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ブックマーク / www.hanmoto.com (1,093)

  • 「駅そば」から広がるそば巡り 鈴木 弘毅(著/文) - 交通新聞社

    紹介 ひとことに「駅そば」といっても、店によって味も違えば、個性もある。訪ねた店は、3000軒以上、「駅そば研究の第一人者」がその魅力に迫るとともに、より深く乗り物とそばの関係を考察すべく、バスターミナル、空港、フェリーターミナルを訪問。それぞれに「BTそば」「空そば」「海そば」と命名し、「旅そば」という新境地を開いた。北海道から沖縄まで、実績に裏付けされためくるめくそばの世界。読むほどにそばが恋しくなり、気が付けば、そばのだしの香りを感じ、ページを閉じてを置いた瞬間、そば店へ直行したくなる一冊だ。 目次 第1章 駅そば やっぱり駅そば愛が止まらない 第2章 BTそば 郷愁を誘うバスターミナルのそば 第3章 空そば 空港のそばは、早めに到着してゆったりのんびり 第4章 海そば フェリーターミナルのそばは、短時間でも「開いててよかった」

    「駅そば」から広がるそば巡り 鈴木 弘毅(著/文) - 交通新聞社
  • ことばの番人 髙橋 秀実(著/文) - 集英社インターナショナル

    紹介 校正者の精緻な仕事に迫るノンフィクション。 日最古の歴史書『古事記』で命じられた「校正」という職業。校正者は、日々、新しいことばと出合い、規範となる日語を守っている「ことばの番人」だ。 ユーモアを忘れない著者が、校正者たちの仕事、経験、思考、エピソードなどを紹介。 「正誤ではなく違和」「著者を威嚇?」「深すぎる言海」「文字の下僕」「原点はファミコン」「すべて誤字?」「漢字の罠」「校正の神様」「誤訳で生まれる不平等」「責任の隠蔽」「AIはバカともいえる」「人体も校正」…… あまたの文献、辞書をひもとき、日語の校正とは何かを探る。 【文より】 文章は書くというより読まれるもの。読み手頼みの他力願なのだ。世の中には優れた書き手などおらず、優れた校正者がいるだけではないかとさえ私は思うのである。 【目次より】 第一章 はじめに校正ありき 第二章 ただしいことば 第三章 線と面積 第

    ことばの番人 髙橋 秀実(著/文) - 集英社インターナショナル
  • こころをとらえる響きをもとめて:録音芸術としての〈ロック〉ガイド 鈴木惣一朗(著/文) - イースト・プレス

    紹介 録音は、ロックをどう変えてきたのか。 〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉まで半世紀の変化と、必聴盤150枚を解説。 ワールドスタンダード・鈴木惣一朗がみずからの音楽観をまとめた集大成。 音楽の録音は、〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉へとこの半世紀で大きく変化していました。その変化はロックとミュージシャンをどう変えてきたのでしょうか。書では、ミュージシャンで文筆家の鈴木惣一朗さんが自身の体験をふまえながら、録音芸術としての〈ロック〉をガイドしていきます。 「稀有な録音物は、分け隔てなく、それぞれの人の「こころの奥のポスト」に、あたたかい手紙を送ります。そして、その手紙を開けば、聴く人は、必ず〈諍いのない世界〉へと導かれる。改めて、音楽を聴くという行為は、「素晴らしい体験」だと思うのです。」(「はじめに」より)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【目次】 はじめに オリエン

    こころをとらえる響きをもとめて:録音芸術としての〈ロック〉ガイド 鈴木惣一朗(著/文) - イースト・プレス
  • コンビニ全史 中村直文(著/文) - 日経BP 日本経済新聞出版

    紹介 コンビニが消費を、そして日文化を変えた。 日経MJ元編集長が描く、コンビニ化するニッポンの物語。 国内店舗数が5万店を超え、売上総額11兆円超、年間160億人が利用するコンビニ。 大小さまざまなメーカー、卸、サービス企業が積極的な投資を進め、巨大な経済圏を作りあげた。 コンビニおにぎり、からあげの登場。 POSシステムによる単品管理。 24時間365日営業。 公共料金収納の取り扱い。 トイレの開放。 店内のATM設置。 独自PBのプレミアム商品発売。 イートインやカフェの導入…… いまや生活インフラとなったコンビニエンスストアのイノベーションの歴史を解き明かす! 目次 第1章 コンビニの夜明け、セブン1号店・誕生秘話 第2章 コンビニおにぎり物語 第3章 濃密すぎるセブンイレブン「」経済圏 第4章 PB開発とアリアケジャパンの「プロジェクトX」 第5章 セブンカフェ、敗者復活戦

    コンビニ全史 中村直文(著/文) - 日経BP 日本経済新聞出版
  • 学問の家 大槻家の人びと 一関市博物館(編集) -  吉川弘文館

    初版年月日 2024年10月30日 書店発売日 2024年11月1日 登録日 2024年8月9日 最終更新日 2024年10月30日 紹介 仙台藩領の大肝入を宗家とする大槻家は、『蘭学階梯』などを著した玄沢(げんたく)をはじめ、漢学者にして西洋砲術皆伝者の磐渓、藩校「養賢堂」学頭の平泉、博学多才の如電、日初の近代的国語辞典『言海』を編纂した文彦らを輩出した。重要文化財の大槻家関係資料から、多彩な分野の学問に功績を残した彼らの生涯を明らかにし、一関が生んだ学者達の群像を描く。 目次 大槻家の人びと…相馬美貴子 はじめに 一 宗家・大槻家の人びと 二 江戸の分家の学者たち 三 仙台の分家の学者たち 四 大槻家に連なる学者たち おわりに 大槻玄沢―蘭学の普及をめざして―…相馬美貴子 はじめに 一 玄沢の生涯 二 『蘭学階梯』出版の経緯 三 『蘭学階梯』の内容 四 『蘭学階梯』の評価 おわりに

    学問の家 大槻家の人びと 一関市博物館(編集) -  吉川弘文館
  • 収納され続ける収納 生活者のデザイン史 北田 聖子(著/文) - 雷鳥社

    初版年月日 2024年8月8日 書店発売日 2024年8月3日 登録日 2024年6月14日 最終更新日 2024年8月5日 紹介 桑沢デザイン研究所でデザイン史を教える著者がつむぐ「収納」の歴史 誰もがあたりまえに行っている行為「収納」。おもに住まいに関する収納を取り上げた書籍や雑誌の刊行はあとをたちません。なぜ収納の話題は尽きないのか。また、どうして私たちは物をどうにか収納しようとし続けるのか。 書では、「住まいにおける収納がどのように語られてきたか」をテーマに、収納の歴史を3つの章と10のパートにわけて編成しています。私たちになじみのある現代から、過去にさかのぼるかたちで、時代ごとに変わっていく収納の意味や、それらがあらわれた文脈を、ことばを手がかりに取り上げます。 私たちは日々、デザインの所産である物を住まいのどこかに置いたり、隠したり、飾ったり、ときにはそのための収納用品を自ら

    収納され続ける収納 生活者のデザイン史 北田 聖子(著/文) - 雷鳥社
  • 中国近代における「国語科」の創成 山下 大喜(著/文) - 九州大学出版会

    紹介 近代国民国家では、言語の共有化、「共通語」、「国家語」の形成によって国家に対する帰属意識とそれぞれが言語を通じてつながり合う共同体意識を育む必要がある。そこで重要な役割を果たすのが国語教育である。 中国近代でも、教育予算の十分な確保や政策の全国的普及に多くの難題を抱える一方で、国際的な新教育運動を背景に近代的な学校教育制度の確立が模索されていた。なかでも、1922年の壬戌学制を受けて編成された「新学制課程標準綱要」は、文字通り「Curriculum Standards」として校種間の接続が意識され、国語教育では「国文科」から「国語科」へと改められた。これらの創成で中核的な役割を果たしたのが胡適である。 そこで、書では、「国語科」創成へと至る歴史的過程をふまえながら、胡適がどのような模索をしていたのかについて明らかにする。胡適は、これまで「文学改良芻議」に代表されるように、口語文学の

    中国近代における「国語科」の創成 山下 大喜(著/文) - 九州大学出版会
  • 炭鉱の唄たち 前田 和男(著) - ポット出版プラス

    紹介 多様な唄たちはなぜ過酷な炭鉱仕事から生まれたのか? 登場する主な唄 炭坑節、常磐炭坑節、北海盆唄、がんばろう、十六トン、俺ら炭坑夫など 帯の推薦文より 「時は昭和、季節は夏、日全国の盆踊りを櫓でリードしたのは“月が出た出た…”の元気な唄と踊りだった。 炭鉱の労働歌として地底から湧き出た唄がなぜ三池炭鉱とされたのかの謎に始まり、1960年代の盆踊りと炭坑節の斜陽まで、社会と労働と唄の関係の深堀りに成功した大作。」 藤森照信(東京大学名誉教授、建築探偵) 「労作です!」 石川孝織(全国石炭産業関連博物館等研修交流会会長) 目次 序章 どっこい炭鉱唄は生きている! 第Ⅰ部 三大炭坑節をめぐる生誕と流転の謎 第一章 炭坑節を戦後復興の応援歌にしたのは誰か 第二章 常磐炭坑節はこうして国民歌謡になった 第三章 北海盆唄はなぜ炭鉱唄から国民的愛唱歌になれたのか 第Ⅱ部 富国強兵と戦争と炭鉱唄

    炭鉱の唄たち 前田 和男(著) - ポット出版プラス
  • 忘れられた作曲家テオドール・デュボワ 吉岡 政德(著/文) - 鳥影社

    目次 まえがき 序 章 音楽史・音楽学・人類学 ― 西洋音楽史研究としての音楽人類学 1 音楽の自律性 2 心を動かす何か 3 音楽の人類学 4 音楽史と社会・文化史 5 人類学と歴史 第一章  ラヴェル事件再考 ― デュボワはパリ音楽院院長を解任されたのか 1 「事件」の概要 2 ラヴェルに対する評価 3 デュボワはなぜパリ音楽院院長を辞任したのか 4 ラヴェル事件の真相 5 混沌としたフランス近代の音楽状況 第二章 アカデミック音楽の巨匠 ― デュボワの生涯と音楽 1 子供時代、パリ音楽院入学、ローマ賞大賞受賞 2 パリ音楽院の教授、そして院長就任 3 当時の評価 4 音楽観 5 晩年、そしてデュボワの時代の終焉 6 再評価の動き 第三章 一九〇五年のパリ音楽院の改革 ― デュボワからフォーレへの院長交代で何が変わったか 1 教職員の給与と懲罰規定 2 高等教育参事会の拡大 3 入学審

    忘れられた作曲家テオドール・デュボワ 吉岡 政德(著/文) - 鳥影社
  • レコンキスタ―「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和 黒田祐我(著/文) - 中央公論新社

    紹介 8世紀の初めにジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島さらにフランスにまで勢力を伸ばしたイスラーム。その後はキリスト教徒側が少しずつ押し戻し、1492年のグラナダ陥落でイスラーム勢力を駆逐した。 この800年に及ぶ「聖戦」は「レコンキスタ」と呼ばれる。だがキリスト教徒勢力もイスラーム勢力も一枚岩ではなく、戦争と平和、寛容と不寛容、融和と軋轢に彩られていた。 レコンキスタの全貌について語る初めての通史。 目次 目次 はじめに 第一章 レコンキスタ前史 1 地理環境とたどった歴史との深い関係 東西南北の結節点   分断され多様性を育んだ場 2 古代ヒスパニアの歴史 諸民族のるつぼ   属州ヒスパニア   西ゴート王国の盛衰 第二章 アンダルスの成立と後ウマイヤ朝の栄華 1 イベリア半島の征服 「フリアン伝承」――西ゴート王国社会の分断を示すエピソード   イベリア半島への上陸と征服 2 アン

    レコンキスタ―「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和 黒田祐我(著/文) - 中央公論新社
  • 日本語コーパスの世界へようこそ 砂川有里子(著/文) - 大修館書店

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  • ルネサンス古楽の記譜法 皆川 達夫(著/文) - 日本キリスト教団出版局

    紹介 ルネサンス期の楽譜が読めるようになる古楽愛好家待望のテキスト 15・16世紀ルネサンス音楽で使用された「白符計量記譜法」の解読は、五線譜に慣れ親しんだ現代人には難しい。長年中世音楽合唱の普及に尽力した西洋音楽史学者が、ルネサンス期の楽譜を原典で歌う上で必須の知識を、豊富な実例・譜例を交え初学者向けに解説。 【目次】 その1 音符・休符 その2 完全/不完全分割、不完全化・2倍化① その3 不完全化・2倍化②、黒符 その4 不完全化・2倍化③ その5 リガトゥラ(連結音符)① その6 リガトゥラ(連結音符)② その7 ムジカ・フィクタ(半音変化) その8 プロポルツィオ(比例) その9 セミブレヴィスの3分割 その10 完全分割と完全分割(3×3) 目次 その1 音符・休符 その2 完全/不完全分割、不完全化・2倍化① その3 不完全化・2倍化②、黒符 その4 不完全化・2倍化③ その

    ルネサンス古楽の記譜法 皆川 達夫(著/文) - 日本キリスト教団出版局
  • 増補 日本霊異記の世界 三浦 佑之(著/文) - KADOKAWA

    初版年月日 2024年8月25日 書店発売日 2024年8月23日 登録日 2024年7月24日 最終更新日 2024年8月2日 紹介 薬師寺の僧侶・景戒によって九世紀初頭に編まれた、日で最初の仏教説話集『日霊異記』。仏教の教えを説こうとしながらも規範的な思想にはとどまらない、古代人の生き方が投影されている。一寸法師の源流、奪われた衣を取り返す力持ちの女――。上代文学研究の泰斗が、『古事記』『日書紀』などの神話からの影響や、霊異記以後の伝承とのつながりを読み解く。国の創成期、エネルギーに満ちた人々の姿が鮮やかに蘇る。 目次 第一講 小さ子とトリックスター 第二講 一寸法師の源流 第三講 力持ちの女 第四講 神婚神話のゆくえ 第五講 恩返しの発生 第六講 盗みという罪悪 第七講 悩ましき邪淫 第八講 行基の奇行 第九講 語られる女たち 第十講 あの世からもどった人、地獄を語る人びと 補

    増補 日本霊異記の世界 三浦 佑之(著/文) - KADOKAWA
  • 〔オンデマンド版〕母語をなくさない日本語教育は可能か 真嶋潤子(著/文 | 編集) - 大阪大学出版会

    紹介 日語が母語ではない子どもたちにとって、母語の存在は、言語学習の側面のみならず、自尊感情やアイデンティティ、親子関係にも大きく影響する。中国ルーツの子どもの多い小学校、ベトナムルーツの児童が少数在籍する小学校で行われてきた母語と日語の二言語教育の実績から、日語が母語ではない子どもたちへの「何もなくさない」全人的な教育に対する姿勢や環境整備のあり方を提示する。 2019年2月刊行書籍『母語をなくさない日教育は可能か』のオンデマンド版 目次 はじめに 第1部: 総論 第1章 書の目的と研究概要 第2章 日国内と大阪の外国人児童生徒の言語教育(母語と日語)の現状 第3章 定住二世児の継承語と日語の関係とその評価 第4章 中国語版対話型読書力アセスメントの開発 第2部: 「しんどい」集住地区の子どもたち 第5章 日語が母語ではない子どもの二言語能力 5-1  集住地域の中国

    〔オンデマンド版〕母語をなくさない日本語教育は可能か 真嶋潤子(著/文 | 編集) - 大阪大学出版会
  • ストリートの思想 増補新版 毛利 嘉孝(本文) - 筑摩書房

    紹介 イデオロギーによる旧来の党派的「動員」とは異なる、自律性を帯びた資/権力への抵抗運動はどのように現れたのか? パンクやニューウェイヴなど80年代のインディーズ文化を源流とし、90年代のサウンドデモや「素人の乱」を経て、3.11後の反原発・反政府・反グローバル資主義デモへといたる地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史。2010?20年代の動きを増補して文庫化。 目次 序 章 「ストリートの思想」とは何か 五月の祝祭/「政治」という領域の変容/「ゴリゴリの左翼」?/「左翼」の敗北/伝統的な左翼知識人の終焉/「左翼的なもの」から「ストリート」へ/「ストリートの思想」をめぐるマトリクス/ストリート的イメージとオタク的思想  ロスジェネ論壇との違い/書の構成 第一章 前史としての80年代――「社会の分断」とポストモダン ガタリ来日/山谷を歩くガタリ/山谷からシモキタへ/八〇年代は「スカ」

    ストリートの思想 増補新版 毛利 嘉孝(本文) - 筑摩書房
  • 世界の文字事典 庄司 博史(編集) - 丸善出版

    紹介 アルファベット、漢字、アラビア文字…。世界にはさまざまな文字が存在する。日人の場合、英語中国語ならなんとなく読みが類推できるが、これがドイツ語ロシア語、あるいはハングル、さらにはアラビア文字やヒンドゥーとなると、読むどころか、どこまでが1文字かわからないものまである。この事典の目的は、世界の様々な言語を、その言語にほとんど予備知識のない人でも、文字を声に出して読み、カタカナで転写することができることにある。旅行、ビジネスに、また人名や地名をカタカナ表示したい時、外国人の名前を正しく発音したい時などに大いに役立ち活用できる、今までなかったユニークな事典。 目次 1:ラテン文字・ヨーロッパ アイスランド語/アイルランド語/アルバニア語/イタリア語/ウェールズ(カムリー)語/英語/エスト ニア語/オランダ語/カタルーニャ語/クロアチア語/スウェーデン語/スペイン語/チェコ語/デンマー

    世界の文字事典 庄司 博史(編集) - 丸善出版
  • 「信教の自由」の思想史 小川原 正道(本文) - 筑摩書房

    紹介 欧米のように血みどろの戦争と迫害の中から生み出されたのではなく、いわば上から降ってきた「信教の自由」を、日人はいかに受け止め、その法規定の解釈・運用や改正をめぐり議論してきたのか。宗教者・知識人らの論争から、その底流にある「信教の自由」をめぐる思想の変転を跡づける。さらに、オウム真理教事件を契機とする宗教法人法改正にあたって論議となった創価学会と政治との関係、安倍晋三元首相銃撃事件後の旧統一教会の被害者救済などの政策動向などを踏まえて、今後の「信教の自由」のあるべき姿について提言する。 目次 序 章 「信教の自由」のこれまで・今・これから 第一章 西洋宗教との出会い――島地黙雷らとロニーの対話から 第二章 仏教のみを「公認教」とすべきか――第一次宗教法案をめぐる論争 第三章 政府の監督権をどこまで認めるか――第二次宗教法案と知識人・宗教者たち 第四章 「信教の自由」は言論・集会・結

    「信教の自由」の思想史 小川原 正道(本文) - 筑摩書房
  • 女の氏名誕生 尾脇 秀和(本文) - 筑摩書房

    紹介 江戸時代の女性名は現代とどう違ったのか?「お」の付く女性名はどこに消えたのか? 近代女性名の「子」とは何か? 何が今日の「夫婦別姓」論争を生み出したのか? アイデンティティとして名前に執着する現代の常識は、どのように生まれたのか?――男性名とは別物だった江戸時代の女性名が、明治期に男女共通の「氏名」となって現代の諸問題を抱えるまで、近代国民国家の形成、文字の読み書きや捺印、戦後改革など様々な事象を通して、日人名文化歴史的変遷を明らかにする。 目次 プロローグ―愛着の始まりを探して 「お」の付かない現代/女性からみた「氏名」/書の構成 第一章 江戸時代の女性名 1「お」の字とは何か? 圧倒的な二音節型/おの字名の「お」/「お」なしの作法/おやすがやすか、やすがおやすか?/並行する正解/「お」は何れより来たる? 2多様な二音節型 意味不明とはいうけれど/符号としての質/異なる町村

    女の氏名誕生 尾脇 秀和(本文) - 筑摩書房
  • 東大ファッション論集中講義 平芳 裕子(本文) - 筑摩書房

    紹介 東京大学文学部史上初の講義を書籍化! 教養としてのファッション ファッションとは何か? 衣服とは? 12のテーマを通じて文化や芸術としての ファッションを学び、歴史と未来に問う。 東大生の反響を呼んだ一度きりの特別講義が その熱を凝縮した一冊となってよみがえる。 ----- この教室にいる誰もが服を着ています。私たちの身体を通して文化を作り上げ、資主義社会のすみずみまで浸透し、日のみならず世界経済を動かしているのが、ファッションです。にもかかわらず私たちはなぜ、ファッションを「浅い」ものとして見過ごそうとするのでしょうか。それは、ファッションを問うことが、私たち自身の、そして現代社会の根幹を揺るがす問題を孕んでいるからかもしれません。(文より) ----- 目次 それでもファッションを研究する――イントロダクション 集中講義1日目 西洋のパラダイム 第1講 裁断と縫製――衣服に

    東大ファッション論集中講義 平芳 裕子(本文) - 筑摩書房
  • 翻訳をジェンダーする 古川 弘子(本文) - 筑摩書房

    紹介 翻訳された言葉には必ずわたし達の社会があらわれ、 そして翻訳されたものは社会に影響を与える。 翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されていることがあります。翻訳と社会とわたし達の密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊。 「はじめに」より一部抜粋 翻訳には、それまでにあった古い考えにとらわれない、新しい言葉を生み出す可能性があります。そして、社会の中に存在しなかったり、埋もれたりしている概念を言葉によって「見える化」したり、それまでの偏った見方を変えたりする力があります。 目次 【目次(一部)】 はじめに 『プラダを着た悪魔』の主人公はどんな話し方をする? 「ハリー・ポッター」のハーマイオニーには友だちがいない? 小説はフィクション、わたしたちはリアルな存在 [……] 第一章 小説の女たちはどう翻訳されてきたのか 日語への翻訳と

    翻訳をジェンダーする 古川 弘子(本文) - 筑摩書房