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ブックマーク / igs-kankan.com (10)

  • 村上靖彦×宮地尚子【後編】ケアの焦点は「時間」

    対談者プロフィール 村上靖彦(むらかみ・やすひこ) 1970年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は現象学的な質的研究。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房、2008)、『治癒の現象学』(講談社選書メチエ、2011)、『傷と再生の現象学』(青土社、2011)、『摘便とお花見』(医学書院、2013)、『仙人と妄想デートする』(人文書院、2016)、『母親の孤独から回復する』(講談社選書メチエ、2017)、『在宅無限大』(医学書院、2018)、『子どもたちがつくる町』(世界思想社、2021)、『交わらないリズム』(青土社、2021)など多数。 宮地尚子(みやじ・なおこ) 一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医、医学博士。1986年京都府立医科大学医学部卒業

    村上靖彦×宮地尚子【後編】ケアの焦点は「時間」
  • 村上靖彦×宮地尚子【前編】違う道からケアに近づく

    対談者プロフィール 村上靖彦(むらかみ・やすひこ) 1970年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は現象学的な質的研究。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房、2008)、『治癒の現象学』(講談社選書メチエ、2011)、『傷と再生の現象学』(青土社、2011)、『摘便とお花見』(医学書院、2013)、『仙人と妄想デートする』(人文書院、2016)、『母親の孤独から回復する』(講談社選書メチエ、2017)、『在宅無限大』(医学書院、2018)、『子どもたちがつくる町』(世界思想社、2021)、『交わらないリズム』(青土社、2021)など多数。 宮地尚子(みやじ・なおこ) 一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医、医学博士。1986年京都府立医科大学医学部卒業

    村上靖彦×宮地尚子【前編】違う道からケアに近づく
  • 『中動態の世界』の謎に迫る!|かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-

    ①中動態?……なんじゃそれ?? ②ほうほう、中動態は「別の光を当ててみなければ見えてこない」? ③おっ? ④ホントだ! わかった!! 写真(C)岩沢蘭 『中動態の世界』の著者、國分功一郎先生は何をしているんでしょうかね 。 実は、書のカバーの上にニスで文字が印字してあって、光の当たり具合によってはうっすら読むことができるんです。 書冒頭に次の一節があります。 《その世界は失われた世界ではないし、未知の世界でもない。 ある意味では身近であるが、しかし、手をかざしていつもの日の光を遮るか、別の光を当ててみなければ見えてこない、そんな世界である。》 「これから中動態の世界の謎に探って行こう!」という決意に満ちた美しい文章です。そんなわけで、カバーにもいつもと別の光を当ててみた、と。 よろしれければ皆様もぜひ解読してみてください。 ◆ このたび小社では、「シリーズケアをひらく」最新刊として、國

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  • 「観察」することの驚きと歓び

    ★★★ ■細馬宏通(ほそま・ひろみち) 滋賀県立大学人間文化学部教授(コミュニケーション論)。2006年から介護現場での観察研究を始め、利用者やスタッフの会話にあらわれる身体動作を観察してきた。 著書に『浅草十二階―塔の眺めと“近代”のまなざし』青土社、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか―アニメーションの表現史』新潮社、『今日の「あまちゃん」から』河出書房新社、『うたのしくみ』ぴあ、とその関心は幅広く、ジャンルを横断した“目利き”として知られる。 ■六車由実(むぐるま・ゆみ) 東北芸術工科大学芸術学部准教授(民俗学)を2008年に退職後、ハローワークでホームヘルパー2級の資格を取得。静岡県の特別養護老人ホームで介護職員として働いた後、現在、デイサービス「すまいるほーむ」管理者。 『神、人を喰う―人身御供の民俗学』(新曜社)で2003年サントリー学芸賞、『驚きの介護民俗学』(医学書院)で2013

    「観察」することの驚きと歓び
  • 第1回 矛盾の中へ

    1950年生まれ。合気道7段、居合道三段、杖道三段の武道家であり、神戸市に2011年に完成した道場兼能舞台の「凱風館」を主催している。 フランス現代思想、ユダヤ人問題から映画論や武道論まで幅広い著作で知られる。 武道論に『私の身体は頭がいい』(文春文庫)、『武道的思考』(ちくま新書)などがある。 第6回小林秀雄賞、新書大賞2010、第3回伊丹十三賞などを受賞。 『死と身体』(医学書院)は知る人ぞ知る隠れた名著! ブログURL: http://blog.tatsuru.com/ 第1回 矛盾の中へ ◆意図を持つと体が動かない――焦点化と拡散化 内田 合気道の稽古をご覧になっていかがでした? 熊谷 憑依しながら見るというか、いろいろな人の中に入り込んで追跡する感じで見ていたので、終盤クラクラしてきました(笑)。当にいろいろなことを連想的に思いましたので、どれからお話ししたらいいのか……。そう

    第1回 矛盾の中へ
  • 『驚きの介護民俗学』刊行!!

    六車由実(むぐるま・ゆみ) 1970年、静岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。民俗学専攻。東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員、同大学芸術学部准教授を経て、現在、静岡県東部地区の特別養護老人ホームにて介護職員として勤務。 論文に「人身御供と祭」(『日民俗学』220号、第20回日民俗学会研究奨励賞受賞)。『神、人を喰う――人身御供の民俗学』(新曜社、2003年)で2002年度サントリー学芸賞受賞。 シリーズ ケアをひらく 『驚きの介護民俗学』 3月15日発行! (A5六版、240頁、税込定価1680円)ISBN978-4-260-01536-3 「キーワードは『驚き』ですね」 これまで「驚きの『介護民俗学』」を連載させていただいていた『看護学雑誌』は12月号をもって休刊になるが、医学書院編集者・白石正明さんのご厚意により、こうして《看護師のためのwebマガジン「

    『驚きの介護民俗学』刊行!!
  • 『驚きの介護民俗学』刊行!!

    六車由実(むぐるま・ゆみ) 1970年、静岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。民俗学専攻。東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員、同大学芸術学部准教授を経て、現在、静岡県東部地区の特別養護老人ホームにて介護職員として勤務。 論文に「人身御供と祭」(『日民俗学』220号、第20回日民俗学会研究奨励賞受賞)。『神、人を喰う――人身御供の民俗学』(新曜社、2003年)で2002年度サントリー学芸賞受賞。 シリーズ ケアをひらく 『驚きの介護民俗学』 3月15日発行! (A5六版、240頁、税込定価1680円)ISBN978-4-260-01536-3 「キーワードは『驚き』ですね」 これまで「驚きの『介護民俗学』」を連載させていただいていた『看護学雑誌』は12月号をもって休刊になるが、医学書院編集者・白石正明さんのご厚意により、こうして《看護師のためのwebマガジン「

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  • 「介護されるプロ」、古武術介護を体験する

    熊谷晋一郎 1977年生まれ。新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。 小中高と普通学校で統合教育を経験。 大学在学中は地域での一人暮らしを経験。また全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害をもった学生たちとともに、高等教育支援活動をする。 東京大学医学部卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現在、他の障害をもつ仲間との当事者研究をもくろんでる。 著書に『発達障害者当事者研究 ゆっくりていねいにつながりたい』綾屋紗月との共著)、『リハビリの夜』。 身体介助に必要な「怯え」と「覚悟」 「介護されるプロ」、古武術介護を体験する 「介護するプロ」がいれば、「介護されるプロ」がいる。脳性マヒの当事者として生き、小児科医・医学研究者として活動を続ける熊谷晋一郎氏は、まぎれもなく「介護されるプロ」といえ

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  • かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-

    「まんがだからわかる!できる!看護のための薬理学レッスン」~Lesson10 鎮咳薬、去痰薬~ 薬を知れば気づけるミス、チェックできる徴候、防げる事故がありますよね。 それはわかっていても、膨大な薬の知識を、病態と結びつけながら、体系立てて理解することは簡単ではありません。 たくさんの知識を整理するために「まず必要」な基事項を、まんがで解説します。 続きを読む いちおし! 第7回 腕組みの男性 若年性認知症当事者が描く、日常とおれんじドアのエピソード。 第3回 プローブマークとエコー画像の関係 難しく考えずに、とにかくエコーに触れてみよう! 看護未来塾 聞いて下さい!マスメディアのみなさま 「COVID-19 による集中治療室の看護体制と看護師の... 【最終回】疾病経験がわたしにもたらしたもの 高次脳機能障害当事者の人類学者が自らの体をフィールド・ワークします! 『マンガで学ぶ! がん

  • 『俺に似たひと』刊行!!

    平川克美(ひらかわ・かつみ) 1950年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、渋谷区道玄坂に翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。1999年シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加。現在、株式会社リナックスカフェ代表取締役。 連載を大幅加筆した『俺に似たひと』は、1月20日発売!!  定価1680円(税込)です。 なお『小商いのすすめ――「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』(ミシマ社、1680円)も同時刊行。こちらもよろしく! 『俺に似たひと』1月20日発行! (四六版、240頁、税込定価1680円)ISBN978-4-260-01536-3 物 語 と い う 形 式 これから「俺に似た人」について語ろうと思う。「俺に似た人」とは、ついひと月ほど前に亡くなった俺の父親のことである。 この二年間、俺は父親の介護をするために、実家に戻

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