タグ

2012年11月28日のブックマーク (17件)

  • ジャック・ランシエール "Malaise dans l'esthetique"その2 - 生きてみた感想

    はいはい、宿題のお時間がやって参りました。長くなってしまい残りは次回に回してしまったランシエールのの感想のつづきです。前回(http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20070129#p1参照)はカントの批判哲学との関係を見ていくことで、ランシエール特有の美学=感性学と芸術の捉え方を理解するための基的な図式を描き出したところで終わってしまったのでした。しかし実際には、その図式でだいたいのことは言われていて、あとはランシエールが具体的に論じていることが、その図式の中でどこに位置するのか、ということを当てはめていけばいいだけです。 ランシエールの『美学=感性学の居心地の悪さ』は大きくは三部に分けることができます。それぞれの機会でなされた講演を集めたものらしいですが、「美学=感性学」というテーマについて論じているという点では共通しており、それゆえどの部分も、前回見た図

    ジャック・ランシエール "Malaise dans l'esthetique"その2 - 生きてみた感想
  • ジャック・ランシエール "Malaise dans l'esthetique"その1 - 生きてみた感想

    読書感想文の時間がやって参りました。今日のお題はジャック・ランシエールの"Malaise dans l'esthetique"(アクサン記号は略)。こちらのサイトhttp://site-zero.net/_review/galilee2004/では『美学における居心地の悪さ』と訳されていますが、ここではすこし手を加えて『美学=感性学における居心地の悪さ』とすることにします。 美学、という言葉は「美とは何か」といった高踏な問いと結びついた特殊な学問領域を思わせるものですが、上に挙げたサイトでも紹介されている通り、esthetique(エステティック)というのはもともとは感性の学という意味です。同じくランシエールの"l'inconscient esthetique"(『美学的=感性的無意識』)では確か、カントがエステティックにおける感性の学から美の学への移行期に位置する、ということが述べられて

    ジャック・ランシエール "Malaise dans l'esthetique"その1 - 生きてみた感想
  • Blogger

    Google のウェブログ公開ツールを使って、テキスト、写真、動画を共有できます。

    Blogger
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  •  曖昧さとアイロニー - 今日もぐだぐだ

    ※書き直しているうちにすっかり内容が変わってしまいましたので、アップしたてほやほやのときに読まれた方には申し訳ないです。あれは幻です。 ※【追記】 ド・マンのいう「美学イデオロギー」や「物質性」について背景説明を加えているこちらの書評は非常に参考になります。書の翻訳に係わっている方であり、またデリダやカントの思想にもよく精通してらっしゃる方の書評ということもあり、私も読後にもう一度読んでみて新たに気づいたことがありました。 「物質なき唯物論の未来」『美学イデオロギー』書評 宮崎裕助→http://www.human.niigata-u.ac.jp/mt/ningen/miyazaki_de%20man.pdf 美学イデオロギー 作者: ポール・ド・マン,Paul de Man,上野成利出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2004/12/10メディア: 単行 クリック: 21回この商品を

     曖昧さとアイロニー - 今日もぐだぐだ
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  •  ベルサーニ/フィリップス『親密性』ツイート+非人称的ナルシシズムについて - 今日もぐだぐだ

    親密性 作者: レオベルサーニ,アダムフィリップス,Leo Bersani,Adam Phillips,檜垣立哉,宮澤由歌出版社/メーカー: 洛北出版発売日: 2012/07メディア: 単行 クリック: 13回この商品を含むブログ (7件) を見る ベルサーニ/フィリップス『親密性』、「わたしのなかのIt」まで。精神分析における知の所在の問題から語り起こし、疑似精神分析から始まる謎めいた対話を描くルコントの映画『親密すぎる打ち明け話』と、そこに何気なく登場する小説『ジャングルのけもの』の綿密な読解を通じて、知の可能性を披く。 読みがとてもスリリング。言及される映画小説を読みたい気持ちにさせる卓抜したエッセー。争点は無意識を掘り起こす遡及的な知ではなく、ポオの『盗まれた手紙』やマクガフィンのように、先へと繰り延べされる非‐知のような知こそが、新しい関係性を生みだすのではないか、という仄か

     ベルサーニ/フィリップス『親密性』ツイート+非人称的ナルシシズムについて - 今日もぐだぐだ
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  •  『ヴォイドへの旅』 - 今日もぐだぐだ

    ヴォイドへの旅 空虚の創造力について 作者: 港千尋出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/09/25メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 港千尋といえば、『考える皮膚』がまず思い浮かぶ。書はその続篇として読むこともできるかもしれない。 ヴォイド(void)は、なにか対応物をもった定義できる言葉というよりも、イメージを喚起し、増幅し、伝播させる言葉、例えば、しりとりの最初の言葉のようなものとして使われている。ヴォイドはイメージを産出する子宮であり、またイメージによって生成する気配でもあり、はたまたイメージが消えうせるクリプトでもある。瓢(ひさご)であり、洞(うろ)であり、どこにもない部屋である。最低限の足がかりを与えてみるなら、ヴォイドとはなにかに包まれるものであり、包むなにかを生みだすものであり、なにかによって包まざるを得ないものだといえるだろうか。足が

     『ヴォイドへの旅』 - 今日もぐだぐだ
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • 国債バブルと貨幣バブル - himaginary’s diary

    24日エントリに対し、「信用を失う国債を抱えることでインフレーションが起きたとしても、それは好景気を意味しない」というはてぶコメントを頂いた。しかし、そこで見落とされているのは、そもそもインフレーションというものが、いかなる形であれ、貨幣という中央銀行の債務が「信用を失う」ことに相当する、ということである。中銀と政府を一体として考えるならば、貨幣が信用を失うことも国債が信用を失うことも一体政府の債務の信用が失われる点で差はなく、「信用を失う国債を抱えることでインフレーションが起きる」という表現は、単なるトートロジーに過ぎなくなる。あるいは、クラウゼヴィッツの言葉を借用して表現するならば、「国債の信用の喪失とは、他の手段をもってする貨幣の信用の喪失の延長(もしくはその逆)」なのである*1。 裏を返せば、国債への過剰な信用の結果生じる国債バブルは貨幣バブルの延長(もしくはその逆)、ということに

    国債バブルと貨幣バブル - himaginary’s diary
  • 禁断の果実の見分け方 : 企業法務マンサバイバル

    2012年11月28日08:00 禁断の果実の見分け方 カテゴリ法務_法務キャリア論 businesslaw Comment(0)Trackback(0) ソーシャル業界は、個人の能的欲求を直接的に掻き立てて課金・広告収入を得ているだけに、コンプライアンスの難易度も高い業界だなあというのは、私自身が片足を突っ込んでみて日々感じているところです。 ▼やまもといちろう×楠正憲「ネット業界“ソーシャルの次”を気で考える」(エンジニアtype) やまもと テクノロジーをマネジメントする人も、テクノロジーを使って事業をドライブしている人も考えなきゃいけないパラメータが増えていきますよね。でも、現状はこういう着眼点さえ持っていない人がほとんどだから、あらかじめ問題を起こさないようにしていくこと自体が難しくなるってことでもあるわけです。 楠 ネットにしてもソーシャルにしても、まずは何がどうグレーな状

    禁断の果実の見分け方 : 企業法務マンサバイバル
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • atarusasaki.net/blog » Blog Archive » 私は産経新聞の今回の決定に抗議します。

    2012年11月5日、筆者は産経新聞より読書面にエッセイの寄稿を求められました。文字数は14行×55字=770文字、締め切りは12年11月26日、掲載日は12月2日ということでした。担当者は、私の著作を読んでおり、また「『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』へのゲスト参加等々、拝見、拝聴し、刺激を頂いて」いる旨を明言していました。私は念のため、「どんなを選んでもよいという確約をいただきたい。たとえば、おおげさではなく『共産党宣言』 で載せることは可能ですか?」と確認をし、快諾を頂戴しました。そして11月25日の夜に執筆した文書を産経新聞に送信しました。すると、26日夜にメールが着信し、一方的に紙面掲載を拒否されました(前日に入稿しており、さらに770文字という短い分量なのですから、内容が別の意味でそぐわないなら修正の交渉をするという方策があったはずですが)。 私は、最後のメー

    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • Pecinta Drama

    Your are seeing this error because the page you attempted to access was not found. If you think that's an error please inform the website owner.

    Pecinta Drama
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    Hi, lovely people, and welcome to Week in Review (WiR), TechCrunch’s regular newsletter that highlights the top news in tech over the past week (or so). If you haven’t already, sign up he

    TechCrunch | Startup and Technology News
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    Hi, lovely people, and welcome to Week in Review (WiR), TechCrunch’s regular newsletter that highlights the top news in tech over the past week (or so). If you haven’t already, sign up he

    TechCrunch | Startup and Technology News
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • 未来視論 - subculic

    ノベル, アニメーション「未来視」の話をしよう。読んで字の如く、未来を視る能力。予言者と呼ばれたりもする。実際に予知夢をみたりする人もいるらしいけれど、生憎とそんな夢にはお目にかかったことがない。起き得る可能性を夢にして分岐路にしているとしたら、何だかパラレルワールドが近くに存在するみたいで不思議だ。まあ、不吉な未来を暗示しているとか聞いたりもするし、見てから考えよう。予知夢体験はまだだけれど、未来を視るフィクションの物語はいくつか知っている。今回はその中から『空の境界 未来福音』と『戦う司書 The Book of Bantorra』を取り上げて話を進めていきたい。「未来視」を定義した物語と、死後“”となって人生を追体験する物語、このふたつの物語は自分にとってのマイルストーンだ。未来視にまつわる夢見がちな話に、しばしお付き合い頂ければと思う。空の境界 未来福音 (星海社文庫)作者: 奈

    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • [作画スレ]走り作画MAD&まどかマギカ作画回の話題など[海外掲示板翻訳] 翻訳こんにゃくお味噌味(仮)

    590 Name: Anonymous : 2012-09-29 03:18 ふーん、京アニってFinal Cut Pro使ってるんだ 机に置いてある大きな箱みたいなのは何だろう? 591 Name: Anonymous : 2012-09-29 03:34 >>590 たぶん色チェックに使うCRTモニタだと思う こういうヤツだね http://www.ikegami.co.jp/en/products/broadcast/monitors/detail.html?product_id=57 592 Name: Anonymous : 2012-09-29 04:21 えぇ!撮影監督の山倫さんってずっと女性だと思ってたわ 593 Name: Anonymous : 2012-09-29 04:30 >>590 当に彼なの? 594 Name: Anonymous : 2012-09-2

    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 身体的距離と心理的距離、そして壁 - あしもとに水色宇宙

    Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0"YOU CAN(NOT)REDO. アーティスト: 鷺巣詩郎,サントラ出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2012/11/28メディア: CD購入: 64人 クリック: 2,558回この商品を含むブログ (61件) を見る 観てきて思ったことを。 今回、感じたことが身体的距離と心理的距離、そして壁。 シンジと他の人物の間には、壁がある。 それは時に目に見えるものだったり、目に見えないものだったりする。 ヴンダーの艦内において碇シンジは、葛城ミサトや赤城リツコたちと会話するのだが、そこにはガラスの透明な壁が設置されており、彼と彼女たちは遮断されている。目で見たり、会話もできるが、シンジはミサト達とは触れ合うことはできない。式波・アスカ・ラングレーがシンジを殴ろうとするが、ガラスがあり、それは叶わない。ガラス

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 身体的距離と心理的距離、そして壁 - あしもとに水色宇宙
    gauqui
    gauqui 2012/11/28
  • 神様はじめましたの7話がやべーぞ!!!! - まっつねのアニメとか作画とか

    これはヤバイ。 ひさびさにテンションのあがる仕上がり! さすがは、あの「グレンラガン11話」の多康之さん とにかく初っ端から このカット構成! 「すごいよ!マサルさん」や「ギャグ漫画日和」を思わせるような ダバ絵からの、 レンズ効果を感じさせる引きの構図! このギャップで感覚に対して直接インパクトを与えようというのだ。 ぐっと視聴者の心を惹きつける。 そこからも、漫画的な絵と カメラを感じさせるアオリ俯瞰の画を 波状攻撃のように織り交ぜてくる。 この落差で攻める演出、 Aパートのここらへんからエスカレートし始める! ギャグ絵からの「ナナメ構図」からのイマジナリーライン越え! 位置関係などが問題にならなくなるギャグ絵から、 一転して映画的な画に移行し、すかさずイマジナリーラインを越える。 視聴者の頭をぐちゃぐちゃに掻き回してからの この少女マンガらしいイメージBG! からの この感情の篭っ

    神様はじめましたの7話がやべーぞ!!!! - まっつねのアニメとか作画とか