※いや~、想像以上に面白かった。一手一手のカードドリブンなので手が放せず、結局昼飯も喰わずに、朝から晩まで都合3回プレイしました。 1.0 はじめに 1.1 歴史 紀元前80 年、P・コルネリウス・スッラとその一派は共和政ローマを完全に牛耳っていた。 国内ではマリウス派を粛清し、独裁官に就任するとマリウス派(民衆派)が制定した各種制度を次々に破棄して、ローマの政治制度を「伝統的」な姿に立ち戻そうとしたのである。 また、対外的にはスッラの部下達の働きで、特にアフリカやスペインに根を張っていたマリウス派の拠点が次々に潰されていった。実際、スペインにおけるプロプラエトル(前法務官)のC・アウレリウス・コッタは、当時、最大の敵対勢力だったクィントゥス・セルトリウスに対する大規模な遠征準備に着手していた。 セルトリウスは、この前年にスペインからはじき出され、今はマウリタニアに逃げ込んでいたのである。