四カ字の言葉の表記法について説明を受ける参加者ら=15日午後、市健康福祉センター 「四箇八重山語の表記法について」をテーマに講演する宮良信詳氏=15日午後、市健康福祉エンター 石垣市文化協会すまむに部会(黒島健会長)主催の「やいまむに講演会」が15日午後、市健康福祉センターで開かれ、琉球大学名誉教授の宮良信詳氏=市大川出身=が「四箇八重山語の仮名表記法について」をテーマに講演し、世界で消滅の危機にある言語の一つと認定されている八重山語の普及継承のため、平仮名で表記する方法を紹介した。約60人が参加した。 宮良氏は「従来の片仮名で表記する方法ではどうしても外来語のイメージが強くなってしまうので親しみやすさを重視した」と説明。 「東京」という言葉は実際には「とおきょお」、「お父さん」は「おとおさん」と話すように、「声に出して表された音が文字では消えてしまい、誤解を与えてしまう場合も多い」と話し