2008年 1月 31日に届いた刊行物から、以下を紹介いたします。 財団法人日本クリスチャンアカデミー機関誌『はなしあい』(2008年1・2月号 第491号) 巻頭のことばとしての、理事長シュペネマン・クラウス氏「他者のための教会」の部分要約です。 ・38年前に来日。日本クリスチャンアカデミーが教会とはほとんど関係がなかったことに驚いた ・日本の教会は閉鎖的であり、社会には関心がないと言われた ・「閉鎖的」=「他者を中に入れない」態度←社会学が組織化の程度の弱いグループの傾向に特徴づけるためによく使う言葉 ・教会の本質に関する理解が根本的に間違っていると、教会が社会に関心がなくなる ・プロテスタント教会は、救済に重点を置いて、人間の日常生活を罪の観点から否定的に見る傾向がある。健康、滋養、居住、休養、遊戯などは、一語でいえば、人間の幸福は「究極以前のもの」として神から人間に与えられた権利。