ある海外オーディオファンサイトのフォーラムで、オーディオ向けとされるSSDのサンプルテスターが募集されており話題となっているらしい(オーディオファン向けに設計されたNVMeSSD、PC Watch)。このSSDは1TBの3D TLC NANDフラッシュをpSLC(疑似SLC)モードで駆動するM.2 NVMe SSDだそう。PC Watchの記事によれば、肝心の音質は疑似SLCであることが重要だとのことで、記事の表現によれば
2019年に一時ネットを騒がせたGIGAZINE所有の倉庫が重機で破壊されたとする件に関連して、建物収去土地明渡等請求訴訟が起こされており、11日に大阪地方裁判所で判決が行われた模様。5ちゃんねるなどで裁判を傍聴をした人の書き込みなどが出ており、その内容が正しければ、原告は土地の所有者側となる日新プランニング。判決では原告側の請求を認め、被告となるGIGAZINE側の請求を棄却した内容になっている模様(表現の自由ちゃんねる、KEISUI ART STUDIO、KEISUI ART STUDIOその2、GIGAZINE倉庫破壊の現在の状況と続報まとめ)。 あるAnonymous Coward 曰く、 GIGAZINE所有物件、地上げ目的で破壊される https://srad.jp/story/19/04/01/0614201/ https://gigazine.net/news/201903
スペックの良いPCを与えられてもすぐ使えるわけではなく、セキュリティのため様々な手続きや作業が必要です。 ・PCを社内システムに登録申請(しないとNWに接続できない) ・ブラウザの設定変更(社内システム用設定とセキュリティ設定とプロキシ設定) ・社内システムのサーバ証明書のインポート ・PCから社内システムにアクセスするためのクライアント証明書発行申請、証明書インポート ・アンチウィルスソフトのインストールと設定(ログの周期などいくつか細かい設定変更が必要) ・ファイル暗号化ソフトのインストールと設定 ・メーラーのインストールと設定 ・誤送信防止ソフトのインストールと設定 ・メールフィルタリングソフトのインストールと設定 ・メーラーの設定変更(メール送受信で上記のソフトを介すように変更) ・その他設定(WUS、NTP、DNS) ・以上を実施したことをExcelの管理簿に記入 なお、新入社員
あるAnonymous Coward 曰く、 先日、読み取りづらいQRコードに遭遇したため、いくつかのQRコードリーダーを試していたところ「公式」を謳うQRコードリーダーが起動時に位置情報の取得を要求してくることに気づいた。位置情報を要求してくるのは、QRコードの特許及び商標を保有している株式会社デンソーウェーブと、アララ株式会社が共同開発している「公式QRコードリーダー "Q"」。 不審に思って調べてみたところ、実はこの「公式」QRコードリーダーは「アクセス解析機能」が有効化された特別なQRコードを読み取ると、GPSを使った高精度の位置情報が開発元のログ収集サーバー(api.qrqrq.com) に送信される仕組みとなっていた(ログ送信時のキャプチャ)。もちろんQRコード自体に、そのような仕様が存在しているわけではなく、位置情報の送信は「公式QRコード作成サイト」(2017年9月開始)
私(安岡孝一)の8月8日の日記に関連して、『民事月報』のバックナンバーをあさっていたところ、第5巻第10号(昭和25年10月)p.56に「戸籍の届出及び記載に関する夏時刻の表示方について」(昭和25年9月7日民事甲第2384号民事局長通達)を見つけた。 夏時刻法(昭和二十三年法律第二十九号)第二條第二項の規定によつて、九月の第二土曜日は二十五時間をもつて一日とされているところ、同日の第二十五時間目中に発生した事件について戸籍の届出及び戸籍の記載に関する時刻の表示方につき疑義を生じている向があるようであるが、この表示は「午後十一時何分(夏時刻)」の振合によることに一定した(なお同日の第二十四時間目までの時刻の表示及び同日の第二十五時間目を終つたとき翌日の午前零時と表示することについては、他の日におけると同じである)。從つて、今後は出生及び死亡の各届出書に記載する事件の発生時分並びに死亡に関す
ネットサーフィンしていたところ、『東京五輪終わっても「サマータイム」恒久的運用へ』(スポーツ報知、2018年8月8日)という記事に、面白いことが書いてあるのを見つけた。 ◆夏時間への切り替え方 導入初日を4月の最初の日曜日とした場合は午前2時に2時間進め午前4時に合わせる。夏時間が始まる日曜日は1日が22時間になる。10月最後の日曜日をサマータイムが終わる日とした場合は午前4時に2時間戻し午前2時に合わせる。この日は1日が26時間となる。 いや、それは、かなりマズイことになると思う。現在の日本の法令は、そのほとんどが「一日」を「二十四時間」だと仮定していて、しかも、同じ時刻が二度存在しないことを、大前提としているからだ。たとえば、戸籍法施行規則第二十一条第七号。
ストーリー by hylom 2018年06月13日 16時10分 ゴールは見えているのに間違った方向に行こうとしてませんか 部門より 政府が2018年版(2017年度)の科学技術白書を発表した(文部科学省の科学技術白書ページ、日経新聞、毎日新聞、朝日新聞)。 科学技術白書では、日本の論文数や被引用数が減少しているとし、科学技術に関する基盤的な力の強化が必要としている。また、キャリアパスの不安定さや経済的負担などから大学博士課程に進学する学生が減少していること、人材の流動性や多様性が不足していること、新たな研究分野への挑戦が不足していること、研究時間が減少していること、研究資金の伸びが停滞していることなどが指摘されている。
このたび、防衛研究所が戦史叢書の最初の10巻のWeb公開を開始した(戦士史料・戦史叢書検索)。 公開されたのは次の10巻。 マレー進攻作戦比島攻略作戦蘭印攻略作戦一号作戦<1>河南の会戦ビルマ攻略作戦中部太平洋陸軍作戦<1>マリアナ玉砕まで東部ニューギニア方面陸軍航空作戦大本営陸軍部<1>昭和15年5月まで陸軍軍需動員<1>計画編ハワイ作戦 太平洋戦争(大東亜戦争)の戦史をまとめた一次資料で、防衛研修所戦史室が1966年から編纂した戦史叢書(そうしょ)は資料的価値が高いものの、都道府県図書館や大学図書館など閉架式の大型の図書館にしか収蔵されなかったため一般の人にとってはアクセスがしにくい資料だった。 子供の夏休みの宿題の予習として、お父様、お母様方この夏戦史叢書を読んでみるのはいかがだろうか。
機械学習システムで人権を傷つけた場合、誰が責任を負うのだろうか。MSのAI「Tay」のようにユーザーとのやり取りから人種差別や陰謀論を学習し、AIが差別的な発言を行う事例は存在している。 米国時間5月16日、人権と技術グループの連合体は、こうした問題を解決するためにトロントで機械学習に関する新しい宣言を発表した。この宣言はトロント宣言と呼ばれ、機械学習システムが既存の人権法に違反したり、差別しないようにする義務の確立に力を入れるという。 この宣言には、すでにアムネスティ・インターナショナル、アクセス・ナウ、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、ウィキメディア財団が署名しているという。この宣言は、一般的な差別以外にも、アルゴリズム的な差別が発生した場合における是正の権利や仕組みについても焦点が当てられているとのこと(The Verge、Slashdot)。
米食品医薬品局(FDA)はトランス脂肪酸を含む油脂の食用を今年6月より禁止する方針だ(過去記事)。トランス脂肪酸を多く含む食品としてはマーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどが知られているが、こういった動きを受けて日本メーカーがマーガリンの成分を変更するそうだ。 明治は3月より全製品で部分水素添加油脂を不使用とし、トランス脂肪酸の含有量を大幅に削減する(ITmedia)。代わりにパーム油などを使った独自開発の油脂を利用するそうだ。また、雪印メグミルクも3月より同様の変更を行う(日刊工業新聞)。 日本人のトランス脂肪酸摂取量は食生活の違いから米国人と比べて大幅に少ない傾向にあり、そのため日本では規制がされていない。日本でも最近「マーガリンの摂取は危険」といったような悪評が広まっており、両者はそれに対抗するために成分の変更を行うという。
ゴシック小説「Frankenstein: or The Modern Prometheus」(「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」、通称フランケンシュタイン)が1818年1月1日に出版されてから2世紀余りが過ぎた。なお日本語版ウィキペディアでは同年3月出版と記述されているが、「ディオダディ荘の怪奇談義」ページによると1月1日に出版した後、同年3月11日に作者の夫の序文を付け足して再出版となっている。 知らぬ者がほとんどいないであろう「フランケンシュタイン(製作者)の怪物」(作中固有名詞は無い)に比べ、ゴシック小説であり初期SF小説の一つに含まれる、当小説自体(現在流通しているのは1933年出版の第3版準拠らしい)を読んだ人間は少ないであろう。 現在人類の科学工学技術水準は、会話を行い、詩歌楽曲を愛でる「フランケンシュタインの怪物」水準に及んでいないが、遠からずそこに至るであ
ビームを照射して物体を動かす手法は「トラクタービーム(牽引ビーム)」などと呼ばれ、SFの世界ではよく登場する。こういった技術を実用化すべく研究が進んでいるそうだ(CNET、Slashdot)。 現在開発されている技術は、超音波や光などを利用して小さな物体を浮揚させる方法というもの。これを研究するブリストル大学のエンジニアが、波長の長い「音響トラクタビーム」を使って1.6cmほどのサイズの発泡スチロールを空中に浮かすことに成功したという。 この技術は急激に変動する音の渦を使用するというもので、渦のねじれ方向を変更することでトラクタービームを安定させ、大きな物体を保持できるようになったそうだ。現実的な応用例としては、薬が入ったカプセルや手術用器具を人体内に送り込んだり、壊れやすい物体を触れることなしに移動させたり操作するといったものが考えられるという。 また、ビームの出力を大きくすることでより
後から判明した情報がいくつかありますので補足しておきます。 はてぶなどで誤解している人が多く見受けられますが、1997年の著作権法改正時点で耳コピ作品の無断公開は違法です。 つまり、1997年の法改正時点で、アップロード楽曲の権利関係を全く気にしていなかった草の根BBSのMIDIフォーラムは違法サイトだったと言うことです。 2001年以前にも違法になったことによる自主的な活動自粛や議論はあったと思いますが、JASRACで利用料金の徴収を行っていない以上、JASRAC側から積極的なアクションがあったとは考えにくいです。 間接情報になりますが、JASRACといえば10数年前に起こった、MIDI撲滅事件。その時に送られてきたメール。(Togetter)に、JASRACからの警告メールがどのような文面だったかの情報があります。 具体的にいつ来たメールなのかは不明ですが、メール内にすでに手続き申込の
経済産業省が9月7日付けで『電動アシスト付ベビーカーに関する道路交通法及び道路運送車両法の取扱いが明確になりました~産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」の活用~』という発表を行っている。 経産省が事業者から電動アシスト機能を備えたベビーカーに対する照会があったとのこと。これに対し、経産省は照会されたベビーカーについて「軽車両」に相当し、道路交通法上は車道もしくは路側帯の通行が求められ、また警音器など「軽車両」の保安基準に適合する必要があると判断している。 なお、電動車椅子は車椅子と同様に「歩行者」と同じ扱いである。 今回照会された「電動アシスト付きベビーカー」は6人乗りで、保育士が乳児・幼児などを乗せて利用するものだという。いっぽう、2014年に経済産業省が発表した『電動アシストベビーカーと道路交通法の関係が明確になりました~産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」の活用~』文書で
Facebookは人工知能を利用した、交渉を行えるチャットボットを開発しているという。しかし、交渉によって得られる利益を最大化するようボットを設定したところ、ボットは人間には理解できない独自の言語を使って会話をし始めるようになってしまったそうだ(BizSeeds、The Atlantic、NewScientist、研究論文)。 このチャットボットはFacebookの研究チームが人工知能を使った交渉やアシスタント機能を実現するために開発したもの。5000件以上の会話データを元に学習させた上で、人間やほかのチャットボットと会話を行わせたという。 実験ではまずボットに対しできるだけ人間による会話を真似るよう設定したそうだが、その場合交渉能力は弱く、「好ましくない」提案に対しても同意してしまう傾向が見られたという。また、会話や交渉によって得られる「利益」を最大化するよう設定した場合、交渉能力は上が
アメリカ人はヨーロッパ人よりも休暇を取らないことで知られる。フランスでは平均30日の休暇を取るのに対してアメリカ人は17日未満。米国の全従業員の半数以上(54%)が、昨年から休暇を取っておらず、6億6200万日もの休暇が使われなかったものと見られている。 アメリカ労働者7,331人に対する調査によると、こうした有給を取らない米国労働者の約60%は休むと仕事が無くなることを恐れており、さらに47%が自分の仕事を他人が代替できないと考えている、また36%は献身的な仕事を行うことで上司によい印象を与えたいと考えているようだ(QUARTZ、Slashdot)。 米国人が休暇を取らないことは以前から指摘されており、その理由の1つとして米国では企業に対し年次有給休暇の付与を義務付けていないことがあるとされている(ハフィントンポストの2013年記事)。ただ、有給休暇が設定されている企業においても、会社の
私(安岡孝一)の2016年2月26日の日記の読者から、近江龍一・西原陽子・山西良典の『ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング』(人工知能学会第31回全国大会論文集, 2M2-OS-34a-1, 2017年5月24日)という論文を読んでほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたのだが、書写言語研究におけるサンプルデータの重要性を全く理解していない論文で、正直、頭が痛くなった。 本研究では猥褻な表現に関する文を集めるために,pixivに投稿されているR-18小説を用いた.R-18小説に分類される小説の中から,2016年10月のウィークリーランキングTop10の小説を選択し,分析に用いた. そんな偏ったサンプルデータ10本で、まともな結果が出るわけが無いだろう。しかも、なぜpixivに限定しなければいけないのか、pixivに限定する意図は何なのか、この論文には全く書
『ISO 3602をヘボン式に改正要求』の読者から、伊澤拓也の『「ti」「chi」どっち? ローマ字、児童混乱 教員ら「一本化を」』(毎日新聞[東京], 2017年3月21日, 夕刊p.9)という記事を読んでほしい、との御連絡をいただいた。 さまざまな形式が混在したローマ字を統一するため、昭和初期に文部省(当時)がほぼ母音と子音の2文字で構成する訓令式をまとめた。1954(昭和29)年の内閣告示で現在の訓令式のつづりを正しいローマ字として定める一方、ヘボン式の使用も認めた。 『NかMか』にも書いたが、臨時ローマ字調査会(1930年12月15日~1936年6月26日)において、5年半もの激論の末に「訓令式ローマ字」を決めたのだから、文部科学省としては今更その議論を蒸し返したくないだろう。しかしながら、GHQが出したSCAPIN-2(1945年9月3日)以降、「ヘボン式ローマ字」が日本中に広ま
Microsoftが独自のSF短編小説集「Future Visions」を公開した。残念ながら英語版のみのリリースではあるが、KindleやiBooks、Barnes and Noble、Koboといった電子書籍サービスから無償で入手できる。 参加している作家はElizabeth Bear、Greg Bear、David brin、Nancy Kress、Ann Leckie、Jack McDevitt、Seanan McGuire、Robert J. Sawyer。 MicrosoftがSF小説をリリースするというのは珍しい感じがするが、これら作品はMirosoft Researchの研究を元に作られたとのこと。各作品のテーマはそれぞれの作家を実際にMicrosoft Researchに招いたうえで決められたそうだ。
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