タグ

ブックマーク / www.y-mainichi.co.jp (4)

  • 八重山語を平仮名表記に | 八重山毎日新聞社

    四カ字の言葉の表記法について説明を受ける参加者ら=15日午後、市健康福祉センター 「四箇八重山語の表記法について」をテーマに講演する宮良信詳氏=15日午後、市健康福祉エンター 石垣市文化協会すまむに部会(黒島健会長)主催の「やいまむに講演会」が15日午後、市健康福祉センターで開かれ、琉球大学名誉教授の宮良信詳氏=市大川出身=が「四箇八重山語の仮名表記法について」をテーマに講演し、世界で消滅の危機にある言語の一つと認定されている八重山語の普及継承のため、平仮名で表記する方法を紹介した。約60人が参加した。 宮良氏は「従来の片仮名で表記する方法ではどうしても外来語のイメージが強くなってしまうので親しみやすさを重視した」と説明。 「東京」という言葉は実際には「とおきょお」、「お父さん」は「おとおさん」と話すように、「声に出して表された音が文字では消えてしまい、誤解を与えてしまう場合も多い」と話し

  • 与那国方言辞典、18年度中発刊へ  | 八重山毎日新聞社

    2014年度から編集作業を進めている与那国方言辞典編集委員会(米城恵委員長)は、18年度中の発刊に向け準備を進めている。今回発刊分には約1500語を収める予定で、辞典名は「どぅなんむぬい辞典」(仮称)。「琉球のことばの書き方」を基に表記し、表現が複数の場合は併記することとしている。 編集委事務局の町教委は14年度から島内や郷友会の高齢者らを訪ねて方言を収録し、月2回の編集委に提出。編集委は、事務局が示す例文の素案を精査、読み方や品詞、意味などについて確認している。これを8月まで続け、年度後半には関連図や写真などを選定する。 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が発表した「消滅危機の言語」で、「どぅなんむぬい」(与那国島語)は深刻で重大な危機にあると指摘されている。日常的に使われていた言葉ですでに死語になり、消滅した例も。日常的に話す人は減り続け、島外からの転入者が増えており、島出身者と島外出

    与那国方言辞典、18年度中発刊へ  | 八重山毎日新聞社
  • 石垣島の人骨、国内最古と判明 新石垣空港建設現場から出土 | 八重山毎日新聞社

    【那覇】新石垣空港建設地内の石垣市白保竿根田原洞穴周辺遺物散布地(通称C1洞穴)で発見された人骨が約1万5000年から2万年前のもので、日最古の年代になることが4日分かった。その結果、後期更新世(旧石器時代)に石垣島にヒトが存在していたことが明確になり、人類学のうえで重要な発見となった。また、遺跡が存在した場合、県文化財保護条例などにより遺跡保護の可能性もあることから、今後の空港建設計画やスケジュールなどへの影響も注目される。 県立埋蔵文化財センターでは2006年から新石垣空港建設予定地での発掘調査を実施しており、C1洞穴からは人骨化石や多量の獣骨化石、下田原式土器(約3500年前)、八重山式土器(約500年前)などが採集され、遺跡や洞穴としての重要性が指摘されていた。 指摘を受け、昨年7月に県教育文化課や県新石垣空港課、県立埋蔵文化財センター、琉球大学医学部の土肥直美准教授、愛知教育

    石垣島の人骨、国内最古と判明 新石垣空港建設現場から出土 | 八重山毎日新聞社
  • 「ティンダバナ」か「てんじゃばな」か | 八重山毎日新聞社

    【与那国】祖納集落の南に切り立ってそびえる景勝地「ティンダハナタ」。標高100メートルあたりの遊歩道の先に自然にできた展望台があって美しい海岸線と集落のたたずまいを眼下に眺望できる。 ここに訪れる観光客が首をかしげることがある。この地をほかに「ティンダバナ」「てんじゃばな」などの呼び方の表示があるからだ。 昭和49年に名勝地として県が指定したときの遊歩道の入り口にある説明板には「ティンダバナ」。少し離れた場所に町教委が設置したみかげ石板には「ティンダハナタ」とあり、その向かいの石島英文(故人)の詩碑(詩は1942年作)には碑文に「てんじゃばな」と刻まれている。 3カ所の位置は互いに5メートルほどしか離れておらず、初めて訪れる人は入り口でこの複雑な表示に遭遇する。現地を見た文化財保護審議委員も苦笑した。この辺りは古謡の「トゥバルマ」などにも歌われ、町民に親しまれている所。 地元の人にもとまど

    「ティンダバナ」か「てんじゃばな」か | 八重山毎日新聞社
  • 1