1. はじめに 内閣府によれば,2012年3月時点における携帯電話の世帯普及率はじつに94.5%にのぼる[1].携帯電話はほとんど全ての国民が1台ずつ持つ,他に例を見ない製品に育った.その中で近年台頭著しいのがスマートフォンである. コムスコア社の調査によると,今年6月時点におけるスマートフォンユーザは全携帯電話ユーザの23.5%であり,この数字は前年同月から43%の増加にあたる[2].つまり,最近になって普及率が急カーブで上昇している.こうした傾向は出荷台数を見るとより顕著になる.MM総研によると,今年4月~9月の国内携帯電話端末の総出荷台数に占めるスマートフォンの比率は69.4%にのぼる[3]. さて,スマートフォンは不特定多数との情報交換を目的とするものだ.したがって文字コードの実装は,重要なポイントとなる.では,その実態はどんなものか,いささか調べた結果をお伝えしたい. 2. レパ
符号化文字基本集合 - 日本コア漢字 Basic Subset of Coded Character Sets - Japanese Core Ideographs 序文 この学会試行標準(IPSJ-TS)は,社団法人情報処理学会 情報規格調査会の学会試行標準委員会作業グループ5(WG5)において2003年度までに行われた調査研究をもとに,特に重要と判断される技術情報をまとめ,学会試行標準(IPSJ-TS)として公表するものである。 1. 適用範囲 この学会試行標準は, 我が国の日常的な社会生活において, 効率的に漢字を使いこなすために必要な漢字集合を規定する。 この漢字集合は, 既に制定・公表されているJIS X 0208, IPSJ-TS 0005などに基づき, 新聞, 辞書などの使用漢字頻度調査を参考にして, 機能度を考慮して選定されている。 2. 引用規定 次に示す規格などは, こ
1論著 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1970年代以前 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1) 倉石武四郎:漢字の運命, 岩波新書 (1952) 2) ムーアハウス著, ねずまさし訳:文字の歴史, 岩波新書 (1956) 3) さねとうけいしゅう:中国の文字改革, くろしお出版 (1958) 4) 魚返善雄:日本語心得帳, 大修館書店 (1961) 5) 藤堂明保:漢字の起源, 徳間書店 (1965) 6) 西田龍雄:生きている象形文字−モソ族の文化, 中公新書 (1966) 7) 藤堂明保ほか:言語, 中国文化叢書, 第1巻, 大修館書店 (1967) 8) 貝塚茂樹編:古代殷帝国, みすず書房 (1967) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1970年代 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 9) 白川静:漢字, 岩波書店 (1970) 10) 白川静:金文の世界, 東洋文庫, 平凡社 (1971) 11
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