機のヘリコプターが離着陸でき、海上自衛隊では周辺海域のさまざまな事態に対応する能力が向上できるとしています。 防衛省はこの護衛艦について、「戦闘機の離着陸は想定していない」として、専守防衛の立場
3日午前7時10分頃、福井県坂井市三国町安島沖の日本海を航行中の貨物船から「小型船が漂流している」と118番通報があった。 敦賀海上保安部の巡視船が約5時間後に小型船を見つけ、同県敦賀市桜町の岸壁まで運んだ。 同海保の調べでは、漁船登録番号などから、宮城県気仙沼市の漁業村上千代志さん(56)所有の漁船「千代丸」(全長5・6メートル)で、2011年3月の東日本大震災の津波で流出していたことがわかった。今年6月下旬、沖縄県石垣市の尖閣諸島北方沖で、第11管区海上保安本部が見つけたが、悪天候で回収できなかった。 千代丸は親潮などに乗って太平洋側を南下した後、日本海を北上する対馬海流に乗り、計4000~5000キロを漂流したとみられる。村上さんは「2年以上も漂って、よく見つかったものだ。使える状態であれば引き取りたいが、輸送費がいくらかかるか心配だ」と話しているという。
【動画】現代版「ノアの方舟」公開=瀬戸口翼撮影津波救命艇の船内。大人25人が座れる=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影転覆に備えて気密性を高めているが、ハッチを開けて換気できる=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影座席のヘッドレストや座面は子ども用に高さを変えられる=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影座席の下には非常食などを収納するスペースも=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影津波救命艇の船内には個室トイレを備える=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影津波救命艇には後部ハッチから出入りする=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影津波救命艇の船内。床下には飲料水などが貯蔵されている=6日、東京・霞が関の国土交通省、瀬戸口翼撮影 津波の中でも沈まない小型救命艇の開発を国土交通省が進めている。試作艇が6日、東京・霞が関の同省で公開された。転覆
公開された「津波救命艇」の試作品=6日、東京・霞が関 国土交通省は6日、近くに高台のない沿岸部への配備を想定した「津波救命艇」の試作品を初公開した。逃げ込んだ高齢者や幼児らの身を守る現代版「ノアの箱舟」。試乗した太田昭宏国交相は「食料はあるし、連絡も取れる。圧迫感もなく、完成度が高くて大変有効だという印象を持った」と話し、導入を支援する意向も示した。試作艇は、全長8・4m、幅3mで、最大35人まで収容できる。オレンジ色の本体は強化プラスチック製で、周囲は白いクッション材が覆い、秒速10mで建物に衝突しても耐えられる。天井の高さは160cmとやや低いが、窓から光が入り、暗さは感じさせない。椅子のクッションを厚くするなど居住性に工夫した。仮に海に流され、転覆しても自然に元に戻る機能も確保。約1週間分の水や食料のほか、トイレを備え、救難信号で助けを求める装備もある。量産した場合、価格は1隻70
米ノースカロライナ(North Carolina)州ハッテラス(Hatteras)の南東約145キロ沖で沈没した英国軍艦「バウンティ(HMS Bounty)号」のレプリカ船。米沿岸警備隊(US Coast Guard)提供(2012年10月29日撮影)。(c)AFP/US COAST GUARD/Petty Officer 2nd Class Tim Kuklewsk 【10月30日 AFP】(写真追加)米ノースカロライナ(North Carolina)州沖の大西洋上で29日、英国軍艦「バウンティ(HMS Bounty)号」のレプリカ船が大型ハリケーン「サンディ(Sandy)」(後に温帯低気圧になった)の影響で沈没し、乗組員16人のうち女性1人が意識不明、男性1人が行方不明となっている。 米沿岸警備隊(US Coast Guard)は乗員14人をヘリコプターで救助。29日午後に女性乗組員1
印刷 関連トピックス地震津波避難用に改造される救命艇=堺市、四国運輸局提供 国土交通省四国運輸局は、東南海・南海地震で予想される巨大津波に備えて、四国沿岸部の老人施設や保育所に救命艇を配備する計画を発表した。「現代版・ノアの方舟(はこぶね)」として、数年がかりで25人乗りを1千隻配置し、2万5千人が避難できる態勢をめざす。自治体や有識者、造船会社による検討会を29日に設置する。 大型船舶に設置が義務づけられている現在の救命艇を改造する。素材は繊維強化プラスチック(FRP)で、高さ20メートルの津波から落下しても衝撃に耐えられる。さらに船底を重くして横波を受けても元の体勢に戻る復元力を強化し、船内に設置した浮袋で高さ10メートル以上の津波でも沈まないようにする。食料は数日分積み込む。 想定では1隻約300万円。四国運輸局の丸山研一局長は「救命艇なら数分で逃げ込むことができる。今ある救命
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く