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Rortyに関するfunaki_naotoのブックマーク (6)

  • 『偶然性・アイロニー・連帯』 ローティ (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 ネオプラグマティズムの提唱者として知られるリチャード・ローティの文学・思想論である。 ローティが注目すべき思想家であることは堀川哲氏の『エピソードで読む西洋哲学史』で教えられたが、書を手にとったのはローティに対する関心からではなく、書におさめられている「カスビームの床屋」というナボコフ論が若島正氏の『ロリータ、ロリータ、ロリータ』で絶賛されていたからである。 最初は「カスビームの床屋」だけ読もうと思ったが、そうはいかなかった。書に再録するにあたって相当手がくわえられたらしく、もはや独立の論文ではなく『偶然性・アイロニー・連帯』というの切り離せない一部となっていたからだ。 ローティの語彙体系で語られているので、はじめての読者としては戸惑うことが多かったが、わたしなりに要約すれば書でローティが問題にしているのは文学が何の役に立つのかという古くて泥臭い問いである。

    『偶然性・アイロニー・連帯』 ローティ (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • ま、そうかな - finalventの日記

    ⇒合理ゆえに我信ず - 地を這う難破船 丁寧に考察されている。 あと、小林秀雄と偽科学については「感想」(参照上・参照下)を実際に読んでみるとよいと思う。小林秀雄という人がどのようにテキストを読むかがわかる。ただ、結論からいえば、物理学的には時代的な制約もありどっちかといえばトンデモなんだけど。ただ、それが、「感想」の失敗だったとも言い難い。 水からの伝言が物理法則の合理性において世界を記述し「説明」するとき、それは「真理」と世人に誤解されがちな科学的認識の、誤解を承知しての横領であり、すなわち社会資源の概念的な横領であり、物理法則の合理性において世界を記述しようとすることの、まさにポパー―クーン的な倫理に対する「冒涜」であり、物事を合理的な帰結として了解することの――物理法則の合理性の絶えざる確認がセッテイングする人間存在とその内的世界の不合理に基づいた――陥穽としてあります。 もっと簡

    ま、そうかな - finalventの日記
  • ミシェル・セール、ルネ・ジラール、そしてリチャード・ローティーの思い出 - 記憶の彼方へ

    滞米中は研究目的の他に、アメリカの大学における教師の授業への姿勢を知りたいということもあって、実際にはほとんど学生に戻った気分で時間をつくっては色んな講義などに出ていました。そんな中でとりわけ印象深かったのは、セールとジラールによる特別講義、一種の対座とローティーの講義でした。三人とも日でも翻訳を通じてよく知られている人たちです。そのときの記録があります。 先ずは、セールとジラールの話。 5月24日月曜日午後5時からは、フランス語とイタリア語学科共催の「ミシェル・セールの講話+ルネ・ジラールの応答」に出席してきました。二人ともこちらの最終学期=春学期にフランス語学科の授業を担当しています。セールは「フランスの文学と哲学の話題」、ジラールは「暴力と文化:ソフォクレス、シェイクスピア、ラシーヌ、キリスト」という授業です。授業はフランス語なので、英語で手一杯の僕は出席するのをあきらめていました

    ミシェル・セール、ルネ・ジラール、そしてリチャード・ローティーの思い出 - 記憶の彼方へ
  • 井上6

    リチャード・ローティを内在的に理解するために/井上 彰 ローティは、現代アメリカ思想において無視できない存在となっている。にもかかわらず、そのローティに対する理解たるや、日では惨憺たるものである。たとえば、脱構築のプラグマティズム的縮減形態であるとか、ナショナリストであるとか、「哲学の否定」の実践者であるとか、枚挙にいとまがない。そこで、今回、ローティを知らない人のためにも、ローティがアメリカにおけるどういう知的文脈で登場し、どのようにしてセンセーションを巻き起こしたのかについて、簡単に素描してみたい。 彼は当初、分析哲学のインサイダーとして、そのパラダイムに対する強力な批判を展開した哲学者であった。その内容たるは、形而上学的存在者(実体)を把握することが哲学の課題であるとしてきたプラトン的伝統を批判し、その哲学系譜を明らかにしようとするものである。インサイダーとしてローティは、分析

  • office-ebara - 理論的関心のある人のために

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  • 橋本努「リチャード・ローティを脱構築する」

    HOME リチャード・ローティを脱構築する 『理戦』no.74, 2003 Autumn, pp.66-87. 橋努 0.はじめに 「それを言っちゃぁ、おしまいよ」――世の中には、聞いてしまったら身も蓋もない答えが返ってくるような問いがある。哲学者リチャード・ローティが執拗にたずねまわるのは、そんな問いだ。とりわけ彼は、自身が身を置くアカデミックな正統哲学を無用であると告発し、哲学にルサンチマンを抱く人たちの生を肯定する。その魅力は、共倒れを覚悟で相手に最大のパンチをかますという、アイロニーの手法にあるだろう。相手を倒すが、自分もいずれ倒れる覚悟を決めておく。哲学に対する彼のアプローチは、そうした捨て身戦法にかける「意気込み」にある。 だが一方で、ローティの痛快さを嫌う人も多い。批判者たちによれば、「ローティのいうアイロニストの語彙では、民主主義を支持する理由を次の世代へ伝えていくことは

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