原東京に激震が走った。12日の北京五輪アジア最終予選カタール戦で左ひざを痛めたFC東京のU−22日本代表MF梶山陽平(21)が13日、埼玉県内の病院で精密検査を受け、「左脛骨(けいこつ)高原骨折(陥没骨折)で全治約3−4カ月」と診断された。今季中の復帰は絶望となり、リーグ戦、同最終予選の残り全試合の欠場が決定。攻守両面でチームを引っ張ってきた梶山の長期離脱はクラブ、五輪代表にとって大きな痛手となりそうだ。 予想以上の重傷だった。左足はがっちり固定され、松葉づえをつく表情は痛々しい。ドクターの宣告は全治3、4カ月。いきなり今季の幕を閉じることになり、梶山は「残念です。また、ゆっくり話します」と言葉少なだった。 負荷が1点に集中し、左ひざが悲鳴を上げた。前夜に行われたカタール戦の後半10分。相手選手とヘディングで競り合い、着地した瞬間に痛めた。試合後は「大丈夫そう」と話していたが、明け方までシ