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ブックマーク / www.hanmoto.com (1,037)

  • 台所に敗戦はなかった 魚柄 仁之助(本文) - 筑摩書房

    紹介 うどんでコロッケ、バナナの皮で天ぷら、鰹節サンドイッチ!? 「日戦争に負けようがGHQが進駐してこようが、ご飯は作らにゃナラン」 戦中~戦後の婦人雑誌で生まれたレシピをつくってべて、見えてきた “おっかさん”たちの台所奮闘記! === うどんでプリン、海苔巻きバナナ、肉なし「そばすき焼き」にはんぺんサンドイッチ……。台所をあずかる女たちは、国破れても立ち止まってはいられなかった。明治から戦後二十年ほどまでの料理約七百冊、婦人雑誌二千冊に登場するレシピを実際に作ってした著者が、その背後に潜む国家の政治性と"かあさん"たちが生み出すゆかいな創意工夫に迫る、実践的文化史! === 日々を何とか乗り越えていこうとする台所での極限の工夫や発想の中にはユーモアが宿る。それは逞しくて、頼もしくて、時に切ない。(略)一方、戦中戦後の台所に立つがゆえに、「家庭経済のやりくり」としての「工夫

    台所に敗戦はなかった 魚柄 仁之助(本文) - 筑摩書房
  • 中世政治思想講義 鷲見 誠一(本文) - 筑摩書房

    初版年月日 2024年7月10日 書店発売日 2024年7月12日 登録日 2024年5月9日 最終更新日 2024年8月7日 紹介 社会とは神が人間に与えた秩序であり、その安定と維持こそが中世キリスト教世界における政治であった。ローマ教皇と神聖ローマ皇帝という二つの中心が社会的機能と責任を担う。だが、時に激しく対立し、グレゴリウス改革や叙任権闘争を極点として、統治の質が根底から問われる事態へと発展する。聖書解釈に基づく両者の理論対決は、政治思想の錬磨を促さずにはおかない。普遍的で超越的なものを志向する意志と密接不可分な「合理性」がここに芽生え、やがてそれがヨーロッパ人の思惟構造を形づくっていくのである。中世の核心を伝えるだけでなく、近代の性格をも照らし出す類まれな講義。 目次 序 章 日人にとってヨーロッパ中世とは? 第Ⅰ章 ヨーロッパ・キリスト教的政治圏の成立 第Ⅱ章 「普遍」の確

    中世政治思想講義 鷲見 誠一(本文) - 筑摩書房
  • 映画館に鳴り響いた音 柴田 康太郎(著/文) - 春秋社

    紹介 かつてスクリーンを取り巻いていた、多彩な音のありようを拾い集めるかつてない試み! 映画館ではスクリーンの沈黙を覆い隠すように、サイレント時代から現代にいたるまでさまざまな音響が響き続けてきた。「サイレント映画」の時代にはサイレント映像に弁士や楽隊が実演で音響実践を行なっていたが、その後のサウンド映画の時代にはサイレント映像に録音で音響を流すようになった。しかしスクリーンの前に聞こえてくる音響の種類が変わったということだけではない。映像そのものも変化するなかで、映像がともなう音響も、映像と音響の関係性も変化してきたのである。 サイレント映画の時代、日映画館では弁士(あるいは説明者、解説者)と呼ばれた語り手が台詞や解説を語り、音楽家たちが映画の伴奏音楽を生演奏していた。この音楽家たちは映画の上映中だけでなく、上映の合間に余興演奏を行なう場合もあった。当時の映画館は洋楽受容の拠点として

    映画館に鳴り響いた音 柴田 康太郎(著/文) - 春秋社
  • 日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書 飯田 育浩(著/文) - グラフィック社

    紹介 「夫婦同姓は日の伝統だから守るべき」。そう聞いたときに「その『伝統』っていつからなんだろう」という疑問を感じたことはないでしょうか。 書では職業や結婚など日の女性・ジェンダーに関わる12のトピックを古代から現代まで紐解き、各テーマの歴史的経緯をわかりやすく解説します。 日の女性・ジェンダーの問題を知りたい方への入門書として、また、女性史を学びたいという歴史好きの方にもおすすめです。 目次 chapter1 職業 chapter2 結婚 chapter3 出産 chapter4 教育 chapter5 同性愛 chapter6 宗教 chapter7 戦争 chapter8 ファッション chapter9 政治参画 chapter10 性売買 chapter11 文学 chapter12 芸術 コラム 夫婦別姓

    日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書 飯田 育浩(著/文) - グラフィック社
  • 《新装版》霊園から見た近代日本 浦辺登(著/文) - 弦書房

    紹介 青山霊園、谷中霊園、泉岳寺、木母寺……。墓地を散策し思索する。墓碑銘から浮かび上がる人脈と近代史の裏面。《玄洋社》をキーワードに読み解き、歴史背景の解釈に新たな視点を示した一冊。〈目次から〉金玉均/大隈重信襲撃事件/福岡藩の乙丑の獄/玄洋社の看板、頭山満/玄洋社の金庫番、平岡浩太郎/ロシアの南下政策とヒンターランド構想/内田良平の「天祐侠」から/宮崎滔天の「落花の歌」/政商三井の森恪/詩聖タゴールの影響/千里眼事件と山川健次郎/南満洲鉄道/ハルビン学院と杉原千畝/大杉栄と後藤新平の関係 目次 第一章 朝鮮半島をめぐる外交摩擦 青山霊園のあたり/外人墓地から/金玉均/条約改正問題/大隈重信襲撃事件/金玉均の暗殺事件/朝鮮をめぐる日清間の対立/征韓論のはじまり/江華島事件から/日朝修好条規(江華島条約)締結以前/二度目の征韓論/仏教による日朝交流/日清戦争の背景/金玉均の墓所にて 第二章

    《新装版》霊園から見た近代日本 浦辺登(著/文) - 弦書房
  • 猫社会学、はじめます 赤川 学(編著) - 筑摩書房

    社会学、はじめます (ネコシャカイガクハジメマス) どうしては私たちにとって特別な存在となったのか? (ドウシテネコハワタシタチニトッテトクベツナソンザイトナッタノ)

    猫社会学、はじめます 赤川 学(編著) - 筑摩書房
  • 韓流ブーム 桑畑 優香(著/文) - 早川書房

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  • 生活はクラシック音楽でできている 渋谷 ゆう子(著/文) - 笠間書院

    紹介 日人には少し敷居が高く感じられるクラシック音楽。でもコンサートホールまで聴きに行かない人でも、実は生活の中でさまざまな形で耳にしています。例えば、炊飯器の炊き上がりやお風呂のお湯張り完了で流れる電子音で、TVの人気番組のオープニングテーマとして、映画やアニメの名シーンの一部として、または運動会や結婚式を盛り上げるBGMとして……。 それらの名曲は、ただ聴いているだけでも美しさに浸れますが、そこに隠された作曲家の人生や当時の時代背景、作曲の意図を知ることで、より心に響いてくるものばかりです。そして、曲を理解することが、映画などを深く鑑賞することにもつながります。 クラシック音楽に触れる機会を探している人、教養として音楽の知識を身につけたい人、そして音楽を通して日常生活をちょっと違った視点で眺めたい人にもおすすめの一冊。 紹介した曲をすぐに聴けるQRコード付き! 【目 次】 はじめに

    生活はクラシック音楽でできている 渋谷 ゆう子(著/文) - 笠間書院
  • 無外如大尼 生涯と伝承 中世日本研究所(編集) - 中世日本研究所

    紹介 女性と仏教の関係を考えるうえでもっとも重要な存在である無外如大尼(1223-1298)。円覚寺開山・無学祖元(1226-1286)の法を嗣いだ高僧であり、後世の尼僧たちに多大な影響を与え、今なお京都の尼門跡寺院がその法灯を継いでいる。 如大尼の生誕800年を記念して、日・米の研究者が謎多き無外如大尼の出自や人物像を明らかにし、女性史・仏教史の新たな研究成果として日語・英語、完全バイリンガルで紹介する。 初掲載となる貴重な資料を多数オールカラーで収録。 目次 無外如大尼生誕八百年に寄せて(臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺) 『無外如大尼 生涯と伝承―中近世の女性と仏教』刊行によせて(宝鏡寺門跡 田中惠厚) 「正脉庵」「眞如寺」の如大さん(相国寺派眞如寺住職 江上正道) 無外如大研究の今(モニカ・ベーテ) 第一章 無外如大と景愛寺(原田正俊) 【史料一】理宝寄進状案/【史料二】如大譲状/【

    無外如大尼 生涯と伝承 中世日本研究所(編集) - 中世日本研究所
  • 平戸の島々はなぜ宗教が多彩なのか 今里 悟之(著/文) - 古今書院

    紹介 「キリシタンの島」として知られる長崎県平戸島。実際には、多様な信仰が存在している。 キリスト教は二系統ある。一つは16世紀後半のイエズス会の布教によるキリシタン信仰、もう一つは19世紀後半以降のパリ外国宣教会の再布教によるカトリック信仰。これに神道や仏教を含む在来信仰が同居し、島の東西南北で個性ある地域を育んだ。 そこに島ゆえの特徴がみられる。平戸島の宗教と地域性を読み解くことで、島の多様性の理解に迫る。 目次 シリーズ「日の地域誌」に寄せて はじめに 島とは何か/地理と歴史のなかの島々/長崎県とキリスト教/キリシタン集落の理解/4つの地域からみた平戸島 コラム1 最奥地から最先端へ 第1章 北部地域―城下町とキリスト教 (1)ヨーロッパからの布教 (2)古地図のなかの平戸 (3)海外との交易と大小の港 (4)特異な平戸城下町 (5)近代のカトリック移住 コラム2 よく似た2つの島

    平戸の島々はなぜ宗教が多彩なのか 今里 悟之(著/文) - 古今書院
  • 日本史のエクリチュール 大隅 和雄(著/文) - さいはて社

    初版年月日 2024年6月7日 書店発売日 2024年6月7日 登録日 2024年4月27日 最終更新日 2024年7月17日 紹介 日人はなぜ歴史の冒頭に神話を置いたのか? 日史はどのように書き記され語り継がれてきたか。神話、正史、説話、物語、軍記、伝記、自叙伝など、様々な書に触れて歴史叙述の複雑さと多様性を示し、読者を、悠久の歴史、知的探究の壮大な旅へと誘う。 目次 はじめに 第一章 神々と歴史 第二章 国家の記録 第三章 歴史の物語 第四章 説話の集成 第五章 合戦の物語 第六章 家と個人の経歴 第七章 史書と史論の伝統 あとがき 参考文献 解説(王小林)

    日本史のエクリチュール 大隅 和雄(著/文) - さいはて社
  • マイノリティ・ライツ 岡本雅享(著/文) - 現代人文社

    紹介 マイノリティ・ライツに向き合わない社会で、「多民族共生」や「多文化共存」社会は達成できない。 なのに、日では「在日特権」や「アイヌ特権」などと唱え、マイノリティを攻撃する憎悪の扇動が横行している。 マイノリティ・ライツは人類社会の中で、なぜ必要とされ、どのように国際規準として確立してきたのか。 書では、その確立に至った経緯と当事者の取り組みをあきらかにすることによって、日の課題を考えながら、不当な言説や差別構造に対抗しようとする人々に、広くマイノリティ・ライツの正当性を主張する根拠を提供する。 目次 はじめに[岡雅享・上村英明] 序章 民族とマイノリティ[岡雅享] 第1部 マイノリティ・ライツ保障の起源――国際連合前史 第1章 ネイションからマイノリティへ――欧州起源の概念[窪誠] 第2章 民族自決の提唱と少数民族条約[岡雅享] 第3章 国際連盟におけるマイノリティ保護と

    マイノリティ・ライツ 岡本雅享(著/文) - 現代人文社
  • 日本木造遺産 千年の時を超える知恵 藤森 照信(著/文) - 株式会社 世界文化社

    紹介 建築探偵・藤森照信×写真家・藤塚光政 深い洞察力と渾身の撮影で、日の木造遺産を総力取材! ・2019年から足かけ5年にわたる雑誌「家庭画報」の好評連載を書籍化 ・腰原幹雄によるコラム「構造学者の眼から見た木造遺産32」も必読! 建築探偵の藤森照信が深~い文章を、建築写真界の大御所・藤塚光政がキレのある写真を撮る……。二人の巨匠がタッグを組んだらこれはもう最強、将棋にたとえれば「飛車」と「角」。でもそれにとどまらず、それぞれの木造遺産について構造学の観点から、東京大学生産技術研究所の腰原教授がコラムを寄稿。そんな贅沢極まりない連載を雑誌を「家庭画報」は足かけ5年にわたって続けました。書は32の木造遺産を雑誌とはまた異なる仕立てで再構成した“後世に残したい”一冊です。 目次 【書で取り上げた 日木造遺産】 01妙喜庵 茶室「待庵」 京都府乙訓郡大山崎町 02嚴島神社末社「豊国神社

    日本木造遺産 千年の時を超える知恵 藤森 照信(著/文) - 株式会社 世界文化社
  • 漢字を極める! 古文書解読ことはじめ 小林 正博(著/文) - 柏書房

    紹介 くずし字を学ぶことは古文書を読むためには必要不可欠。古文書が導いてくれるのは知られざる過去のいきいきとした姿だ。 しかし、くずし字を学ぶことはそれだけではない楽しさに浸からせてくれる。それが「くずし字を覚える」⇒「文字を発見する」⇒「読める文字が増えていく」⇒「文章の意味が見えてくる」この過程なのだ。 近世の古文書で統一された漢字のくずし。それを「5つの解読攻略法」で漢字を分類し、効率の良い学習法をお伝えする。それが…… ①単漢字を押さえる ②表記が特殊な文字を押さえる ③頻出漢字に慣れる ④異体字・旧字を覚える ⑤偏旁冠脚から攻める 随所にテストが登場し、何度も振り返りながら叩き込む。最後に古文書からの演習問題を掲載した。どれだけの文字が読めるようになっているか挑戦しよう! 小林 正博 (コバヤシ マサヒロ)  (著/文) 1951年東京生まれ。博士(文学)。現在、一般社団法人古文

    漢字を極める! 古文書解読ことはじめ 小林 正博(著/文) - 柏書房
  • 信じない人のための〈宗教〉講義 新装版 中村圭志(著/文) - みすず書房

    初版年月日 2024年6月14日 書店発売日 2024年6月18日 登録日 2024年5月8日 最終更新日 2024年6月7日 紹介 〈宗教〉なんて過去の遺物? あやしいもの? 怖いもの? そんなあなたのために、ざっくばらんな世界〈宗教〉ツアーをご用意しました。ご安心ください。何か特定の〈宗教〉へお誘いするようなことはありません。私もまたいわゆる〈無宗教〉の一人ですから。 「〈宗教〉という言葉はやや漠然とした言葉です。この茫漠と広がる意味領域を大雑把にひっくるめて述べるとすると、〈宗教〉とはなんらかの制度として存在している、とでも言っておくしかなさそうです。そうした制度の別の側面は、人びとの意識のなかに現れるさまざまな世界イメージです。 人びとは日々の暮らしのなかで世界イメージを自己のものとする努力を行なっています。この努力の世界に読者をいざなおうというのが書の目的です」(はじめに) 宗

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  • ウクライナ・ロシアの源流 ~スラヴ語の世界~ 渡部直也(著/文) - 教養検定会議

    初版年月日 2024年5月7日 書店発売日 2024年5月7日 登録日 2024年5月1日 最終更新日 2024年5月1日 紹介 「ウクライナ情勢に目をやると、どうしても政治戦争の行方に意識が行ってしまう。しかしそれはあくまでも、「表面的な」結果でしかないのです。そして情勢を当に理解するためには、背景にある言語・文化・思想といった、人間の根源にあるものについて考えることが不可欠でしょう。 「はじめにことばありき」(教会スラヴ語:Искони бѣ слово)とは聖書の一節ですが、これからもことばを見つめてまいります。」(著者) 目次 はじめに 第1章 中欧言語紀行―スラヴ諸語の歴史と地理 スラヴ諸語の地理的分布 スラヴ諸語の全体的特徴 古代におけるスラヴ語 中世~近代におけるスラヴ語 そして現代へ 第2章 キーウとキエフ―文字と発音 グラゴル文字からキリル文字へ キリル文字の特徴とラ

    ウクライナ・ロシアの源流 ~スラヴ語の世界~ 渡部直也(著/文) - 教養検定会議
  • シェイクスピア 福田恆存(著/文) - 中央公論新社

    紹介 愛、嫉妬、復讐心、懐疑。悪のどん底までおりていった先に待ち受ける罰と、衝動からの解放――。実生活ではとても生きられぬ激しい人生を生き抜いたという実感を味わう喜びを与え、時代や国を超えて人々を激情の渦に巻き込むシェイクスピアの主要19作品を解題。 日におけるシェイクスピア翻訳の礎を築いた著者が、定や改訂についての考証、作品に影響を与えた歴史的背景や先行作品の紹介などを交えつつ、シェイクスピアの天稟の才がきらめく壮大な作品世界を解き明かす。 〈巻末エッセイ〉福田 逸 【目次】 シェイクスピアの魅力 リチャード三世/タイタス・アンドロニカス/じやじや馬ならし/夏の夜の夢/ロミオとジュリエット/リチャード二世/ヴェニスの商人/ヘンリー四世/空騒ぎ/お気に召すまま/ジュリアス・シーザー/ハムレット/マクベス/オセロー/十二夜/リア王/アントニーとクレオパトラ/コリオレイナス/あらし 〈巻末

    シェイクスピア 福田恆存(著/文) - 中央公論新社
  • 中華文人食物語 南條竹則(著/文) - 中央公論新社

    紹介 肉料理・東坡肉に宋代の詩人蘇東坡の名前が冠されているのはなぜ? 中華料理の多様な味わい、摩訶不思議な珍味の数々には、民衆、皇帝、文人たちのエピソードが隠されている。と酒を愛する著者が、日中国各所で口にした美味・珍味とそのエピソードを語るエッセイ。〈解説〉平松洋子 南條竹則 (ナンジョウタケノリ)  (著/文) 南條竹則 作家、翻訳家、英文学者。一九五八年東京生まれ。東京大学人文学科学研究科英語英文学修士課程修了。学習院大学講師。九三年『酒仙』で日ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。他の著書に『人生は後ろ向きに』『ドリトル先生の世界』『酒と酒場の博物誌』、訳書にチェスタトン『木曜日だった男』『ブラウン神父の無心』などがある。

    中華文人食物語 南條竹則(著/文) - 中央公論新社
  • 室町ワンダーランド あなたの知らない「もうひとつの日本」 清水 克行(著/文) - 文藝春秋

    紹介 都の路上でバクチにカツアゲ、大乱闘! 殺人事件が起きても、お上はスルー。 500年前の日社会は、いまとまったく違っていた! しかし一方では……、 ホームパーティーの費用はワリカン。 新興宗教の教祖さまは有料でお悩み解決。 人間、500年経っても、あまり変わっていなかった! ホームレスから豪商への大出世もあるような、ダイナミックな社会に生きる人々は、何を考え、どんな暮らしをしていたのか。 室町から戦国時代までの中世社会を専門に研究している著者が、身近な題材を手がかりに、やさしい語り口で解説。 また、足利義満の意外な素顔、家康が隠しておきたかったルーツ、伊達政宗「ずんだ伝説」の虚実など、読めばビックリ、目からウロコの日史エッセイ。 目次 はじめに 第一章 中世は日も荒れ模様 ……現代に生きる私たちには信じられないようなハードボイルドな世界のエピソードをご紹介。 室町捕物帳/相撲の

    室町ワンダーランド あなたの知らない「もうひとつの日本」 清水 克行(著/文) - 文藝春秋
  • 小説編集者の仕事とはなにか? 唐木 厚(著/文) - 星海社

    紹介 編集者の仕事を、徹底的に語り尽くす! 講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかにづくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。 そう。 この人が、30年前ぼくがかけた電話に出てくださった“始まりの人”です ーー京極夏彦 *書目次 はじめに 第1章 小説の編集者とはなにか考えてみる 第2章 編集者として、現

    小説編集者の仕事とはなにか? 唐木 厚(著/文) - 星海社