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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (99)

  • 10年後にエネルギー経済は一変する:日経ビジネスオンライン

    人類は今、料不足という大きな課題を抱えています。ここ8年のうち7年は世界の穀物生産量が消費量を下回り、不足分を埋めるため穀物在庫を取り崩してきました。その結果、現在の在庫は1974年以来最低レベルにあります。一方小麦、米、トウモロコシなど主要穀物の価格は、史上最高値を記録しています。この状態を放置すれば料不足がいっそう深刻化し、人類文明が「もはやそれまで」という危機におちいるリスクがあります。 ―― 20世紀後半にも農作物不作で料価格が急騰しましたが、現在の状況との違いは何でしょうか。 米国のコーンベルトでの猛暑による減産、旧ソビエトでの凶作、インドのモンスーン期の水不足による減産などで料価格が高騰しましたが、これらは一時的な気象状況がもたらしたもので、次の収穫時には正常な生産レベルに戻れました。しかし現在の問題は、長期的な傾向なのです。原因の1つは、気候変動です。近年の熱波により

    10年後にエネルギー経済は一変する:日経ビジネスオンライン
  • 1度の成功に酔いしれている時間などない:日経ビジネスオンライン

    ジョン・ウェルス(John R. Wells)氏 英オックスフォード大学で物理学を専攻し、卒業後に欧州原子核研究機構(CERN)、英蘭ユニリーバを経た後1979年、ハーバード大学経営大学院修士号(MBA)取得。ボストンコンサルティンググループで2年働いた後、同大学院の教授陣に加わり、1984年、経営学博士号(DBA)を取得、同大学院助教授に就任。86年米モニターグループの欧州子会社代表取締役、94年ペプシコ・ヨーロッパのスナック菓子部門最高財務責任者(CFO)など主に財務部門で数々の要職を歴任し、2002年からハーバード大学経営大学院教授。2008年春、スイスの経営開発国際研究所(IMD)学長に就任。 先日、思い出していたのですが、1980年代に私は、日の力をもってすれば、世界全部を買えるかもしれないとさえ思いました。日は、今頃最も強力な多国籍企業集団になれていた可能性があった。 しか

    1度の成功に酔いしれている時間などない:日経ビジネスオンライン
  • 「ブラック フリースで新境地を切り開く」 老舗ブルックス ブラザーズの哲学(下):日経ビジネスオンライン

    店が現在のマディソン街の44丁目に移ったのは1915年のこと。その後、この界隈はブルックス ブラザーズを中心にポール・スチュアート、Jプレス、オールデン、アレン・エドモンズ、ジョンストン&マーフィーなども店舗を構えるようになり、アメトラショッピングの中心地になっていった。ただし、ブルックス ブラザーズの店員を経て自らのブランドを立ち上げたラルフ・ローレンは、マディソン街の72丁目に店を構えている。 ブルックス家は1946年までブルックス ブラザーズの社長を務めた。その後、オーナーは何度か代わっている。 中でも、英小売り大手マークス&スペンサーの傘下に入った1988年から2001年にかけて、ブルックス ブラザーズは自らを見失い迷走を続けた。マークス&スペンサーは高級衣料品を扱った経験がなく、スタイルの移り変わりの激しいウィミンズウエアを得意としている。これに対して、ブルックス ブラザーズ

    「ブラック フリースで新境地を切り開く」 老舗ブルックス ブラザーズの哲学(下):日経ビジネスオンライン
  • 紙に書いたメモを簡単にデジタル化できる便利なペン:日経ビジネスオンライン

    イスラエルで開発されたペン入力装置「MV Pen(エム・ブイ・ペン)」(1万2600円)は、通常の紙に専用のペンで手書きした内容を、そのままパソコンに取り込んだり、文字読み取りソフトと連動させることで、手書き文字をデジタル化する装置だ。 最近では大学でもノートパソコンの持ち込みが普通になっているし、会議の書記係もカタカタとノートパソコンでメモ作成している光景も当たり前になった。ノートパソコンが現代のメモ帳であり筆記道具になったといえる。ノートパソコンもニーズに合わせて軽量化されている。 それでもノートパソコンの持ち運びが面倒という人もいる。会議や学習、思索というシーンではノートパソコンの利用に違和感を感じる人も少なくない。キーボードというインタフェースが、人間の自然な知的活動に馴染んでいないという考え方もある。 「MV Pen」は、従来からの手書きの知的活動によく馴染む。気分転換に出かけた

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  • 【第26回】昇進試験で「主任」になれませんでした…:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    入社して数年ですが、早くも同期生から昇進で遅れをとりました。無性に悔しいです。何か、打開策はないでしょうか? 人事ジャーナリストが返信 あなたは、まだ20代なのですから、それほど昇進で一喜一憂する必要はないと思います。ですが、その気持ちはよく分かります。 前に取材した大手百貨店では、入社して3年目から、「主任」への資格試験を受けるといっていました。人事担当者によると、「そのハードルは概して低い」そうですが、入社3年目から、給与や待遇などに多少の差が生まれてきたりします。 職場サバイバルを考えるうえで、あなたが勤務する会社の昇進の仕組みを研究することは大切です。 筆者は、一定の規模(中堅、大企業)に達した会社の場合、その会社独自の昇進の「仕組み」があると考えています。今回は、この昇進の「仕組み」について考えてみます。 会社独自の昇進の「仕組み」とは、例えば、たくさんいる部長職の中でも、役員に

  • オゴり倒して、70年!接待やない、楽しいからや:日経ビジネスオンライン

    泉井 その割には売れてへんのや。 ―― いくつ刷ったんですか。 泉井 6000部。重版の話はまだない。 ―― それはそれは…。さて、中身の話ですけど、著書の帯に「オゴリ倒して70年」とありますよね。これまでにどれだけ奢ったんでしょうか。 泉井 分からん。というかね、おごるちゅうてもね、僕はおごったという認識はないんです。自分も一緒に楽しませてもろうた、という認識はあるけど、おごってあげたという認識はない。 ―― えっ、そうなんですか。 泉井 一人で遊ぶより、みんなで遊んだ方が楽しいし。それに、中央官僚やスポーツ選手はみな一流。そういう人たちは何か持ってるから、話していて楽しいねん。結果的に、僕が支払いしとるんやけど、その時は僕がそういう立場だったからね。僕が払ろうたあげるから来なさい、とかそんな意識ないわ。 ―― 山崎拓・元自民党幹事長への献金が2億7700万円。渡辺美智雄・元副総理が名乗

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    fum_k9
    fum_k9 2008/06/03
    おもろいおっちゃんや
  • 国内外の広告賞を総ナメにした「UNIQLOCK」:日経ビジネスオンライン

    ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料専門店ユニクロが、この2年足らずの間にWebサイトを通じたプロモーションを積極展開している。その代表作であるブログパーツ「UNIQLOCK」は、このほど世界三大広告賞の1つである「One Show」のインタラクティブ部門でグランプリを受賞した。国内外で高く評価され、ほかにも、「NY ADC」ハイブリッド部門でキューブ(最高賞)、「東京インタラクティブ・アド・アワード」でグランプリを受賞するなど各賞を総ナメにしている。ユニクロのWeb展開の現状と狙いをリポートする。 一連のネットプロモーションを率いた同社マーケティング部グローバル新メディアチームリーダーの勝部健太郎氏は、6月17日に開催するネットマーケティング関連の大規模イベント「NETMarketing Forum Spring 2008」のユーザー特別講演「『世界で勝つためのWeb』12の視点~

    国内外の広告賞を総ナメにした「UNIQLOCK」:日経ビジネスオンライン
  • 第2回 すべての本が音読を勧めるのはなぜか? ~秘密は「ヴェルニッケ中枢」と「ブローカ中枢」の連携に:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 英語の上達方法をコーチする“英語”は、なぜ音読にこだわることが多いのだろう。 前回お話ししたように、5月30日に、私の新しい著書『英語ベストセラーの研究』(幻冬舎新書)が刊行された。このを書くために、私は戦後60年間のベストセラー英語を10年刻みで選び出し、それらがなぜ何十万、何百万の読者に熱狂的に受け入れられたのかを分析した。扱ったは23冊だが、目を通したはその倍以上にのぼる。今回は、それらのを通して最も人気の高い学習法である「音読」に焦点を当てて書いてみたい。 今から40年近く前の1970年に、同時通訳者として名高い國弘正雄氏が『英語の話しかた』というを著し、非常に骨太の内容にもかかわらず、75万部を越える大ベストセラーと

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  • 社内づき合いのYES、NOを見極める:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 企業でプロフェッショナルとして仕事をする、“企業内プロ”になるためには、どのように振る舞えばいいか。このコラムでは、社内外の人間関係の構築術や仕事の進め方について見ていく。 職場での人間関係は、仕事をするうえでプラスにもマイナスにも作用する重大事だ。できることなら、良好な関係を保ちたい。今回は、社内での飲み会やイベントなどの「社内づき合い」に関して、「どんな時は参加すべきか」「どんな時に断るべきか」について述べていこう。 まず、原則として出席すべきものは「公式の社内行事」だ。例えば歓迎会や送別会など、部課内の全員参加が暗黙の了解であるようなイベントには、可能な限り出席すべきだ。コミュニティーの結束上、避けられないものと考えよう。 こうした行事

    社内づき合いのYES、NOを見極める:日経ビジネスオンライン
  • 欧州のZARAやH&Mなど衣料小売り、世界へ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Carol Matlack (BusinessWeek誌パリ支局長) 米国時間2008年5月9日更新 「Europe's Top Performers Go Global」 欧州の衣料品市場で成功するのは容易なことではない。欧州のほとんどの国では、日曜日の営業は法律で禁じられている。平日の夜の営業を禁止する国もある。フランスでは、バーゲンの開催は年に2回、1月と7月の特定の時期に限定されている。さらに、不安定な経済、高い人件費、欧州連合(EU)域内の平均19.5%の付加価値税(内税)が追い討ちをかける。これでは衣料小売業で成功する可能性はおぼつかないように思える。 それでも、一部の欧州の衣料小売り大手は、地元で業績を伸ばすだけでなく世界でも成

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  • 邦銀のサブプライム損失は小さすぎる?:日経ビジネスオンライン

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    邦銀のサブプライム損失は小さすぎる?:日経ビジネスオンライン
  • 米大統領選、マケイン氏報道に見る日米の情報格差:日経ビジネスオンライン

    昨年末に、コラムを書こうと思って取材をしたり調べたりしたものの、執筆に至らなかった題材を整理し、パソコンに入力した。ファイル名は「2008年宿題.txt」である。今年2008年にやるべき宿題のリストは非常に長いものになってしまった。リストの中で、日経ビジネスオンライン(NBO)に関する部分をそのまま掲載してみよう。 ◎ NBO・知財(特許とインターネット) ○ NBO・日で報じられないマケイン氏 ○ NBO・三菱とUFJのシステム統合 ○ NBO・朝日社説批判 (NHK会長人事) ○ NBO・マクニーリ氏の発言 ○ NBO・電子メール問題 ○ NBO・年金問題 ○ NBO・憂な調査報告 ○ NBO・NSSolの天下り ○ NBO・携帯番号移転 ○ NBO・生体認証について(偽造キャッシュカードその後) 「◎」を付けたのは何としても書かないといけない話である。来、昨年春頃には書けたはず

    米大統領選、マケイン氏報道に見る日米の情報格差:日経ビジネスオンライン
  • LEDが照明マーケットを変える:日経ビジネスオンライン

    近年、「白色LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)」「OLED(Organic Light Emitting Diode:有機発光ダイオード)」といった「半導体照明(Semiconductor Lighting)」の技術革新が急速に進み、照明用の光源として存在感を高めている。今年に入ってからも、欧州照明大手の蘭フィリップスによる大手LED照明メーカー、米カラーキネティクスとカナダのTIRシステムズの相次ぐ買収や、米国照明大手ゼネラル・エレクトリック(GE)がLED大手、米クリーの買収提案を行ったという報道があり、にわかに注目を集めている。 国連の調査によると、都市部に住む人口の比率である都市化率は世界的に上昇している。人口の増大を加味すると、ますます多くの人々が都市に住むようになってきており、今後長期的に見ても、その傾向は変わらないと予想されている(図1)。 こ

    LEDが照明マーケットを変える:日経ビジネスオンライン
    fum_k9
    fum_k9 2008/02/05
    一般的な経験則として、「性能・機能が1ケタ上回るか、価格が1ケタ下回る場合」、もしくは「被代替技術の技術革新が止まっている場合」には、技術代替が起こると言われる
  • 完璧な修復をしてはいけない 〜名画を世に残す意思と技術:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    彼の工房に持ち込まれる絵画には、数億から数十億の値がつく名画もある。たとえば、ピカソのような。 いずれもが、絵画修復師・岡崎純生(おかざき・すみお)に修復、復元を依頼する絵画ばかりだ。蒐集家が所有する絵画もあれば、画廊経営者が持ち込む絵画もある。美術館や博物館からの修復依頼もある。もちろん、保険をかけた上での搬入だ。 「修業時代をふくめれば、修復の仕事に携わって30年以上になりますが、どれだけ眠れない夜を過ごしたか……、いまだってそうですよ。何十億もする絵画を預かっているかと思えば、緊張して眠れなくなる」 眠れないのは、火災や震災、あるいは窃盗を心配しているだけではない。依頼主の依頼どおり、修復ができるかという葛藤が頭を離れないからだ。 修復は、大きく二つに分けられる。 ひとつは劣化。これは絵画が自然発生的に傷んでいくことだ。保存環境が悪かったり、何百年も前に描かれた作品には、これ以上の劣

    fum_k9
    fum_k9 2007/11/12
  • 神話の世界から降りてきたニコン:日経ビジネスオンライン

    特集「イノベーションで切り拓く新市場」が、「ザ・ターニングポイント ~イノベーションの軌跡」として装い新たに再スタートを切りました。動画番組もテキスト記事も今まで以上にパワーアップしてお届けします。番組では、ニコンの苅谷社長、木村専務をはじめとするキーパーソンへのインタビューなどを通して、ニコンのターニングポイントに迫りました。ぜひご覧ください。 ※上記でご覧になれない方、またはOSがMACの方はこちらから (システム条件がWindows XP Service Pack 2 or Vista以降で、Quicktime7.2が必要です。MACの方は、Mac OS X v10.3.9とv10.4.9以降。必要に応じてインストールをお願いします。 Quicktime:windowsMac) ※iTunesの登録はこちらから また、Windows VistaのInternet Explorer7

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  • 深刻な株式市場の格差問題:日経ビジネスオンライン

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  • ベア・スターンズ、無謀すぎた賭け:日経ビジネスオンライン

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  • 婦人靴の卑弥呼、顧客調査に基づいて販路改革へ:日経ビジネスオンライン

    婦人大手の卑弥呼が新社長の指揮の下、販売チャネルの改革に乗り出している。従来からの主要チャネルである百貨店に加え、2008年夏以降にはファッションビルや駅ビルへの進出をうかがっている。 2007年4月に同社が実施した1500人規模の顧客アンケート調査やグループインタビュー(6人1組のグループに合計6回)の結果によれば、卑弥呼のターゲットである女性客のうち、約15%は依然として百貨店でを購入しているものの、約25%はファッションビルや駅ビルでを購入していることが分かった。購入時の女性客の百貨店離れが顕著になっており、卑弥呼の年間売上高も約100億円で横ばいが続いていることから、卑弥呼は新たな販路の開拓を迫られている。 卑弥呼の調べによれば、百貨店での婦人の販売額は年間約2000億円と想定される。だが、全チャネルを合計すれば、その5倍の1兆円の市場規模があるという。卑弥呼の主要顧客で

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  • 読まずに死ねるかドストエフスキー~『「カラマーゾフの兄弟」続編を空想する』 亀山郁夫著(評:山本貴光+吉川浩満):日経ビジネスオンライン

    誰が言ったか忘れたが、「これからミステリを書くつもりならアガサ・クリスティは読まないほうがいい」らしい。要するに、たいていのトリックはクリスティが書いてしまっているから、読めば読むほど書く気も失せるだろうというわけだ。 これをもじって言えば、これから小説を書くつもりならドストエフスキーだけは読まないほうがいい。いや、こう言おうか。今後ともお気に入りの作家を安心して楽しみたいなら、けっしてドストエフスキーだけは読んではいけない。凡百の小説は、彼の前で色あせてしまうだろうから。とりわけ『カラマーゾフの兄弟』はいけない。 それでも興味を惹かれてしまったあなたにはこう申し上げたい。「ロシア文学の最高傑作」だなんて重々しい看板に尻込みし、こんなにサーヴィス精神旺盛で身につまされるネタが満載のエンターテインメント小説を読まずに死ぬのは誠にもったいない、と。 ミモフタモナイことを言えばこの小説、カラマー

    読まずに死ねるかドストエフスキー~『「カラマーゾフの兄弟」続編を空想する』 亀山郁夫著(評:山本貴光+吉川浩満):日経ビジネスオンライン
    fum_k9
    fum_k9 2007/10/11
  • このままでは日本から資産が逃げていく:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題で、一躍脚光を浴びたのが「証券化」という手法だった。要するに、焦げ付きの可能性が高いものから安全性が高いものまで、貸付債権を混ぜ合わせて証券にし、投資家に売却する手法だ。その結果、サブプライム債権の担い手が世界のどこにいるのか見えにくくなったことが、今回の金融不安を助長する一因となった。 といっても、今回の主題はサブプライム問題ではない。私がここで証券化という言葉を持ち出したのは、玉石が入り混じっているという点で、日の金融と似ていると思ったからだ。米国に比べて、金融力がはるかに弱いと言われる日だが、その中にも極めて優良な“玉”がある。それが個人金融資産である。 玉石混交の日の金

    このままでは日本から資産が逃げていく:日経ビジネスオンライン