「多能化」とは、字のごとく、多くの能力をもつ状態と化すこと。たとえば、お菓子工場で働く工員が、これまではイチゴのせしかできなかったものの、新しく、ラインに流れてくるお菓子の不備をチェックする能力も得たとします。このとき、この工員は多能化することができたといえます。
「多能化」とは、字のごとく、多くの能力をもつ状態と化すこと。たとえば、お菓子工場で働く工員が、これまではイチゴのせしかできなかったものの、新しく、ラインに流れてくるお菓子の不備をチェックする能力も得たとします。このとき、この工員は多能化することができたといえます。
世にもめずららしい「あんこの本」だ。和菓子屋、甘味所、そして製餡所などを著者が一見ずつたんねんに取材し、それぞれの菓子をつくりだしている「あんこ」の魅力を伝えていく。
お菓子には、賞味期限がとても長いものがあります。 たとえば、ねりようかんの賞味期限は常温保存で「製造後1年」などと、とても長く設定されています。さらに「賞味期限後さらに1年はお召しあがりいただける」といったことを示しているメーカーもあります。 なぜ、ようかんの賞味期限がそうも長いのか。これには、砂糖が多く含まれていることが関係していそうです。 ようかんの原材料表示には、「小豆、砂糖、小麦粉、水飴、葛粉、寒天、食塩」などとあります。小豆のつぎに多いのが砂糖。砂糖がたくさん含まれているわけです。 この砂糖には賞味期限がありません。食品衛生法などの法律で、賞味期限を記すことを免除されています。 食べものが腐るのは「自由水」という水があるため。自由水は、読んで字のごとく、自由に動きまわることのできる水のことです。食べものの成分に束縛されて動かない「結合水」に対して「自由水」とよばれています。 砂糖
「陶磁器」は、よい質の粘土を材料にして、そこに鉱物を混ぜこみ、さらにそれを焼いたものです。ひとえに「陶磁器」といわれますが、「陶器」と「磁器」は異なるものです。 まず、陶器のほうは、「陶土(とうど)」または「陶石(とうせき)」とよばれる粘土に、ガラスの原料にもなる珪石、それに珪酸縁鉱物という種類のひとつである長石などを混ぜこんでつくられます。練って空気を外に出し、ろくろで回して形をつくっていきます。
人にとって、陸にくらべて海のことはまだわかっていないことが多くあります。しかし、海のいきものの多様性が、陸のいきものの多様性とおなじく減ってきているというのは事実のようです。 国連の提唱で2001年から2005年にかけて行われた「ミレニアム生態系評価」という環境アセスメントは、いきものの絶滅していく速さが、ここ数百年間で1000倍になったという報告を出したことで知られます。それだけでなく、魚についての状況も報告しています。
六角形の角材にコーティングがされていて、「“MITSU-BISHI”」や「HB」などの文字のほかに「三菱マーク」が刻まれています。鉛筆のおしりがコーティングされていて、「HB」などの硬さの表示のところだけ黒い帯になっている鉛筆も。 おとなになって「三菱グループは鉛筆まで手がけているとは幅広い!」とあらためて考える人も多いでしょう。しかし、この鉛筆をつくっている三菱鉛筆は、いわゆる三菱グループとは関係がありません。 三菱マークのデザインは、三菱グループのホームページによると、三菱財閥の創業者である岩崎家の家紋「三階葵」と、土佐藩主の山内家の家紋「三ツ柏」とを組み合わせてつくられたもの。「後に社名を三菱と定める機縁ともなりました」とも記されています。
きょう(2012年)1月13日、朝日新聞出版から『高血圧、効く薬効かない薬』という新書が発売されました。著者は東京都健康長寿医療センター副院長の桑島巌さん。 桑島さんは2007年12月に、朝日新聞出版から『高血圧の常識はウソばかり』という新書を出しています。この前作は3万部以上発行のロングセラーとなりました。それから4年とすこし。高血圧をめぐる研究は刻一刻と進み、新たな知見も増えたといいます。桑島さんご自身にも、あらたに読者に伝えたいことが増えてきたようです。そこで新刊の出版となりました。
駅の構内などでは、紙のポスターのかわりに、電子媒体を使った掲示物が多く見られるようになりました。デジタルに表示することから、「デジタルサイネージ」(Digital Signage)ともよばれています。 紙のポスターにくらべて、デジタルサイネージは電子的な表示板をつくり、置くための初期費用はかかります。しかし、紙とちがって印刷する必要がなく、また、発光ダイオードや有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)といった、光る媒体を使うために紙よりも目立つともいわれています。 さらに、紙貼りのポスターの場合は、広告の出稿期間が過ぎたら、紙を一斉にはがして、新たな広告に貼りかえなければなりません。いっぽう、デジタルサイネージであれば、広告内容の切りかえは、コンピュータの操作ひとつでできます。
大みそかという日は、多くの人が「あと何時間できょうがおわる」ということを、ほかの日より意識する日です。その日をまたげば、新しい年となるからです。 この意識は、自然のリズムとはべつの、人がつくりだした「暦」からうまれた産物といえます。人は太陽や月のうごきを参考にしながら、自分たちの暮らしに都合のよい「暦」というものを開発しました。結果、一年のいちばん最後にあたる日というものが必然的にできあがりました。つまり、大みそかです。 いきもののほぼすべてが、自然のリズムに同調して生きています。鳥の多くは、太陽が大地を照らしはじめるとともにさえずりはじめ、太陽が地球の向こうがわに隠れるとともにねぐらに帰ります。寒くなると南のほうへと渡ってくる鳥もいます。自然がつくりだす自然のリズムに、いきものは忠実です。 「自然のリズム」と「暦」という、ダブルスタンダードをつくり出したいきものが人といえるでしょう。自然
科学雑誌『サイエンス』が選ぶ「今年(2011年)の画期的科学成果」。きのう紹介した第1位の「予防としてのエイズ治療」に次ぐ、九つの成果はどのようなものでしょう。 「小惑星からの塵が長きにわたるパズルを解く」。日本の宇宙船「はやぶさ」が、地球のもっともありふれた隕石の起源の謎を解くためのおみやげを持ちかえった――。
弁当屋などで買った弁当をレジ袋に入れて持ち帰ると、だんだん弁当容器が傾いていき、しまいに縦になって、容器のなかのおかずが寄ってしまうことがあります。 この問題は、暮らしのなかの未解決問題として、長らく君臨しつづけてきました。しかし、解決に向けた研究をしている人がおり、試行錯誤の成果もあがっています。
救急車のサイレンというと、通りすぎたときから音が低く聞こえるようになる「ドップラー効果」がよく話のたねになります。しかし、ドップラー効果だけが音を低くするわけではありません。
日本のマスメディアはまるで記事にしていませんが、きょう(2011年)12月12日は、インドのニューデリーが首都になってからちょうど100年の日です。 100年前のインドは英国の統治下にありました。英国は17世紀からインドに東インド会社を置くなどして影響をおよぼしていました。1857年にはセポイとよばれるインド人の傭兵が反乱を起こし、これを機にムガル帝国が滅亡。1877年に、インドは「英領インド帝国」としてイギリスの植民地になったのでした。 1911年まで、英領インドの首都はインド東部のコルカタ(カルカッタ)でした。英国王でもあり、同時にインド皇帝でもあったジョージ5世が1911年12月12日、首都をデリーにすると宣言。デリーの南5キロのところに、行政の首都であるニューデリーが建設されはじめました。
東京・有明の東京国際展示場で、あす(2011年)12月11日(日)まで「第42回東京モーターショー」が開かれています。
「入稿」(にゅうこう)には、手書き原稿を印刷所に渡す意味や、印刷物のデータを印刷工場に渡すといった意味があるほかに、出版の作業でつぎの段階の作業にあたる人に原稿を渡すといった意味もあります。「入稿」ということばが指すものが人によってばらばらのため、意思疎通の齟齬も招くおそれがあります。 さらに「にゅうこう」の意味をしっちゃかめっちゃかにする要因がもうひとつあります。「にゅうこう」ということばに「入校」という漢字が使われる場合があるのです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く