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ブックマーク / www.amudesu.co.jp (7)

  • legibility4

    文章そのものの内容表現や用字・用語を整理統一することで、読みやすくすることをリーダビリティ(readability)といい、視覚的なもの、つまり書体や字詰や行間の工夫で読みやすくすることをレジビリティ(legibility)といいます。 現在の出版物の制作は分業化されています。著者から上がった原稿は編集者によって原稿整理されます。この作業で、表記・表現の統一や内容が読者対象とあっているかなど整理や判断をします。これが読みやすくするためのリーダビリティの作業です。 1 冊の雑誌や書籍の中では、 同じ語は統一した表記で扱われます。これがバラバラでは読者は混乱して読みづらさを感じます。たとえば「コンピューター」なのか「コンピュータ」なのか。「その頃」なのか「そのころ」なのか。これは各出版社や編集部で表記一覧表などが作られていて、大まかな用字・用語は決められています。 最近は文章を書き慣れた著者の

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2014/11/06
    readabilityとlegibility
  • 読みやすさを考える

    「可読性」という単語があります。簡単に言えば「読みやすさ」です。ここでは出版物の可読性、中でもデザインに関わる、レジビリティを中心に考えてみます。 PDF(可読性) (『編集デザイン入門』〔07年、出版メディアパル刊〕より) 重複するものもありますが、縦組・横組、文字の大きさ、書体、字詰と行間、用紙の色とインキについてなどの大枠は、上記 PDF をお読みください。 ここでは、もっと広く「読みやすさ」を考えていきたいと思います。 1――読みやすさの研究と出版文化の継承 2――「読みやすさ」に関する共通の認識を 3――「読みやすさ」を判断する条件 4――2つの「可読性」 (リーダビリティとレジビリティ) 5――可読性と可視性の違い。そして紙の色 6――タテかヨコか、生理的には横組が優位 7――デジタル出版物の見せ方 8――ディスレクシア(読字障害)について

  • http://www.amudesu.co.jp/legibility/legibility.pdf

  • 本文フォーマット

    文フォーマットの基は何と言ってもレイアウト用紙です。 レイアウト用紙は、5段組、4段組、3段組と使い分けることにより、記事による差別化ができ、読者を飽きさせない変化が可能となります。また、文スペースをいちいち計算や組見から割り出す必要もなく、スムーズなラフレイアウトを可能にしてくれます。 レイアウト用紙は、その雑誌の全体イメージを表現するものなので一般雑誌の場合、経験を積んだプ ロのデザイナーが作成することがほとんどですが、職能の分業化がなされてない場合は、印刷所と相談し担当編集者が作成します。 レイアウト用紙は、印刷所に入れる誌面の設計図の台紙あたるものです。(その上に各記事ごとに写真や文、タイトルなどを作図指定したものが、レイアウト指定紙と呼ばれます)現在ではDTPが主流となり、指定という考え方が乏しくなりましたが、一冊の雑誌としてのデザインのベースとなることにかわりはありま

  • 写真

    忙しい現代人にとって、直接視覚に訴える写真の使用は、魅力的な誌面作成には欠かせません。読者に記事内容を読んでもらうには、まずはインパクトのある写真で読者の目を奪い、次に興味をそそるタイトルで、記事を読んでみようと思わせることです。 写真の扱いはレイアウト担当者の腕の見せどころです。元の写真を部分的にカットすることをトリミングといいます。カメラマンから上がった写真はトリミングによって、より生きることもあれば、逆に死んでしまうこともあります。また、まったく違った意味を与えることもできます。 まずは写真をよく読み込むことです。1枚の写真にも文字と違った、さまざまな情報が入っています。それらの情報の中から記事内容にあった、そして動きのある情報をピックアップするのがトリミングです。 写真は、それだけで使用されるケースは少なく、通常は文と共に誌面上に配置されます。写真の視覚的なアピール度は高く、その

  • 文字

    ページ印刷物をデザインする場合、印刷文字に関しての興味と最低限の知識は必要です。 印刷文字は総称して「活字」と呼ばれていますが、実際には金属の活字は、現在ではほとんど使われていません。活字に代わり、写真の原理を利用した写植や、コンピュータを使った電子文字(デジタ ルフォント)が印刷文字の主流となっています。CTSや電算植字やDTP などはコード化された電子文字を使った組版です。 文字の字種は何であれ、印刷物となったときの組版の見えに違いはありません。まずは、組版の原理を理解しましょう。 組版は6つの項目から成り立っています。 まずは組。縦に組むか横に組むかです。いま読んでいるこの記事は横組です。 つぎに、文字の大きさです。この項目の物差しは 2 種類あります。ポイント(ポ、P)と級(Q)です。つまり活字を基盤にしているか、写植を基盤にしているかの違いです。これは単に印刷所の持っている機械の

  • デザイン

    「ページ印刷物を制作する」とかかげて、その章だてを「はじめに」「デザイン」「制作と管理」としたことを少しばかり悩んでいます。どこまでをデザインに、どこからを制作技術として扱えばよいものか。かつての教育機関的な分類では「編集」「デザイン」「印刷」の三者の職能的な分業協力関係を解説することがほとんどでした。 もちろん今でも、この三者の関係の上でページ印刷物が制作されてはいるのですが、今一つ臨場感がありません。三者がオーバーラップした状態がしばらく続き、いつの間にかその中でデザインが突出してしまっているのが現在のような気がします。ただし、ここで言う「デザイン」は、視覚的なものの見 方、考え方のことであって、職能的なデザイナーの作業のことではありません。見渡したところ職能としてのデザイナーはむしろ閉塞的な状態ではないでしょうか。 気を持ち直してデザイン。エディトリアルデザイン、レイアウト、ブックデ

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