2019年、世界の常識を変える 大きなできごとがありました。 モスクワのある研究者チームが、 世界ではじめて「時間の逆転現象」を 人工的につくり出すことに成功したのです。 時間が戻るってどういうこと‥‥? そんな疑問に答えてくださったのは、 物理学者の高水裕一さん。 『時間は逆戻りするのか』という本の著者で、 あのスティーヴン・ホーキング博士の 最後の弟子とも呼ばれているすごい方です。 あまりに壮大で謎だらけの宇宙に、 取材中なんども背筋がぞわぞわっとしました。 想像力をフル回転させながらお付き合いください。 担当は「ほぼ日」の稲崎です。 >高水裕一さんについて 物理学者。 筑波大学計算科学研究センター研究員。1980年東京生まれ。2003年、早稲田大学理工学部物理学科卒業。2007年、早稲田大学大学院博士課程修了、理学博士。2009年、東京大学大学院理学系研究科ビッグバンセンター特任研究