FC東京の本拠地・味の素スタジアムが、芝の状態を根本的に改善するため、来春にもピッチの大規模改修を行うことが5日、分かった。芝の根付きを左右する土壌の入れ替え、さらに芝の全面張り替えを行う。「芝問題」をめぐり、「ホーム移転」を本格検討していたFC東京は同日、味スタの改善計画を受け入れ、今季の残り試合と来季以降の使用継続を表明した。 FC東京と味スタの「芝問題」が収束した。クラブ側は公式HPで折衝の経緯を明かした上で、今季の残り試合と来季以降のホーム使用継続を表明。村林社長は「スタジアム側はできる限りのことはやってくれた」と改善計画を評価した。 今後は、スタジアム使用に関し、芝の状況や試合日程を考慮し、“過密”にならないよう他のイベント使用を控えることなどを盛り込んだ覚書を両社で結ぶ方針で、同社長は「これからも話し合っていきたい」と語った。 運営会社の東京スタジアムによると、芝の根付きを良く