一般的にあまり知られていないが、日本には現在も発行を続ける「世界最古の美術雑誌」がある。それは、日本・東洋古美術研究誌の『國華』。この雑誌は、明治22(1889)年10月、思想家の岡倉天心(1863~1913年)とジャーナリストであり政治家でもあった高橋健三(1855~98年)が中心となって、日本や東洋の文化を再評価すべく創刊された。岡倉が掲げた宣言文冒頭には「夫レ美術ハ國ノ精華ナリ」の言葉が掲げられ、「今日の國華は将来の東皇(東方の神、指導者)となることだろう」(現代語訳)と結ばれている。
ギター、ベース、DTM 機材や音楽についての個人運営ブログ A blog about Guitar, Bass, Recording Gear and Music. 米国の経済誌フォーブスに、フェンダーのCEO アンディ・ムーニー氏のインタビューが掲載されました。 音楽および楽器業界の現状や、フェンダーの取り組み、そしてライバルであるギブソンの不振について、率直に語った内容の一部を抄訳してご紹介します。 フォーブス:ギターはベビーブーマー*の楽器です。なぜあなたは楽観的に捉えているのですか? (*訳注:第二次世界大戦後、兵士が帰還し出生率が上昇した時期に生まれた世代のこと。一般的に1946年から1964年生まれを指す) アンディ・ムーニー(以下AM):現在の状況がポジティブだからです。ライブと録音された音楽の売上は過去最高で、さらに成長し続けています。 1億2500万人もの人々がデジタルス
「格式、しきたり、歴史、文化、伝統、すべてを飛び越えた、あの世と、この世のはざま感。とにかくヤバい◎」― 武末 亮(Noahlewis’ Mahlon Taits) “This was traditional, transformative music, and music that made so much sense coming from EM’s epicenter.”― Matt Werth / RVNG Intl. 人呼んで「琉球ペットサウンズ」!ビーチボーイズ・ファンもアヴァンポップ好きも腰を抜かす必殺のウチナーポップ奇跡の1977年録音が、あの“第四世界”デュオ、Visible Cloaksによるリミックスをカップリングして夢の音盤化。 「かじゃでぃ風節(ふーぶし)」は琉球古典音楽・琉球舞踊を代表する曲で、結婚式などのめでたい席で演奏される大定番。通常、少人数で三線を伴奏に
キリスト教信者摘発のために始まった絵踏は、なぜ形骸化し年中行事となったのか。絵踏が行なわれていた長崎をはじめ九州諸藩が抱える事情や作法・形態・手順、踏絵素材の変更などを明らかにし、キリシタン捜索手段から信者でないことを証明する手段への変容過程を探る。悲劇的文脈で語られてきた従来の絵踏観に一石を投じ、潜伏キリシタンの姿に迫る。 踏絵なのか、絵踏なのか―プロローグ 日本キリスト教史のなかの禁教史 キリスト教伝来と布教活動 禁教令の起源と展開 宗門改と絵踏 潜伏キリシタンの露顕 修好条約締結と禁教政策の緩和 禁教政策の最前線の長崎 長崎の二つの支配体制 踏絵の主題と図像 長崎奉行はどのように踏絵を管理し、実施したのか 踏絵を所持した藩 小倉藩・熊本藩 禁教・宗門改を特別視しなかった小倉藩 踏絵の〝質〟にこだわった熊本藩 踏絵を借りた肥前国の藩 平戸藩・福江(五島)藩・島原藩・大村藩 踏絵の貸与を
アレルギーを持つ人にとって命とりとなるアレルゲン(アレルギーの原因物質)の誤食。それを防ぐための「アレルギー表示テープ」が「これは流行ってほしい」と話題になっています。発売元に開発のきっかけを聞きました。 「アレルギー表示テープ」は、黄色をベースに黒い文字で「アレルギーがあります」と書かれたテープ。コップや食器、カバンなどに貼ることにより、アレルギーがあることを分かりやすく伝えることができるほか、マジックなどでメッセージを書き足すこともできるので、「そば、エビ、カニ」「卵、乳製品」などのアレルゲン情報やエピペン(アナフィラキシーに対する緊急補助的な医薬品)の所持の有無なども知らせることができます。 アレルギー表示テープ 子どもなど自分でアレルギーを把握できない人に助かるという意見の他、アレルギーを好き嫌いだと言われるというケースもあるとして好意的な意見が相次いでいます。 アレルギーの細かい
5月の連休明け頃から、日当たりの良い公園のコンクリートポットや階段、ご家庭の門壁やベランダ、橋の橋脚などさまざまなコンクリート壁に、小さな赤いムシがたくさんチョロチョロ動き回っているのをご覧になったことはありませんか? この生き物、昆虫ではなくダニです。若葉新緑の季節に突然、しかも大量に発生します。場合によっては室内に入り込んだり、洗濯物についたりするので、迷惑がられています。 正確には、ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属のカベアナタカラダニBalaustium murorum(Hermann)という種です。 タカラダニはこの季節に、全国のあちこちで大量に見かけられることが報告され、不快という苦情が寄せられるようになったのは1980年代頃からです。当所の衛生害虫統計でも、最初の苦情報告は1987年です。 このダニ、その生活史や生態など、不明な点がたくさんあります。 まず、5月から
皇居の森の中で、養蚕(ようさん)が行われていることをご存じだろうか。蚕(かいこ)を育て、繭(まゆ)から取れた糸は国賓への贈り物などに姿を変える。明治以降、歴代の皇后が受け継いできた伝統だ。1日、皇居で毎年恒例の「御養蚕始の儀」があり、今年も皇后さまが作業を始めた。 紅葉山御養蚕所。木々に囲まれた皇居のほぼ中央にある小高い丘に、古風な木造2階建ての建物がある。1914(大正3)年に建てられた養蚕用の施設だ。 「てのひらいっぱいに蚕をすくい取られる様子を見たときは本当に驚きました」。御養蚕所の主任として皇后さまを支えている代田丈志(しろたたけし)博士(68)はこう話す。大日本蚕糸会の蚕業技術研究所(茨城県阿見町)で品種改良や農業指導に携わり、約2年前に紅葉山御養蚕所の主任となった。以来、高校や大学を卒業したての若い助手4人と共に、皇后さまの作業を手伝っている。 御養蚕所では3種類の蚕12…
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