フォントワークスのフラグシップフォントである筑紫書体も、最初の提供フォント「筑紫明朝-L/LB」「筑紫A見出ミン-E」「筑紫B見出ミン-E」のリリースから10年が経ちました。今では多くのユーザーに愛され、雑誌や書籍などの出版物をはじめ、テレビテロップやWebサイトでの表示など、幅広いメディアでご使用いただいています。 今回、この10年を振り返った特別版として、グラフィックデザイナー 戸田ツトム氏のインタビューをご紹介します。筑紫書体を最初に評価いただいた方の1人として、リリースされてすぐの「筑紫明朝-L」についてお話を伺ったものです。DTP環境がより身近になり、また筑紫書体が多くの方に支持されているいま、改めて魅力をお伝えできればと思います。[2005年 取材] DTP時代、なぜ標準と呼べる本文用明朝がなかったのか。 筑紫明朝を最初にご覧いただいた時の感想を聞かせてください。 一番最初に