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ブックマーク / aerodynamik.hatenablog.com (8)

  • Perfumeの声って何なの? 声を加工するいくつかの手法 - Aerodynamik - 航空力学

    「パフュームって絶対地声じゃないよね」などの検索ワードでこのブログに辿り着く人がたまにいるようなので、声を加工する定番の手法をちょっと書いておく。 テープの回転数を変える 録音時にテープの回転スピードを下げ、再生時には通常の回転速度に戻すと高音のユーモラスな声に。もちろん逆も可能。 1967年に280万枚を売り上げる大ヒットとなった、ザ・フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」。 1990年、あんしんパパ「はじめてのチュウ」。 随分前に「一青窈のピッチを落とすと平井堅になる」というのが話題になった。 トーキングモジュレーター 別名トークボックス。シンセサイザーやギターの音を特別なアンプを使ってビニールチューブの中に通し、そのチューブを口に咥えて発声すると、共鳴して不思議な音に。 80年代に活躍したファンクバンドZAPPのRoger Troutmanが一番有名どころ。 「ロボジブリ」な

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  • Perfume「近未来三部作」の衝撃を、エレクトロ名盤とともに時系列で振り返る - Aerodynamik - 航空力学

    今でこそ、PerfumeがCDをリリースすれば、「What's IN?」や「オリ★スタ」、「CDでーた」などのJ-POP雑誌、或いは「音楽と人」や「Rockin' on JAPAN」のようなライトなロック雑誌が記事としてそれらを取り扱ってくれる。しかし、Perfumeが「ポリリズム」でブレイクする前に、彼女達を紙面で大きく扱っていたのは、それら音楽雑誌ではなく、また、可愛い女の子のグラビア写真が沢山載っているアイドル雑誌でもなかった。 かつて、ブレイク前の彼女達に複数ページを割いていたのは、ハイカルチャーサブカル誌「Studio Voice」、元々は芸人雑誌ではなくアングラサブカル誌であった「Quick Japan」(現「QJ」)、TV雑誌の皮を被ったサブカル&音楽誌「TV Bros.」、Perfume楽曲のリミックスを7インチアナログでプレスしたクラブミュージック専門誌「REMIX」など

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  • ノイエ・ドイチェ・ヴェレ(ジャーマン・ニューウェーヴ)探訪 - Aerodynamik - 航空力学

    自分がテクノを聴き始めたのは90年代の初頭で、テクノのルーツを遡って掘っていく過程で、1980年前後のテクノポップ、エレポップ、ニューロマンティクス、ミュンヘンディスコなどを手当たり次第に当たっていた時期があったのだけれど、ドイツのニューウェーヴ、ノイエ・ドイチェ・ヴェレ(Neue Deutsche Welle)に関しては、ネットも普及していない頃だったのでとにかく情報が無くて、掘るのに非常に苦労した。そもそも音源は限られた場所でしか手に入らないし、この手の音のCD再発が始まったのは00年以降だった。もちろん映像なんて全然出回ってなくて、この辺のPVを集めたLDが1枚あるきりで、それもとんでもない値段で取引されていた。 今は簡単に試聴できる時代だから、下に挙げたド定番だけでも見てほしいと思うんですよ当に。 ハードエレクトロ系 Liaisons Dangereuses テクノを遡るとかなら

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  • 中田ヤスタカ「5分の曲って5分でできる」「レコーディングこそライブ」、その驚異的な作曲スピードと録音スタイル@Marquee Vol.90 - Aerodynamik - 航空力学

    http://www.marquee-mag.com/ まず、前提として、中田ヤスタカは「曲のストックは作らない」。*1 中田ヤスタカが作曲スピードと録音スタイル、そして非常に珍しい事に「Perfume」のレコーディングについて語った、Capsule「STEREO WORXXX」リリースインタビューより。 −昔はもっと「ビジュアルも音も一人で全部計算して作っている」みたいな感じだったと思うんだけど。世の中的にも完璧主義っていうイメージはあると思うんだよ。でも、もしかしたら最初からそうでもないのかな?意外とその場その場の感覚で動いているような気もするんだよ。 中田:何かを目指して作ってるわけではないから。作りながら考えて形になっていくものじゃないですか。最初に「こういうの作りましょう」って…。作ってもいないのにそう思う時点で大したアルバムじゃない(一同笑)。そういう意味では毎回Capsule

    中田ヤスタカ「5分の曲って5分でできる」「レコーディングこそライブ」、その驚異的な作曲スピードと録音スタイル@Marquee Vol.90 - Aerodynamik - 航空力学
  • タワーレコード新宿店がリニューアルオープン、「マニア向け商売としてのレコードショップ」を見据えた大胆な改革を実行 - Aerodynamik - 航空力学

    http://tower.jp/store/Shinjuku 4/27、タワーレコード新宿店がリニューアルオープン。2004年のJR新宿駅改装時に、警備員の佐藤修悦氏がガムテープで描いた案内表示の独自性が評判となったが、その新宿と改装の象徴「修悦体」による案内が客を迎え入れる。 やはり驚くのは、大型総合レコード店の常識を覆す、斬新なフロア割だ。絶望的なCD不況と、オリコンの年間チャート上位にはもはやAKB関連とジャニーズしかいない現状、つまり、CDは最早誰もが買うような「大衆消費財」ではなく、一部のオタクが馬鹿みたいに購入する「マニア向け商品」になったが、その時代にレコード店が生き残るためにはどうあるべきか。それを大胆な形で具象化したのが、この新宿タワレコのフロア割だ。 7F 窓口の7Fにはもちろんこれまで通りニューリリース商品を置くのだが、それ以外のJ-POP、K-POPを全部取っ払い、

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  • 中田ヤスタカの10のルール@TBS「私の10のルール」 090908 - Aerodynamik - 航空力学

    http://www.tbs.co.jp/program/my_10rules.html TBS「私の10のルール」、今回は中田ヤスタカ。 その人の拘りが分かる番組。全力で発言を書き起こした。 1. 曲のストックは作らない その時面白そうなことをやろうと思うと、そのタイミングでまた一から作る方が楽しい。 たとえば自分の趣味が全く変わらなくても、世の中が変わればその分だけ変わるし、世の中が全く変わらない、そんな事はないと思うんですけど、変わらなかった場合でも、自分が変われば変わるじゃないですか。いろんな要素があって、好きなものとか今やりたいものっていうのは変わるので。やっぱり一から作りたいんですよね。 過去の曲にこだわりがない、ということにも繋がる発言。 Perfumeのあの曲とかあの曲とか、レコード会社の都合でもない限りはもうリリースはされないだろう。 2. レンタルはしない プライベート

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  • 中田ヤスタカの考えるエレクトロの隆盛と、エレクトロとの決別@Marquee Vol.74 - Aerodynamik - 航空力学

    http://www.marquee-mag.com/ やっと出た中田ヤスタカの超ロングインタビュー。 ほとんどが「ヤスタカの考える戦略構想」についてで、そっちの視点から彼を見ているファンにとってはたまらない内容。 エレクトロはなぜここまで広がったのか。 中:リズムじゃないんですよね、エレクトロって。音色なんで使いやすいんですよね。感覚的には「新しい楽器ができた」って感じに近いと思うんですよ。で、そういう意味で、僕が思うにエレクトロって、デジタルの人がやっと自分のアイデンティティを楽器として持てたと思うんですよね。(中略) エレクトロのああいうバリバリしたシンセの音は、やっと音色としてディストーションギターとかに対抗できるくらいのパワーを持った存在になりえた感じがあるんですよ。つまり、そういうパワー感を求めた時に、ギターに行かなくて済むというか。 シンセだけで構築されたテクノは別として、ポ

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  • 「何故J-POPばかり聴いていてはいけないのか?」にふと思うこと - Aerodynamik - 航空力学

    http://d.hatena.ne.jp/nyaaano/20060816/p1 チャゲ&飛鳥のようなJ-POPは、「ヴォーカルの歌うメロディー」という絶対的主体のもとに成り立っており、感受性の平坦化・画一化を招く。 一方Corneliusのような曲は、絶対的主体が無く、人によって受け取るメロディも違う。 それは一つの物事に対して複数のアイデアの発想につながり、生活意識が高まる。 という主張。 中学生の頃によく同じようなことを言ってはうざがられた覚えあります。 もちろんJ-POPじゃなければいいかというと、そういう訳でもなく、実際に自分達が普段メディアを通して耳にするような「洋楽」、それは「インスト」であっても、同じように絶対的主体に支配された音楽がほとんど。 じゃ、J-POPばかり聞いてるのと何が違うかと言えば、ヴォーカルの歌が日語じゃないので、頭の中ではヴォーカルとその他の音が明確

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    funaki_naoto
    funaki_naoto 2006/09/09
    「4分33秒」耳
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