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ブックマーク / blog.livedoor.jp/yahata127 (8)

  • 大学教員の日常・非日常:金貸し本格化

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 奨学金返済3カ月遅れ ブラックリスト化 学生に同意書強要 去年の10月に心配していたことが、格化してました。 二〇〇九年度日学生支援機構の奨学金ガイドには次のように記載されています。「奨学金の貸与を受けるには、個人信用情報の取扱いに関する同意書を提出しなければなりません」「同意書の提出をしなかった場合には奨学金の申込資格はありません」。前年度まではなかった記述です。金を返せない人には、それ以上借金させない。 という点は、一般的な処置だと思われます。 ですが、もうこうなったら、奨学金でも何でもなく、単なる「金貸し」じゃないですか。 だったら、お役所のお得意な方法で、民間に任せてしまってはどうですか?

  • 大学教員の日常・非日常:具体的ってなんだ

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 これは反応しておくと、自分のためになりそうな気がした。 ロジカルシンキングの練習:反例を作ること http://d.hatena.ne.jp/idadi/20081116/1226848629 「論理的」とは、「経験との対応が明確に表現されている」ということである。言いかえれば、「具体的」ということである。日語,わかりにくいですね.「言い換えれば」という部分なんですけど.たぶん,「論理的⇔具体的」を言ってるんじゃないの?きっと.引用された部分は、宇佐美先生の文章なんで、こっから書くことは、あくまでフラスコの解釈です。できれば原典を読んでほしいけれども、たかがフラスコのエントリのためにほいと買えるほど

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2009/01/21
    「世の中の議論は、問題に対して適切な言葉のレベルが意識されていない」
  • 大学教員の日常・非日常:基礎研究の反対語は?

    「基礎」の反対だから「応用」と考えていた人。 はい、フラスコと同レベルのお友達。 基礎研究:すぐ役には立たない、知的好奇心のみ、道楽チック 応用研究:即役立てる、金になる、企業がやってる そんな拙くもボンヤリしたイメージをもってませんでした? 過去のエントリを見るに、フラスコは確実にそんなイメージをもってました。書いたのは6年前になりますが、今までもそんな雰囲気だけでとくに考えもしていませんでした。 ノーベル賞の野依先生が、師匠の上田先生から教わった考え方として、次のような基準を提唱しています。 研究を「基礎←→応用」という1軸ではなく 「基礎←→末梢」「純正←→応用」の2軸で表現する。 この基準で考えることで、いろんな誤解をとくことができる模様。 原理をつきつめていくものが「基礎」で、なんかコチョコチョやってるのが「末梢」 金にならないのが「純正」で、技術に発展し金にもなるのが「応用」

  • 大学教員の日常・非日常:「論理的」とは「具体的」である

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 「論理的思考力を」なんてなスローガンに対抗するため、最近は、宇佐美寛先生の著作を読みふけっています。 今まで教えていたことがいかに浅薄であったかということを認識させられ、鼻血も耳血もふきつくしました。国語教育で論理的思考力を養う目的は、論争の能力を高めることである。 方法もこの目的と同質的な方が効果がある。(これは教育学の定理の一つであろう。)つまり、まさに論争を教育方法にするのである。「論争による、論争のための教育」を行なうべきなのである。 1〈論理〉とは、もともと論争を通じて論争のために考え出されてきたものである。2各個人の論争能力を育てなければ、各個人は自衛し得ず、民主主義は成り立たない。この二

  • 大学教員の日常・非日常:任せるなら、ミスして怒るな

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 「すいませーん、レポート提出したいんですけど」 フラスコの部屋は講師が数人同居する大所帯。 こんな風に声をかけられても、誰に話しているのかわかりません。 「出せばー?」 投げやりな返事をしたのは、体育の先生。 すばらしく、無責任です。 「R先生のレポートなんですけど…」 けど…で終わる話し方は、学生の得意技です。 毎回、毎回、だからどうした?と言いたくなります。 続く内容として予測できるのは、 命「遅れたけど、どうすればいいか?」 対抗「わからないけれど、どうすればいいか?」 単穴「提出したいけれど、どうすればいいか?」 ってなところ。 英語のR先生は、日非常勤で不在と教室の入り口に掲示されていま

  • 大学教員の日常・非日常:先生に失礼で敬語なんて使えません

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 「R先生いますー?」 講師部屋は4人が混在していますので、入口のところからこんな声が聞こえることもしばしば。 フラスコはたまに 「『R先生は、いらっしゃいますか?』だろ」 と、訂正したりしてみます。 するとまあ、注意された学生は、なんか半笑いで 「R先生、いらっしゃいますかー?」 と言いなおします。 ここに着任してから、お約束と化すほど繰り返してきたやりとりなんですが、 R先生のところの常連が言うわけですよ。 「えー、なんか、先生に敬語使うのって、他人行儀で失礼じゃないですか」 ほほぅ。 いわく、敬語とは「あなたとは距離がある」ということを表現する他人行儀なものである、と。まあ、たしかに。 彼らにとっ

  • 大学教員の日常・非日常:1=ワン 5=ファイブ 4=?

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 「あのね、5はえいごで、ふぁいぶっていうのよ」 幼児教育には熱心でない我が家で、いきなりの発言。 幼稚園も、とにかく遊べ、という方針なので、そんな教育があるわけでもなく、どこで覚えてきたんでしょうねえ。 しかし、興味をもったのならば、そこは褒め伸びを期待してみます。 「へー、そうなんだ。くぅちゃん、英語知ってるんだ、すごいねえ」 「1、2はね、わん、つーっていうの。うんどうかいのときね、わん、つー、わん、つーっておしえてもらったの」 なるほど。実体験を知識としてまとめつつあるわけですな。 4歳ともなれば、いろんな経験が集まっているんでしょうなぁ。 「すごいねぇ。英語いっぱい知ってるんだねえ」 「ほかに

  • 大学教員の日常・非日常:いたれりつくせり

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 高校生の教科書に、すごいものが出るみたいです。 書き込み欄をつけた教科書とか、漫画でわかる不等式とか…… 工夫をこらした教科書ということで評価して差し上げたいところですが、工夫の方向をすごーく間違えてるんじゃないかなと思ったり。 「文脈を追う」というテーマでは、劇作家如月小春さんの「輝きを見つめて」というエッセーを載せている。書き込み部分には「□に文中の語句を入れ、文の内容をまとめてみよう」という質問。続いて、「私はお年寄りの話を聞くのが□□なのだ」というくだりがあり、「好き」などの語を文から探して、埋めていく。 別のテーマでも、宮輝さんの小説「途中下車」の下に、「□に適当な語句を入れ、『私』

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