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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (6)

  • 復習のタイミングを変えるだけで記憶の定着度は4倍になる

    1,3,7……で復習する 一度に覚えるのと、分けて覚えるのでは、分けて覚えるほうが効果が高く、しかも長く続く。 これは、単純な暗唱ものから文章理解から技能習得に至るまで、あらゆるジャンルとコンテンツとシチュエーションで確認されている。 そして同じく学習を分散するにしても、その間隔を次第に広げる方が効果があることが知られている。 ・Glenberg AM & Lehmann TS. (1980). Spacing repetitions over 1 week. Memory & Cognition. 1980, Vol. 8 (6), 528-538. ・Glover JA & Corkill AJ.(1987). Influence of paraphrased repetitions on the spacing effect. Journal of Educational Psych

    復習のタイミングを変えるだけで記憶の定着度は4倍になる
  • 驚くほど違う→あなたの文章を最適化するたった4つのルール

    文のレベルで、日語を明確化する工夫について取り上げた著作には、多勝一(1982)『日語の作文技術 (朝日文庫)』(朝日文庫)があるが、酒井聡樹(2007)『これからレポート・卒論を書く若者のために』(共立出版)が、さらなる改良に取り組んでいる。 この記事は、両著作についての私的メモの域を出ない。 なお『これからレポート・卒論を書く若者のために』は、井上真琴『図書館に訊け!』(ちくま新書)とともに、大学新入生のマストアイテム。入学する前に読んでおくと、まるでちがった4年間を過ごせるだろう。 以下では、まず日語の文がわかりにくくなる4大原因を示し、次に4大原因のそれぞれに対応した4つの最適化ルールを提示する。最後に、それぞれのルールについて適用例を挙げて、ルールの活用法を説明する。 文が分かりにくくなる4大原因 1.一つの文に多くの情報が詰め込まれている 2.情報を与える順番がおかしい

    驚くほど違う→あなたの文章を最適化するたった4つのルール
  • こうすれば読書感想文が書ける/今すぐ使える穴埋めシートと構成パターン

    を読まなくても読書感想文が書ける」みたいな話は(「これをコピペしろ」みたいなサイトを含めて)ネット上にいくらも転がっている。 もう少し心ある人に向けて、「ちゃんとを読んで、いくらかましな感想文が書ける」方法について書く。 なぜ読書感想文は面倒なのか? ところで読書感想文に零点はない。 提出さえすれば、どれだけめちゃくちゃな日語で書かれていてもリジェクト(突き返)されることはまずない。 落とされるとすれば、他人が書いたものをコピペ(丸写し)した時ぐらいだ。 なんとなれば、多くの読書感想文出題者は、何が読書感想文であり何がそうでないかを線引きできるような定義も持ち合わせず、したがって明確な採点基準をつくることもできず、せいぜいが大雑把な3段階評価(優・良・可)をつけるぐらいが関の山だからだ。 読書感想文は、未だに多くのところで「自由作文」的な丸投げをされている。 何のサジェスチョンもな

    こうすれば読書感想文が書ける/今すぐ使える穴埋めシートと構成パターン
    furasuke21
    furasuke21 2011/08/21
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  • 15秒で訓練なしにできる記憶力を倍増させる方法

    繰り返しはあまり役に立たない ものを覚えるのに、今でも頻繁に使われる方法に《繰り返す》というのがある。 これは思ったほど(一般に思われているほど)効果がない。 記憶システムを短期記憶と長期記憶から構成されるものとするレトロな二重貯蔵モデルにおいては,繰り返し唱えたり書きなぐったりして、記憶したい情報を反復することで,短期記憶から情報が失われないようにすると同時にその情報を長期記憶へと転送させるのだと考えられていた。 ところが,情報を単に反復することに時間を費やしても,必ずしもそれが記憶として定着するわけではないことがその後分かってきた。 現在では,こうした《繰り返し》は維持リハーサル maintenance rehearsal(または1次リハーサル primary rehearsal)と呼ばれ,情報を短期記憶に一時的に保持させるに過ぎないと考えられている。 記憶技法はめんどい 情報を長期記

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  • 叱ることは「麻薬」になる/シンシア・ウィッタム『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』

    叱ることは「麻薬」になる。 まず叱る側の事情。相手(子供)の問題行動は、叱れば、その時はやめてくれる。 相手の問題行動のせい(だと自分では思う)で生じていた自分のイライラも,その時は消える。 イライラが消えることで、叱るという行動は「強化」される。つまり (子供の問題行動→)イライラ→叱る→イライラ消える となれば、イライラが生じた場合、叱る行動が増えてしまう。ボタンを押すとえさがもらえるネズミが,ボタンを押す行動を繰り返すように、あるいはバーを押すと水が飲めるハトが、バーを押す行動を増やすように。 次に叱られる側の事情。しかし叱ることは、相手(子供)の問題行動を、別のよい行動に置き換えたり、問題行動のそもそもの原因を取り除いたり、してくれる訳ではない。 そうした訳で、問題行動は,繰り返される恐れがある。 叱ることに相手(子供)が慣れていくと、叱ることの強さや量を増やさないと、相手(子供)

    叱ることは「麻薬」になる/シンシア・ウィッタム『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』
  • 本棚を見よ---再読せよ、一生かけて読む本にあなたはすでに出会っている

    読むべきものを探すなら、屋でも、アマゾンでも、図書館でも、ましてやブログの書評でもなく、自分の棚をつぶさに見た方が良い。 棚は事実を、時に受け入れ難い事実を、あなたにこう告げている。「とどのつまり、おまえはこの程度の人間なのだ」と。それはあなたの知的好奇心の履歴であり、その挫折のアーカイブだ。 痛みを伴うことだが受け入れよう。この先一生かけて磨きつづけても、あなたの知性は悲しいくらい変わらない。 だが、愚か者はただ愚かなのではなく、自分よりいくらかマシに見える別の愚か者に憧れ、真似たりしようとするが故に、救いようがないくらい愚かなのだ。 どこかのこけおどしの混じった利口ぶったブックリストでなく、自分の身銭と時間と知性(アタマ)をふり絞ってできあがった棚を信頼しよう。無理でも、せめて「認知」してやろう。 棚の中には、繰り返し手にとったものもあれば、買い求めたまま一度もページを繰るこ

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