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ブックマーク / eunheui.cocolog-nifty.com (6)

  • 壊れる前に…: 青空文庫はいいね!

  • 壊れる前に…: 著作権をめぐる鳩山首相の残念な発言

    鳩山総理大臣が18日、日音楽著作権協会(JASRAC)創立70周年のパーティーに出席し、著作権の保護期間を70年に延ばすことに「最大限の努力をする」と語ったそうです(INTERNET Watch の記事)。 私は鳩山首相のこの発言に深く落胆します。これじゃ自民党と変わらないじゃないですか。大企業のいいなりじゃないですか。まるで資産の世襲相続を守ろうとしているだけみたいじゃないですか。「欧米並み」なんて単なる外圧じゃないですか。個人の産み出したものを公共の財にしていくことによって世の中は成り立っているのに、そして時代の流れはどんどん速くなっているのに、「死後50年」をさらに延ばすなんて、文化を停滞させるだけじゃないですか。 今年7月に施行された著作権法改正に保護期間延長が盛り込まれなかったため、ちょっと気を抜いていたのですが、また気合いを入れていこうと思います。継続的な取り組みが必要とされ

  • 壊れる前に…: 救世主になれなかった私

    スイスで大きな素粒子実験施設が稼働し、宇宙誕生の瞬間を再現する実験が始まったそうです。ブラックホールが出来て地球が飲み込まれてしまうというのは杞憂に終わったようで、よかったです。 インドで、この実験についてのニュースを見て、世界の終わりが来ると考え、一人の少女が自殺しました(タイムズ・オブ・インディア紙 "Fearing end of world, girl commits suicide in Madhya Pradesh")。チャヤさんという16歳の人でした。 私にはすごく彼女の気持ちが分かるような気がします。世界が終わるのが怖かったのではなくて、まわりの人たちが苦しむのを見るのが嫌だったんだろうと思います。「自分が犠牲になりますから、他のみんなを救ってください」と神に願い出ても聞き入れられない無力さが辛かったのでしょう。 そうか、彼女の死によって私たちは生き残ることが許されたのかもし

  • 壊れる前に…: カザフスタンの正書法

    映画 "Borat" の大ヒットで話題のカザフスタンが正書法をキリル文字からラテン文字に変えるらしい。Eurasia Insight の記事で知った。ナザルバーエフ大統領が先月末に国内諸民族会議で意向を明らかにしたもの。来年3月までにウズベキスタン、アゼルバイジャンなど、同様の正書法切り替えを既に行なった国々で調査を行い、実施スケジュールを諮問委員会が答申する。 現行の正書法に言語学的に不備があるわけではなく、ラテン文字が氾濫するインターネット時代にキリル文字は不便だからという実用的な理由によるもの、と説明されている。日にいると、パソコンが普及して漢字とかを扱うのがだいぶ便利になった気がするのだけれど、ちょっと感じ方が違うらしい。Unicode/UTF-8 では不満が残るのだろうか。詳細は不明。もちろん、ロシアの勢力圏から少し距離をとろうという政治的、文化的な思惑もあるだろう。カザフスタ

  • 壊れる前に…: 版面権と青空文庫

    青空文庫の受難の季節は、予想よりも早くやってきました。 「文字・活字文化振興法の施行に伴う施策の展開」 ― 活字文化議員連盟が超党派の議員立法として今国会に提出する見込みの「文字・活字文化振興法案(骨子案)」とともに民主党のひだ美代子議員のサイトに掲載されています(紙の読売新聞4月1日朝刊4面と表記上の微差を除き同文)。この中で出版活動への支援施策として「版面権の創設(出版者の固有の権利)」が掲げられています。 「出版者の権利について」 ― 社団法人日書籍出版協会著作・出版権委員会が2002年にまとめた報告書。版面権とは、文化庁の吉川著作権課長が2004年9月30日の著作権分科会法制問題小委員会で「出版社に…複写された場合に報酬請求できるというような、そういう権利」を認めることだと要約しています。もう少し詳しい定義を求めて、その創設を求めている日書籍出版協会のこの報告書を見ると、以下の

  • 壊れる前に…: 夕凪の街 桜の国

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