豪シドニーのタロンガ動物園で飼育されているアカオファスコガレーヌ(2014年5月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/PETER PARKS 【3月7日 AFP】コアラやカンガルーに比べて「醜い」げっ歯類やコウモリの研究は人気がなく、研究資金や研究例も少ないと指摘する報告が今週、哺乳類研究の専門誌「マーマル・レビュー(Mammal Review)」に発表された。 報告は、オーストラリア固有の動物の45%を「醜い動物」が占めているのに対し、それらが詳細に研究されることは少なく、研究は「より魅力的な」動物に関するものに偏っていると述べている。 豪マードック大学(Murdoch University)の野生生物学者、トリシュ・フレミング(Trish Fleming)氏によると、研究対象は「良い動物」(カンガルーやハリモグラ、コアラなど)と「悪い動物」(ネコやウサギを含む外来種)、さらに「醜い動物」