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ブックマーク / biz.toppan.co.jp (22)

  • GRAPHIC TRIAL 2016/グラフィックトライアル2016

    グラフィックトライアルは、グラフィックデザインと印刷表現の関係を深く追求し、新しい表現を模索獲得するための試みであり、第一線で活躍するクリエイターがさまざまな印刷表現に挑戦する実験(トライアル)企画です。 今年の表現テーマは〈 Crossing :横断、過渡、交差 〉。情報が瞬時に世界を駆け巡る現代では、距離にも時間にも対象にも束縛されないコミュニケーションが日常となってきました。異なる人や文化技術や知識が縦横無尽に行き来する交点こそ新たな創造の源です。第一線で活躍するクリエイターと凸版印刷プリンティングディレクターの発想、そして印刷技術が交わるところに生み出された新しい表現の世界をご覧ください。 ■会期 2016年6月11日(土)~9月11日(日) ■参加クリエーター 新島 実(グラフィックデザイナー) アラン・チャン(ブランドコンサルタント/デザイナー/アーティスト) えぐちりか(

  • プリンターズリソース|GA info.

    今年で14作目となる「ヒロシマ・アピールズポスター」。2011年度版はグラフィックデザイナーの遠藤享氏によって生み出された。3月11日発生した東北地方太平洋沖地震による福島第一原発事故の数日後にポスター制作の依頼を受けたと語る遠藤氏。  原発への関心が強まるなか、「原爆ドーム」をダイレクトにデザインモチーフとして表現した、緊張感と危機感を感じるメッセージ性の強いポスター。そのポスターを完成させるための印刷設計について、担当プリンティングディレクターの高浪氏のお話をもとに振り返る。 遠藤氏のポスターに対する要望 ●繊細な輝きの表現 ●滑らかなグラデーションの表現 ●黒(シャドウ部)の締まり 印刷設計 ■特色5色設計 モノクロ部分の色浮き※1防止と、閃光を表している黄色から赤のグラデーション部分が引き立つよう、全ての版を特色を使用した設計で印刷したものと、遠藤氏の依頼通りの特色シルバー+プロセ

  • GRAPHIC TRIAL 2015/グラフィックトライアル2015

    グラフィックトライアルは、グラフィックデザインと印刷表現の関係を深く追求し、新しい表現を模索獲得するための試みであり、第一線で活躍するクリエーターがさまざまな印刷表現に挑戦する実験(トライアル)企画です。 記念すべき10回目となる今回は、永井一正氏、髙橋正実氏、中野豪雄氏、栁澤 和氏の4名のクリエーターが、凸版印刷のプリンティングディレクター(PD)と協力し、印刷グラフィック表現の可能性を探りました。今回は『織』というテーマを設定。クリエーターの独創的なアイデアとPDの巧みな印刷技術の組み合わせによって織りなされた印刷物の醍醐味を、どうぞお楽しみください。 展覧会では、完成させたポスターと途中過程で制作した数々のトライアルをご紹介いたします。展示作品を通じてオフセット印刷の魅力を感じていただければ幸いです。 ■会期 2015年6月6日(土)~9月13日(日) ■参加クリエーター 永井一

    GRAPHIC TRIAL 2015/グラフィックトライアル2015
  • グラフィックトライアル2015|中野豪雄|GA info.

  • クリエーターズファイル|名久井直子|GA info.

    第1話「との出会い、装丁との出会い」 ―との出会いは? は幼い頃から大好きで、今でも覚えているのは『昭和文学全集』に出会った時のことです。届いたは箱入りで、天に金が引かれた分厚い丸背のものでした。新しいは頁をめくるとペラーッと天金の離れる音がして、それがなんとも言えず嬉しくて。初めてを「きれいだな」と思った瞬間でした。菊地信義さんの装丁でした。 もうひとつ記憶に残っているのが、中学2年のときに買った漫画『伝染るんです。』です。まるでブックデザインが内容にい込んでいるかのように、コンテンツの一部になっていました。「うわぁ~っ!!」と感動して奥付を見たら祖父江慎さんの仕事だったんです。 昭和文学全集(装丁:菊地信義/小学館/1987年) ※画像をクリックすると拡大表示されます。 ―それが装丁との初めての出会い? 今になって思えばそうなのでしょうが、その時にはただただ「きれいだな

    クリエーターズファイル|名久井直子|GA info.
  • GA info.:creator's file :TOP

    デジタル情報時代においてグラフィックアーツ、デザインが果たす役割について、トップクリエーターとともに考えます 今、世界が最も注目するクリエーターのひとり、中村勇吾氏。彼が手がけたWebサイトの数々は、それまでに見たことのなかった驚きや楽しみがたっぷりと盛り込まれ、サイト訪問者を飽きさせない。2009 東京TDC賞グランプリも受賞するなど、Web・インタラクティブデザイン以外の分野からも高く評価される中村氏に、第1話ではその生い立ちからWebデザイン仕事をスタートさせた頃までをお聞きした。第2話では最近の成果である「MORISAWA fontpark2.0」や「iida」の仕事を例に、中村氏の仕事術について詳しくお聞きした。全話を通して言及された「新しいものを足す」という考え方の背景にある深い意味は、すべてのクリエーターを刺激するものと言えるだろう。

  • クリエーターズファイル|甲州博行・井上優|GA info.

    第1話「職人」 カメラマン、編集者、アートディレクターが「あの人が見てくれるなら・・・」と絶大な信頼を寄せるプリンティングディレクターがいる。凸版印刷が誇るその「職人」の名は甲州博行、69歳。今回のクリエイターズファイルは製版一筋にキャリアを重ねてきた「職人、甲州博行」と、彼とコンビを組み、数々の仕事を共に手掛けてきた井上優の生の声をお届けする。 のびのびと遊び育った少年時代 甲州  私は東京都の北区で生まれ、今、勤務している凸版印刷板橋工場のすぐそばで育ちました。 子どもの頃はとにかく外で泥だらけになって遊んでいましたね。 あまり勉強したという記憶はないんですが、絵を描くことは好きでしたね。小学校3年の時に、授業で外に写生に行ったら、どういうわけかその絵が褒められまして、それからいっぺんに絵が好きになったんです。 陸上競技との出会い 甲州  中学校はスポーツが盛んな学校で、いろいろな

  • プリンターズリソース|一色校正機でのオフセット印刷 GA info.

    ホーム プリンターズリソース 18 PRINTER’S RESOURCE プリンターズリソースマテリアルがもつ存在感や表現者を支える技術について、共有すべきリソースを発信します グラフィックトライアルでは、「オフセット印刷」という印刷方式を使うことを共通ルールとし、その中で表現の可能性を試している。 そもそも「オフセット印刷」とは、どんな機械でどのように刷っている印刷なのかをご存知だろうか?今回のプリンターズリソースでは、グラフィックトライアルで使用している一色校正機でポスターを印刷するところを見ていただきながら、オフセット印刷とはどんなものかをレポートしていきたいと思う。 オフセット印刷とは、凸版印刷・凹版印刷・平版印刷・孔版印刷と4版式ある印刷方式の中で平版印刷にあたり、現在最も多く使われている印刷方式である。 オフセット印刷では、アルミ製のPS版という版を使って印刷する。現在では、

  • プリンターズリソース|「絵草子うろつき夜太」復刻版~その1 データも残っていない、伝説の一冊が復刻するまで~|GA info.

    PRINTER’S RESOURCE プリンターズリソースマテリアルがもつ存在感や表現者を支える技術について、共有すべきリソースを発信します 1973年から1974年にかけて『週刊プレイボーイ』(集英社)に連載された時代小説「絵草子うろつき夜太」。柴田錬三郎氏・作、横尾忠則氏・絵のこの作品は、破天荒な話の内容も、豪華な挿絵や実験的なデザイン構成も、作成された背景も伝説と呼ばれるにふさわしい。この連載を一冊にまとめた豪華(1975年刊)が復刻版として出版されることとなった。今回、刊行される復刻版の印刷とは、通常とどのような違いがあるのだろうか。また、印刷表現にはどんなこだわりが隠されているのだろうか。横尾氏と一緒に作品を数多く制作してきた、プリンティングディレクターの富岡氏にその詳細を伺った。 データの存在しないの復刻とは 1975年に出版されたこともあり、復刻するにあたり、現在入手不可

  • 電子雑誌のつくりかた|デザイントーク in TOPPAN vol.12|GA info.

    電子書籍元年と言われた2010年から1年経ち、試行錯誤状態だった電子書籍の中にもインターフェースやデザインが優れたものが少しずつ姿を現してきました。 今回は、そんなデザインが優れた電子雑誌のひとつである『houyhnhnm(フイナム)』iPad版をデザインされたアートディレクターの野口孝仁さんと、『houyhnhnm』発行人の蔡俊行さん、アプリ開発を担当された植野博さんをお招きして、電子雑誌発刊までの試行錯誤の様子から、今後の展開までお話をそれぞれの立場からの視点を交えて伺います。電子雑誌のパイオニアならではの音満載のトークをぜひお楽しみください。

  • イベントレポート|デザイントーク in TOPPAN vol.11 GRAPHIC TRIAL 2011 オフセット印刷で探るグラフィック表現の可能性|GA info.

    サイトトップ イベントレポート  デザイントーク in TOPPAN vol.11 「GRAPHIC TRIAL 2011  オフセット印刷で探るグラフィック表現の可能性 EVENT REPORT イベントレポートGACからのお知らせや関わったイベントをレポートします 参加クリエーターの皆さんに、半年にわたるトライアルについて語っていただきました。 毎年、第一線で活躍されているクリエーターにご参加いただき、オフセット印刷でユニークな表現実験を行っているグラフィックトライアル。第6回目となる今年も、恒例のトークイベント「デザイントーク in TOPPAN vol.11」(6月11日、印刷博物館内グーテンベルクルーム)が催されました。 参加クリエーターの祖父江慎氏、佐藤可士和氏、名久井直子氏、山剛久氏と、それぞれタッグを組み作品制作を担当したプリンティングディレクター(以下、PD)の金子雅一

  • 印刷表現の可能性を探るグラフィックトライアル|GA info.

    GA info. 印刷表現を追求するクリエーターのために by Graphic Arts Center, Toppan TOPPAN 凸版印刷株式会社 当サイトは、コミュニケーションメディアのひとつである印刷表現の幅を広げ、クリエイティブに役立つ情報を発信するウェブサイトです。凸版印刷のグラフィック・アーツ・センター(GAC)が運営しています。 GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアル CREATOR’S FILE クリエーターズファイル PRINTER’S RESOURCE プリンターズリソース

  • LIVE REPORT

    八木さんの最終作品に向けた原稿が入稿されました! 今回入稿されたものは、 『岩』と『水』それぞれの質感を「結晶」という形に集約した2種の原稿。 これらの「結晶」は、八木さんが実際の結晶をデッサンし、 そこから面を抽出して描き起こしたもので、 その中には『岩』と『水』の複数の写真がはめこまれています。 今までのトライアルで得た質感表現を生かしながら、 「結晶」としていかに魅力的に作りあげるか、 八木さんと担当PDとで入念に印刷設計を話し合いました。 『岩』や『水』の質感と、結晶という形の立体感を うまく融合させられるかが今回のポイント。 刷り上がりが楽しみです! 佐野さんのトライアルが出校しました! 今回出校したものは、 表裏で別々の仕組みを盛り込んだ贅沢な両面ポスター。 表裏で質感に差のある、薄く透ける用紙を使うことで、 表のザラっとした面に刷られたしっとりとレトロな

  • GA info.:graphic trial :服部一成

    「印刷の基的な仕組みを利用して表現に転換できないかな、と考えました。たとえばオフセット印刷は点の大きさを変化させることで色や調子を表現していますよね。これが線ならどうなるのかな? しかも、手描きの線の太さで濃度を表現すれば、手作りの4色分解ができるのでは? ……と言う訳で、まずはカラーチャートをつくってみましょう」

  • GA info.:INFORMATION

    2007年11月11日、印刷博物館グーテンベルグルームにて、第4回となるデザイントーク in TOPPANが開催されました。パネラーとしてお集まりいただいたのは、講談社BOX部長で、文芸誌『ファウスト』などの編集者として活躍している太田克史氏、ブックデザインの分野で意欲的かつ斬新な活動を展開している祖父江慎氏と坂野公一氏、印刷会社のディレクターとしてDTPの普及に努めている紺野氏の4名です。DTP の技術を積極的に活用しながら「美しい組版」や「内容に相応しいフォント」を追求している彼等に、デザイナー、編集者、フォントディレクターそれぞれの立場から“文字”にまつわるお話を中心に伺いました。 まずは今日までのDTPの流れを概観します。DTPという言葉が生まれたのは1985~6年ごろ、実際に普及し始めたのは95年以降のこととされています。パネラーの方に当時のことを伺ってみました。 「最初はフォ

  • GA info.:INFORMATION

    2008年12月7日、凸版印刷の印刷博物館 グーテンベルグルームにてデザイントーク in TOPPAN vol.6が開催されました。この講演会は印刷博物館 P&Pギャラリーで開催中の「世界のブックデザイン 2007-08」(11月22日~1月18日)のテーマに因んで企画されたものです。講演者は現在、グラフィックデザイナーとして書籍や雑誌デザインで活躍中の工藤強勝氏。ご自身の仕事を例に取りながらブックデザインの方法論と組み立て方などを現場ならではのライブ感あふれるエピソードとともに語っていただきました。 最初は、グラフィックデザイナーに至ったプロセスと自己紹介を兼ねたお話です。 「僕は最初、日電信電話公社(現NTT)に電子交換機のエンジニアとして就職しました。全国に25万人の社員がいたところですから、日の人口が1億人とすると日人の400人に1人が社員という巨大な職場です。自分は25万

  • GA info.:creator's file :前田ジョン

    デザイナー、アーティスト活動とともに、デジタル・メディアの研究者としても知られる、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ準教授・前田ジョン氏。子供のころから「親友」として一緒に育ったコンピュータと、サイエンスやグラフィックデザインへの融合について研究を続けた。やがてデザイナーやアーティストといった枠を超えて、大きな視野からみたクリエイティブとは何かを問う前田氏のお話を伺った。 ぼくがマサチューセッツ工科大学(MIT)に入学した1984年頃に、ちょうどコンピュータのグラフィックブームが始まり、プログラミングへの需要が高まっていました。ぼくはMITでコンピュータ技能をマスターするとともに、ユーザー・インターフェイスのデザイナーになろうと考えていました。その後、MITの大学院時代に偶然、図書館でポール・ランドの『Thoughts on Design』というに巡り合います。ランドの空間を

  • http://biz.toppan.co.jp/gainfo/gt/info/index.html

  • GA info.:creator's file :祖父江慎

    ブックデザインの世界で今もっとも強烈な光を放つ、祖父江慎氏。“書店の棚で異彩を放つ”“造の定法からの軽妙な逸脱”など評される氏の仕事の根底にあったのは、実はを作ることへの底深い「愛」であった。その言葉の端々からは、控えめでありながらとその世界への熱い思いが溢れでてくる。とその世界への愛を語る、祖父江慎氏の造術を聞く。 『殴るぞ』のカバーは、羊毛紙といって物の羊の毛が25パーセントも織り込まれてるんですよ。用紙メーカーから見を渡されたとき、最初の手触りで「これは吉田さんの紙だ」って思ったんですが、ステキな話があるんです。  小学館の人が在庫確認で問い合わせの電話をしたのが秋だったんですが、「すぐにはむつかしい」とのことで「春まで待てないか?」っていわれたんですって。なぜ?って聞いたら、牧場の人に「これから寒くなるのに羊の毛は刈れない。うちの羊を殺す気か!」って言われたそうなんで

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2008/04/18
    「当時の書体は、今と違って仮想ボディーよりも骨格を優先/ここ30年くらいの間に設計された書体は、ほとんどが骨格よりも仮想ボディー優先での設計/四角っぽい/四角い書体の似合うのは、ぎりぎり13級まで」
  • GA info.:creator's file :白井敬尚

    ブックデザインや雑誌のデザインをはじめ、タイポグラフィを中心としたデザイン分野で活躍する白井敬尚氏。タイポグラフィ史の研究にも積極的に取り組み、美術大学でデザイン教育に携わるなど、多角的な活動を続けているが、その起点には常にタイポグラフィへの熱い情熱があった。白井氏のタイポグラフィとの衝撃的な出会いを軸に、グラフィックデザイナーとしての歩みを追った。 小さい頃から図画・工作は好きだったけれど、絵を描くことが職業の選択肢のひとつにつながる発想自体が頭にありませんでした。 高校時代はバンド活動に熱中していましたが、だからといってそっちの方面でやっていこうという考えもなく、単に楽しいからやっていた…のんびりしていたんですね。 ただ、当時からジャズやギターミュージックを聴いていたので、ECMレーベルのシンプルで端正なジャケットをかっこいいなあと思ってはいました。それは今の嗜好に通じているか