イラストや漫画といった業界では、この20年ほどの間、グラフィックソフトの発展もあり急激なデジタル化の波が押し寄せています。それに伴うように画材業界では、かつて人気を誇った画材たちは採算がとれないとして徐々にその種類をへらしつつあり、新商品開発にいたっては利益が見込めないことから躊躇する企業も少なくありません。 【関連:無料のマンガ・イラストソフト『メディバンペイント』 大量のクラウドブラシを提供開始】 しかし漫画界での現場の状況はというと、業界全体でみればまだまだアナログが主流。いくらデジタル化が進もうとも漫画編集者によっては「アナログで慣れてからデジタルに移行した方がいい」と勧める人もいるほどで、作家の中にはペン入れまでアナログでこなし仕上げだけデジタルとわけて使う人も少なくありません。 そんな状況下の画材業界に2016年、1つのインク瓶が誕生しました。 商品名は『Conic Bin(コ
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