スマホのない日曜日を スマホから距離をとりたいと願いながら、なかなか実現できない大人たちは大勢いる。そして、我が子をスマホから遠ざけたいと願う親たちも。だがいま、スマホやソーシャルメディアに疲れ、自らそれらと距離を置こうとする子供たちが現れ始めている。 日曜日、10代の若者たちが、ニューヨーク・ブルックリンの中央図書館の階段に集まった。彼らはソーシャルメディアやテクノロジーから解放されたライフスタイルを促進する高校生のグループ、「ラッダイト・クラブ」のメンバーたちだ。 プロスペクトパークへ向かう道中、彼らは自分のiPhoneをしまった。なかには、スマホでなくガラケーを持つメンバーもいる。彼らは丘を登り、公園の人混みから遠く離れた小山に向かう。