弓と馬、槍と刀の戦国武将。 その生涯は、戦に明け暮れるワイルドな日常かのようにも思えますが、実際はそれだけでもありません。 大名家に生まれたとなれば、教養も大切です。 彼らは美術品や漢籍を集め、読書に励み、感性や教養を磨いていました。戦の合間には政務だけではなく、そういった趣味を楽しむことも当然あったわけです。 そんな彼らの文化的な集いとして、映像化されやすいのが茶の湯でしょう。 中でも政治力が強い千利休は、大河ドラマにもしばしば登場。 一方で、茶の湯と勝るとも劣らないほどの人気があったにも関わらず、ほとんど取り上げられないものもあります。 「連歌」です。 連歌が注目される場面といえば、明智光秀が【本能寺の変】直前に意味深な句を詠む「愛宕百韻(あたごひゃくいん)」くらいでしょうか。 今回はそんな連歌について、少し深掘りしてみたいと思います。 ※以下は愛宕百韻の関連記事となります 五七五七七
![光秀も藤孝も幸村もハマっていた~連歌が戦国武将に愛された理由とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cc79a3696a3cf62d73bfb2f22807e853c3a16168/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.bushoojapan.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F02%2Ff667924bf7cc1679b9da93f568cbd6bd.jpg)