グスタフ・アドルフvs.ヴァレンシュタイン : TROOPERS三十年戦争の最中、1632年の今日11月16日、リュッツェン付近にてスウェーデン軍（グスタフ・アドルフ指揮）と神聖ローマ帝国皇帝軍（ヴァレンシュタイン指揮）が戦った日です。 最終的にはスウェーデン軍が皇帝軍を撤退に追い込みましたが、この戦闘では勝者スウェーデンのグスタフ・アドルフやヴァレンシュタインの腹心パッペンハイムが戦死し、損害も両軍併せて約9000近くが死傷する激しいものとなりました。 撤退に追い込まれたとはいえ、損害はスウェーデン軍の約半分、グスタフ・アドルフまで戦死させたヴァレンシュタインと皇帝軍でしたが、皮肉にも、この戦いで最大の天敵を倒したヴァレンシュタインは皇帝に警戒され、2年後に暗殺されるという運命を辿ります。 一方の勝者スウェーデン軍も、グスタフ・アドルフ王の死により士気が低下、その後の戦いでも敗退を重ね、三十年戦争でのイニシアチブを失っていくことになります。 この戦い
