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ブックマーク / basilkritzer.jp (28)

  • 顎を張れなくて悩んでいるひとへ | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – – きょうは、楽器演奏を学ぶ中で先生や教則から ・顎を張りなさい、と教わったがそれがうまくいかなくて悩んでいるひと ・顎を張りなさい、と教えているがそれがうまく伝わらなくて困っている先生方 のために、この「顎を張る」ということについて、「それがうまくいかなくて困っているひとの視点」から考えていきます。 【アンブシュア恐怖症】 何を隠そう、わたしは長らく「アンブシュア恐怖症」でした。 初めてプロのホルン奏者の先生にレッスンを受けたときから、それは始まりました。 あるフレーズでうまくいかないことを相談すると 「それはアンブシュアがおかしいからだ」 と言われました。 「もっと顎をちゃんと張りなさい」 とのことでした。 この「顎を張る」という考え方がその後、実に10年以上もの間わたしにとっては恐怖感とともに大きな課題でありつづけました。 ドイツに行ってからも、「アンブシュアがおかしい

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  • ドナルド・S・ラインハルトの教育法〜9つのアンブシュアタイプ〜 | バジル・クリッツァーのブログ

    David Wilken氏(以下、ウィルケン)のウェブサイトの翻訳に取り組んでいます。 http://www.wilktone.com 。 – – – – – – 今回翻訳するのは、アメリカ人トロンボーン奏者のドナルド・S・ラインハルトの奏法論と教育法に関する記事です。 原文こちら: An Introduction to the Pedagogy of Donald S. Reinhardt http://www.wilktone.com/?p=5148 – – – – – – ドナルド・S・ラインハルトの教育法 以下の記事は、2003年にオンライン・トロンボーン・ジャーナルに「ドナルド・S・ラインハルトのピボットシステム」という題で掲載されたものを書き直したものである。 オンライン・トロンボーン・ジャーナルがもう更新されておらず、コードが古くなって記事へのアクセスができないため、良い機会

  • 金管楽器の3つの基本アンブシュアタイプ | バジル・クリッツァーのブログ

    David Wilken氏のウェブサイトより、記事「The Three Basic Brass Embouchure Types」(原文こちら)の翻訳です。 – – – – – – – – – – – – 3つの基アンブシュアタイプ – – – – – – – – – – – – 多数の金管奏者のアンブシュアを注意深く観察していると、楽器や練習のやり方に関係なく、ある特定のパターンが浮かび上がってくる。 全ての金管楽器奏者に普遍的に見られる二つの特徴=「唇を通過する息の流れる方向」と「歯に沿ってマウスピースと唇を押し上げたり引っ張り下げたりする動き」を用いることで、全ての金管奏者のアンブシュアを3つの基的なタイプに分類することができる。 このアンブシュアタイプはそれぞれかなり異なる機能の仕方をするので、金管指導者にとってはこれを理解するのが大切である。同じ指示を与えても、各タイプによっ

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  • 超・おすすめの本 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – ・呼吸法 ・楽器別のヒント ・アレクサンダーテクニークを自分で取り入れる方法 ・高い音や低い音の練習方法 ・フィンガリング ・金管楽器のアンブシュア etc… これが全部、ひとつのに詰まっています! ぼくの代表作とも言える、「今すぐできる・よくわかるアレクサンダーテクニーク〜吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室・楽器演奏編〜」の、大幅改訂版です。 自分で言うのは大変おこがましいのですが、いろんな方々から 「すごく分かりやすくて、役立った! 」という声を頂いたこのを、初版から3年経って、その間のいろいろな経験や勉強をふまえて全力で書き直したものです。 …ということは、さらに!もっと!分かりやすくて役立つになっているのは間違いありません。 ベストセラーをさらにパワーアップさせたわけですからd(^^) いますぐ予約→こちら Basil Kritzer P.S.バジルの著作一

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  • 『重心』に関する興味深いやりとり | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – ツイッターで、@puchnerさんととても興味深いやり取りをしました。 大変寛大にもそのやり取りを紹介することをお許しいただけたので、ここに掲載します。 @puchnerさん、当にありがとうございます。 – – – 重心って、なんのこと? – – – 始まりはわたしの次のようなツイートからでした。 以下、やり取りを記します。 BasilKritzer:管楽器の関係で出てくる『重心を下げる』という話のほとんどは、横隔膜の息吸い運動のことを指している場面が非常に多い。その場合、あくまで横隔膜の運動として説明できて、生徒さんには横隔膜の運動として理解実感できた方が誤解や将来的制限は減り、有用性は高まると思う。 @puchner:ご無沙汰しております。身体が緊張、とくに上半身の肩周りの緊張のため、結果として重心が上半身に移行し、胸式呼吸となるため、呼吸の自由度を保つため重心を下げると

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  • 息の支えって、なんだろう? | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – この動画では、サクソフォン愛好家の方と、『息の支え』についてレッスンしています。 わたしは、奏法問題の多くが実は国語問題だと思うことがあります。 【どこで、なにを、どうするの?】 息「を」支えるの? 息「で」支えるの? 息「を」なにで支えるの? 息「で」なにを支えるの? これを明らかにせずに、なんとなく「重心を下にする」とか「お腹に力を入れる」といったことが息の支えと結びつけられてイメージされたり教えられたりされることが多いですね。 支えとは、ある事物が放っておいたら動いてゆく方向と逆方向に力をかけ、拮抗させることで結果的に動きにブレーキをかけて安定・固定させることを意味します。 では、呼吸においてその「ある事物」とは何なのか?「逆方向の力」とはどこの力なのか。 そういったことをレッスンしています。その結果、とても吹きやすくなり音が響くようになりました。 Basil Kritz

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  • リトルリーグと少年野球~日米のちがいに学ぶ指導法〜 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – — 野球崩壊ー。 ショッキングなタイトルですが、著者のブログ『野球の記録で話したい』をもう7年ほど前から読み続けています。 記録から掘り下げる野球という競技の歴史の味わい深さと、数字から明らかになる選手の個性、実力の面白さ。 そんな著者が、昨年高知新聞が報じた若年者の野球離れをきっかけに野球界の現状をと未来を徹底的に考え論じたのがこのです。 広尾晃著/野球崩壊〜深刻化する「野球離れ」をい止めろ!〜 を読んで浮き彫りになるのは、子供を中心とした野球離れの質は『指導法』の問題にあるということ。 そして、そのような指導法を生み出しなお温存させるのが野球界のビジョンの問題。 そこに至った歴史的過程が根の深さと深刻さを印象付けます。 独立リーグの代表をはじめ、マーケティング・指導法・リーグ運営のビジョンなどをどうしていけばよいかを野球関係者の聡明な人物達に語らせ、また最後にJリーグ創

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  • 息の支えと、口の中の感覚 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – 古い論文なのですが、とてもうまく整理されていると感じて、読み始めました。 →島根大学教育学部紀要(教育科学)第6巻 昭和47年12月 歌唱における呼吸についての研究/藤井文子 「横隔膜の下降を保持する」ことを補助する筋肉に、 -胸骨甲状筋, -輸状喉頭筋, -肩甲舌骨筋, -気管, -道等。 だって! これらは、「喉(or口の中)を広くする感覚」を作り出す筋肉たちだと思う。 もしそうだとすると、やはりやはり「喉を開けなさい, 口の中を広くしなさい」という教えは、質的には「横隔膜の下降の保持=吸気傾向の持続=息の支え」のことを指しているのだろうとますます思う。 『たくさん息を吸いなさい』の真意も、ここにあるのではないだろうか。 息の量を「たくさん」なのではなく、『息を吸う運動を大きく』ということだとすると、つじつまが合ってくる。 ・喉を開けて~ ・口の中を広く〜 ・たくさん息

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  • 【アレクサンダーテクニーク・レッスン】クラリネット編①〜呼吸・発音・タンギングを邪魔しない譜面との距離の取り方〜 | バジル・クリッツァーのブログ

    【アレクサンダーテクニーク・レッスン】クラリネット編①〜呼吸・発音・タンギングを邪魔しない譜面との距離の取り方〜 | バジル・クリッツァーのブログ
  • 比較に悩む暇があるなら… | バジル・クリッツァーのブログ

    高校音楽科で勉強するある吹奏楽部の金管楽器吹き高校生からのメール相談です。 – – – – 案外、比較なんてされていない – – – – 【質問者】 こんにちは、 一年前にアレクサンダーテクニークを知って以来、たくさんお世話になっています。楽器の響き方を身に感じるようになったのもこちらのおかげです。 バジル先生に相談なのですが… これから大学受験などがどんどん近づくにつれて他の人と自分の演奏を比べられる機会がどんどん多くなると思うのですが、オーディションや試験だとどうしても力が入ったりして思い通りの演奏ができません。 最近は番どころか、練習でも焦ってしまって練習に内容がないように感じます。 なんのために自分が楽器をやっていきたいのかがよく分からなくなってしまいました。 また、部活でもまだ全国大会が今月末に残っていて、その間に代替わりをするのでそれもプレッシャーになっていて困惑状態です。

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  • 頑張り教努力宗自己否定派 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – わたしは常日頃から、レッスンや、レッスンの延長である執筆において ・「努力の結果、何かが少し改善しても、求めているレベルや基準にまだ届いていないこと以ってその改善を評価・祝福しないこと」 ・「少しの上達でも、そこに喜びや充実感を見出すことを否定し、『満足しては成長が止まるんだ』というようなことを言って自分や他人に厳しく当たること」 といったような傾向や癖の問題点や危険を指摘し、それに代わる考え方ややり方を説明・提案しています。 それは、どれだけ高みを目指すにしても、その高みにたどり着くにはいま目の前の一歩を前進してはじめて到達・達成の可能性が生まれるからです。 言い換えれば、高いレベルの実現や到達の「材料」は、いまあった1ミリの上達、これから進むことができる小さな一歩にこそある、ということです。 1ミリの上達を生んだ方法や考え方や環境はなんだったのか? それを評価し、大事にし、

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  • 【アレクサンダーテクニーク・レッスン】声楽編その1〜喉の力みを改善していく道筋〜 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – – このレッスンでは、 ➖ ・姿勢を変え続けることで腹筋力を引き出すこと ・肩甲骨と鎖骨を動かすことで力みが解消したこと ・音域によって響かせる体の場所・位置を「骨」から見つける ➖ ことに取り組みました。 歌唱をされる方、管楽器をされる方にこの動画がどのように役立つか、わたしもとても興味があります。 活用してみての感想や成果など、ぜひ聞かせてください。 Basil Kritzer

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  • キャリアより能力よりステータスより大切なもの | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – – 非常に個人的なことなのですが、 ふと気付いたこと、感じたことがありました。もしよければ、読んでください。 – – – – 音楽に触れてその良さや素敵さが感じられないとき、それは自分の場合、何かズレた精神状態のとき。 どうもそれで間違いないということがやっとわかってきた。 ちょっと技術的に調子が悪いところがあったり、 体調が悪かったり、緊張やストレスを抱えていても、 音楽に触れたとき、音楽を「感じる」ことができるなら、幸せを感じられるし大丈夫っていう感覚。 音楽の美しさ、素敵さを受け取れる自分は、生きていてよかったとこの世界と自分の生命に感謝できその奇跡が感じられる自分と同じ自分。 たとえ練習や仕事が一見うまくいっていても、音楽人生、この世界の素敵さに気付けない自分は、何かがズレた自分。不幸な自分。 このことは、もう十何年も経験してきていたけれど、そうなんだってはっきり言っ

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  • 呼吸のための『肋骨エクササイズ』 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – この3ヶ月間、大阪シオンウィンドオーケストラ(旧・大阪音楽団)のコンサート&教育イベント「吹奏楽フェスタ」に参加して、日のいろいろな場所に行きました。 全部で9公演あったフェスタは、 ・第1部で大阪シオンが吹奏楽コンクールの課題曲の模範演奏とクリニック ・第2部でわたしが30分のレクチャーを ・第3部で大阪シオンが吹奏楽作品の演奏会を という形でした。 各地の大きなホールで行われるイベントでしたから、毎回数百〜千数百人の聴衆が集まりました。 その聴衆のみなさんの前で、30分という時間内でレクチャーを行うということは、わたしにとって新たなチャレンジでした。 ふだんはもっと時間もあるし、全体への講義というよりは受講者の演奏を実際に見てアドバイス・サポートしていきます。それが今回は数百人に向けて一斉に、限られた時間で何かを持って帰ってもらうようにしなければいけなかったわけです。

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  • 呼吸の誤解を大掃除 〜これできょうからもっと吹きやすくなる〜 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – わたしは中学生のときに、吹奏楽部でホルンを始めたのですが、そこで教わった 「お腹に息を入れる」 「肩を上げるな」 「重心を下げろ」 「無駄に動くな」 「お腹を外に張ったまま保て」 といった呼吸に関することが、不器用かつ才能がなかったからでしょうが全然分からなかったしうまくできませんでした。 しかし、音大を目指したので、うまくならなきゃいけない。呼吸も機能させたい。そういった必要性から出発して、上記のような指示や言葉とはまた異なる着目点、考え方、言語表現を用いた呼吸の理解をちょっとづつ作っていきました。 なので、もしわたしのようにこれらの指示がどーもうまくできない、理解できない、やろうとすると緊張したり逆効果だったりする、と悩みのあるひとはぜひ読んでもらえたら、何か役立つかもしれません。 もっとラクな呼吸法を提案していきます。 – – – – – その1【お腹に息は入らない】 ま

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  • 息と肚と骨盤と | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – 以前、わたしがアレクサンダー・テクニークを学んだ先生のうちのひとりであるサラ・バーカー先生とのレッスンについてお話ししました。 ・骨盤がみちびいた、人生で初めての高音域 ・腰痛にサヨナラできたときの話 サラ・バーカー先生からは、毎年「骨盤」について何か大事なこと学びました。 そのサラ先生が、ま2012年2月に2週間日に滞在してくださったときのこと。 私はサラ先生の授業を多く通訳し、そして受講もしました。 するとまたも、「骨盤」が私にとってキーワードになりました! 毎年毎年びっくりです。 それというのは、 今回は骨盤に関係することで、2つの大きな発見がありました。 1:骨盤を含めて吹くことで、『肚』が実感できた 2:骨盤のイメージがより正確になった結果、姿勢や歩き方が良くなった。 というものです。 【喉が力む癖】 授業中、自分のホルン演奏を見てもらう機会がありました。 相談した

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  • 「心配する暇なんてない」と教えてくれた師匠 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – わたしはドイツ音楽大学を卒業した後、23歳で日に帰国しました。それと同時にアレクサンダー・テクニークの専門的指導者になるためのスクール「BodyChance」入学して出会ったのが、このスクールの校長であるジェレミー・チャンス先生です。 そのジェレミー・チャンス先生には、3年以上スクールで学んでいたわけですが、中でも印象的だった場面を今日はお話したいと思います。 【ソリストの機会に恵まれて..,】 2009年に、私は京都でシューマン作曲「4のホルンのためのコンチェルトシュトゥック」という曲を、4人のソリストのうちのひとりとして演奏しました。 中学時代からのあがり症で、大学時代のかなり終盤までそ常に苦しんでいた私からすると、ソリストとしてオーケストラの前に立って数百人の観衆の前で演奏するなどということは、当に「ありえない」感じがすることでした。 しかしながら、幸いその機会に

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  • 音楽と誤った関係になっていた | バジル・クリッツァーのブログ

    音楽を、ほんとだいぶ素直に聴けるようになってきた。 難しく考え込まず、厳しく批評するでもなく、自分と比べて落ち込むでもなく。 音に触れて楽しむ。味わう。 音大入ってからこれが何年もできなくなってた。 それは、音楽と自分の関係を誤ったものにしたから。 いろんな 「〜でなきゃ」 「〜であるべき」 「最低でも〜でないと」 「〜でないと無価値だ」 で自分を圧迫した。 それが演奏にも練習にも上達にも幸せにも全部マイナスだった。 そういうのが段々ほぐれてきて、最近はすごく取れてきて、それにつれて演奏も練習もよっぽど自由で良くなってきている。そして音楽が幸せになってきている。 だから、以前の音楽との関係の仕方が僕自身には完全に誤ったものだったということが良く分かる。 これはまったくもってぼく個人の経験だけれど、おなじ間違いを犯しておなじように苦しんでいるひとがいたら、しっかりサポートできる。 そういうふ

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  • 音楽の演奏に効果的な「良い姿勢」の作り方 | バジル・クリッツァーのブログ

    見た目にこだわって、無理に作った姿勢は演奏には効果的ではありません。 むしろ有害です! もっと自然で、演奏にプラスにはたらく「良い姿勢」の作り方を動画で解説しています。 ぜひ生徒さんと一緒に実践してみてください♪ 〜姿勢がひとりでに良くなるエクササイズ〜 手順1: まず、演奏者に姿勢をラク〜にゆったりと崩してもらいます。ほんとうに身体のがんばりを全て手放して、どんなに悪い姿勢でもいいから、いちばんラクな体勢になってもらいましょう。もたれても、うなだれてもかまいません。左右不均等でもかまいません。 手順2: つぎに、胴体の一番下(底)にあり、脚の付け根である股関節から、身体全体をまるごと前に倒していきます。股関節はズボンの谷間が場所の目安になります。だいたいで構わないので、そのあたりから動くことをよく意識して身体を頭から椅子に触れているおしりのところまでまるごと、前に倒していきます。 手順3

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  • 【教え方】サービス過剰の罠 | バジル・クリッツァーのブログ

    – – – ときどき、レッスンや講座をやっていて、「サービス過剰」になって疲れてしまうことがある。そういうときだいたい、生徒さんも疲れる。 で、「サービス過剰」なときはよく振り返るとだいたい、生徒さんに好かれよう、嫌われたくないって気持ちが侵入してるときみたいだ、自分の場合は。 教えすぎ、 説明しすぎ、 丁寧すぎ、 つじつま合わせすぎ、 しゃべりすぎ。 それでレッスンが少し停滞したり生徒さんの表情がどこかで気になったりになり、焦ってさらにサービス過剰に! ナイス悪循環! 楽器演奏の完璧主義の弊害には苦しみ抜いたから完璧主義によく気づけるのだけど、教えることは完璧主義にならずバランスよく学べてきたからあんまりきがつかなかったけど、サービス過剰って完璧主義だ。 完璧主義は、疲れるのである。自分も他人も。そしてパフォーマンスをさげるのである。 向上心と完璧主義の境目は実に紛らわしく巧妙であるが、

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    funaki_naoto
    funaki_naoto 2015/11/30
    「向上心と完璧主義の境目は実に紛らわしく巧妙である」