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ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (46)

  • スーパー・ブラック就業率

    9月19日の記事では,職業別のブラック就業率を出しました。字のごとく「ブラック」な働き方をしている者の比率ですが,そこで「ブラック」と見立てたのは,年間300日以上・週75時間以上就業している者です。 しかるに,労働時間だけでなく収入も考慮する必要があるでしょう。死ぬほど働かされて,かつ安い給与しかもらえない。願はくは,こういう人間がどれほどいるかを知りたいものです。 2012年の『就業構造基調査』の統計表一覧を眺めていたら,「職業 × 就業日数・時間 × 所得」のクロス表があることに気づきました。今回は,このデータを使って,より純度の高いブラック就業率を職業別に計算してみようと思います。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm 2012年10月時点の15歳以上の有業者は6,442万人。このうち,年間300日・週75時間以上就業

    スーパー・ブラック就業率
    gauqui
    gauqui 2013/10/07
  • 夫婦の就業タイプの国際比較

    世には無数の夫婦が存在しますが,就業という点で分類すると,夫・ともフルタイムでバリバリ働いている夫婦もあれば,夫がフルタイム就業,は家計の補助的なパートないしは専業主婦という型もみられます。わが国では,後者のいわゆる伝統的な夫婦が多いことでしょう。 こうした夫婦タイプの構成がどうなっているかですが,国内の時代比較や地域比較はよく見かけます。しかるに国際比較の資料はないものかと前から思っていたのですが,PISAの生徒質問紙調査のデータを使うことで,実態を明らかにできることを知りました。 PISAとは,各国の15歳の生徒を対象に,OECDが定期的に実施している国際学力調査ですが,対象生徒の生活や意識について尋ねる質問紙調査も含まれています。そこでは,父母の就業状態について尋ねており,①フルタイムで働いている,②パートタイムで働いている。③働いていないが,仕事を探している,④専業主婦(夫)・

    夫婦の就業タイプの国際比較
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    gauqui 2013/09/24
  • まなざし係数

    今世紀初頭の2000年における日の人口構成をみると,15歳未満の子どもが14.6%,それ以上の大人が85.4%となっています(総務省統計局『世界の統計2013』)。10代後半も子どもですが,ここでは狭くとって,年少人口を子どもということにしましょう。 http://www.stat.go.jp/data/sekai/index.htm この場合,子ども1人に対し大人5.85人となります(85.4/14.6 ≒ 5.85)。子ども1人につき大人約6人。現代日では,子ども1人に大人6人の「まなざし」が注がれているのですね。 この値の過去・現在・未来を,大雑把に観察してみましょう。わが国だけでなく,主要国のトレンドもみてみます。子ども1人につき大人何人か,という指標です。まなざし係数と呼んでおきます。 少子高齢化の速度が速い日は,20世紀後半期にかけて他国をゴボウ抜きし,これから先も,子ど

    まなざし係数
  • 大学教育のジェンダー観の国際比較

    9月12日の記事では,県別・性別の大学進学率を出したのですが,どの県でも進学率は男子のほうが高く,ジェンダー差が結構ある県もみられました。 戦前期では,女子は大学教育を受けられなかったといいます。戦後になってそういうことはなくなりましたが,21世紀の現在でも,「大学教育はどちらかといえば男子にとって重要。子どものうち1人を大学にやるとしたら,勉強の出来に関係なく,男の子優先」。こういう考えの家庭も少なくないことでしょう。 先の記事では都道府県比較をしましたが,スケールを拡大して国際比較はできないか,と考えました。あいにく大学進学率の国際統計はあまりないのですが,各国の国民が,大学教育の重要性の性差をどう考えているかを知ることができます。 毎度使わせていただいている『世界価値観調査』(WVS)において,次のような設問が盛られています。たまには,調査票の設問の原文を掲げましょう。 「大学教育

    大学教育のジェンダー観の国際比較
    gauqui
    gauqui 2013/09/17
  • 高齢者の国際比較

    台風18号の騒ぎで隠れていますが,今日(9/16)は敬老の日です。これにちなんで,新聞等では高齢者に関する統計が報じられています。目につくのは,人口中の高齢者比率(65歳以上)であり,現在は25%くらいで,2050年には4割ほどになることが見込まれるそうな。 これはこれで興味ある情報ですが,高齢者の相対比重だけでなく,彼らの生活の内実がどうかも知りたいところです。それは多岐にわたりますが,私は,高齢者の意識面に焦点を合わせ,健康状態意識,生活満足度,ならびに幸福度の自己評定結果を国ごとに比べてみました。 孤独,生活苦,万引き等の犯罪増・・・。わが国の高齢者の状況を言い表す語は明るいものばかりではありませんが,上記の3項目のレベルは他国と比してどうなのでしょう。こういう関心を持った次第です。 実証に用いたのは,2005~08年に実施された『第5回・世界価値観調査』(WVS)のデータです。各国

    高齢者の国際比較
  • 年収と未婚の関連

    総務省『就業構造基調査』から,有業者の年収と配偶関係の関連を知ることができます。最新の2012年調査の結果をもとに,3つの図表をつくってみました。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm まずは,30代後半男性の年収別の未婚率表です。私の年齢層ですが,年収別の変異は如何。最下段の合計には,年収が不明の者も含まれています。 ほう。未婚率は年収とほぼリニアに関連していますね。年収150万未満では,6割以上が未婚者なり。表をよくみると,最も大きな断絶は,年収300万のラインにあります。このラインを下回るや,未婚率が一気に10ポイント以上アップ(34.7%→45.3%)。俗にいう「300万の壁」ってこれかな。 次に,同じデータを他の年齢層についても出し,「年収×年齢」の等高線グラフにて,各層の未婚率の水準を表現してみました。久々に登場の

    年収と未婚の関連
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    gauqui 2013/09/11
    30代後半有業者の未婚率の図おもしろい
  • 生存率の世代比較

    長生きしたいとは思いませんが,自分は何歳くらいまで生きるんだろう,と思うことがあります。事故か何かで明日死ぬかもしれないし,まかり間違って100歳くらいまで生きてしまうかもしれない。それは,神のみが知るところなり。 しかるに,わが国の人口統計はとても充実していて,遠い将来の年齢別人口も細かく知ることができます。私の世代(1976年生まれ)の場合,2012年現在36歳であり,その数およそ180万人(総務省『人口推計年報』)。2056年に80歳になりますが,国立社会保障・人口問題研究所の『将来推計人口(中位推計)』をみると,同年の80歳人口は136万人ほどです。 当然,今よりも減っていますが,4分の3以上が生き残っているではないですか。では90歳の時点ではどうか,100歳ではどうか・・・。こういう好奇心が出てきました。私は,各年の年齢別人口統計にあたって,自分の世代の年齢別生存率を整理してみま

    生存率の世代比較
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    gauqui 2013/09/09
  • 属性別のブラック就業率

    これまで3回にかけて,超長時間就業(ブラック就業)の率に関する記事を書きましたが,やや細部に入り過ぎた感があります。今回は,組織に雇われて働いている雇用労働者のうち,ブラックな働き方をしている者がどれほどいるか,属性別の変異はどうかという,基礎データを整理しようと思います。 2012年の総務省『就業構造基調査』によると,わが国の15歳以上の雇用就業者は5,701万人ほどです。パートやバイト等の非正規雇用も含みます。このうち,年間300日以上かつ週75時間以上勤務しているブラック就業者は約56万人。よって,全雇用者でみた場合,ブラック就業率は9.9‰となります。およそ100人に1人です。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm 「もっといるだろう」と思われるかもしれませんが,用意されているカテゴリーのマックスで拾い出した,厳選され

    属性別のブラック就業率
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    gauqui 2013/09/05
  • 父親のブラック就業と子どもの逸脱の関連

    一昨日のマイナビニュースに「衝撃!ブラック企業は,社員の子供の性格にまで悪影響を及ぼすことが判明」という記事が出ています。 http://news.mynavi.jp/news/2013/09/02/157/index.html ヨーロッパの調査結果ですが,「父親が毎週55時間以上働いている家庭では,5~10歳の子供が高レベルの攻撃的行動を取りやすい傾向」があり,それは「息子で顕著に見られ,娘では見られない」のだそうです。この結果について,調査にあたった研究者は次のような説明をしています。記事の文章を転載させていただきます。 ●「子供は同性の親との交流や過ごす時間が不十分だと,行動にまつわる問題を抱えやすくなるかもしれない。父親が長時間会社で労働していると,男子のエネルギー発散の場となりうる,スポーツやゲームで一緒に遊ぶ時間が少なくなることも原因の一つとして考えられる。」 ●「長時間労働で

    父親のブラック就業と子どもの逸脱の関連
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    gauqui 2013/09/05
  • ブラック産業

    前回は,20代の正社員のブラック企業勤務者率を試算したのですが,この記事をみてくださる方が多いようです。厚労省がブラック企業相談を行っていますが,時宜に適っているためでしょうか。 ツイッター上のコメントを拝見すると,「産業別の率も知りたい」「飲とかすごそう」「ブラックを糾弾しているマスコミは労基法守ってんのか」というものがみられます。 なるほど。確かに,社員がどれほどブラック化しているかは業種によって異なるでしょう。今回は,正社員のブラック率を産業別に出してみようと思います。自分が勤めている,ないしは志望している業種の位置はどこ辺りか。とくとご覧ください。 記事でいうブラック企業勤務者とは,年間300日以上かつ週75時間以上勤務している正社員のことです。翻訳すると,週6日,1日12時間以上働いている者です。法定労働時間は1日8時間ですから,1日4時間超の残業。月あたりの残業時間数は10

    ブラック産業
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    gauqui 2013/09/04
  • 若年正社員のブラック企業勤務者率

    今や,現代日の流行語にもなっている「ブラック企業」。「労働者を酷使・選別し,使い捨てにする企業」のことですが(コトバンク),「酷使・選別・使い捨て」の対象にされるのは,新たに入社してくる若年社員であるといわれます。 未来の日を背負って立つ若年労働力を使い潰すブラック企業は,社会全体にとって大きな問題を孕んでいるといえるでしょう。今野晴貴さんによる「日い潰す妖怪」という形容は,実に的を射たものなり(『ブラック企業』文春新書,2012年)。 今月から厚労省がこの「妖怪」退治に乗り出すそうですが,徹底した摘発を行っていただきたいと思います。 さて,このように問題視されているブラック企業ですが,数でみてどれほど存在するのでしょうか。あいにく,この点に関する統計はないようです。まあ,企業に社員の労働時間を尋ねても,正直に答えるわけありませんものね。 記録の提出を求めても,記録そのものが改ざ

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    gauqui 2013/09/03
  • 非伝統的夫婦

    世には無数の夫婦が存在しますが,仕事と家事という役割の担い手が夫かかによって,大雑把なタイプを設定することができます。 夫が仕事で,は家事ないしは家計の補助的な意味合いの仕事(パート等)という夫婦は,お馴染みの伝統的夫婦といえましょう。双方とも仕事をしている夫婦は,共働き夫婦です。 あと一つは,伝統的夫婦と役割分担が反対で,仕事,夫が家事という夫婦です。こちらは,ニュータイプの非伝統的夫婦と呼ぶことにしましょう。 私は,総務省の『国勢調査』にあたって,上記の3タイプの夫婦が数でみてどれほど存在するかを明らかにしました。最近の『国勢調査』の公表データは詳細になっており,夫との労働力状態をクロスさせた夫婦数の統計表が出ています。2010年調査でいうと,第2次集計の全国結果の表25です。 http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/index.htm

    非伝統的夫婦
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    gauqui 2013/08/28
  • 仕事をする自信がない

    人口は,就業という観点からすると,有業者と無業者に大別されます。後者の無業者は,就業意欲の有無において,就業希望者と就業非希望者に分かたれます。 ここまでの内訳は,新聞や白書等でしばしば報じられるのですが,私は,就業非希望者の理由構成に関心を持ちます。まあ,通学や育児・家事が大半でしょうが,総務省『就業構造基調査』をみると,他にも細かい理由カテゴリーが設けられているようです。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm 最新の2012年調査によると,同年10月時点の20~40代人口は4,812万人。この働き盛りの年齢層の内訳を解剖すると,下表のようになります。就業非希望者については,就業を希望しない理由ごとの数を示しています。 当然ですが,この年齢層では働いている者がほとんどで,全体の8割を占めています。残りの2割が無業者ですが,無

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    gauqui 2013/08/21
  • 生活保護開始世帯の解剖図

    今野晴貴さんの新刊『生活保護-知られざる恐怖の現場-』(ちくま新書)を読み終えました。国民の生存権を保障する,最後のセーフティネットである生活保護の機能不全。その実態をまざまざと教えられました。 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480067289/ 今野さんは,①保護開始前(受給段階),②保護受給中,および③保護からの締め出し,という3つの局面に分けて論を展開していますが,強い憤りを感じたのは,①の段階における,いわゆる「水際作戦」です。 保護申請書を渡さない,受け取らない,ひどいケースでは職員が対応にすら出てこない・・・。福祉事務所を訪れる人の中には,所持金が数百円,ゼロ円という,切羽詰まった人もいます。これはもう,国家による間接的な殺人行為でしかありません。 生活保護の件数というのは,社会病理の指標とみなされがちですが,このを読むと

    生活保護開始世帯の解剖図
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    gauqui 2013/07/29
  • 20代のワープア化・非正規化(2012年)

    昨日,2012年の『就業構造基調査』の結果が公表されました。「非正規就業者数が過去最高」とか,結果のハイライトが新聞でも報道されている模様です。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm 私は,20代の若者の変化に興味を持ちます。それをみる視点はいろいろありますが,有業者に占めるワーキングプアや非正規雇用者の比率が,前回調査(2007年)と比してどう変わったか。この点に焦点を当てようと思います。 「100年に一度の不況」とまで形容された,2008年のリーマンショックをはじめとして,この5年間はいろいろなことがありました。こうした社会状況のなか,おそらくはワープアや非正規雇用が増えているのではないかと推測されます。とくに若者にあっては。 上記調査結果によると,2012年10月時点の20代の有業者数は982万人です。このうち,年収が2

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    gauqui 2013/07/19
  • 資料:性別・年齢層別の有業者のワープア化・非正規化

    2012年の『就業構造基調査』の結果が公表され,「非正規雇用者数が過去最高」とか「働く人間の3人に1人が非正規」とか,いろいろ報じられています。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm しかるにそれは,10代の子どもや高齢者もひっくるめた全体の傾向であり,属性ごとにみるならば様相は多様でしょう。私は,性別・年齢層別に,有業者のワープア率と非正規雇用者率を計算してみました。 ワープアとは「ワーキングプア」の略であり,年収200万円未満の有業者のことです。非正規雇用者とは,雇用者(役員除く)から正規雇用者を除いた数であり,パート,バイト,ハケン,契約,嘱託,その他,という要素からなります。 下表は,バブル崩壊直後の1992年,リーマンショック前の2007年,および最新の2012年の数値の一覧です。字が小さくて見にくいかもしれませんが

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    gauqui 2013/07/18
  • 女子生徒の専業主婦希望率の国際比較

    昨年の11月5日の記事では,15歳生徒の志望職業の国際比較をしたのですが,そこで分かったのは,日の生徒の志望職業未定率が高いことです。約2割の生徒が,30歳頃就いていたい職業が何かを明言できずにいます。 この分析に使ったのは,国際学力調査“PISA2006”の生徒質問紙調査のデータです。対象の15歳生徒に対し,「30歳頃の時点において,あなたはどういう仕事に就いていたいか」と尋ねています(Q30)。 職業の名称を自由に記入してもらい,それを後から分類するアフター・コード形式ですが,分類コードの中に「専業主婦(Housewife)」というものがあることに気づきました。このコードが振られた回答の比率をとることで,各国の生徒の専業主婦(夫)希望率を出すことができます。 私はこのやり方に依拠して,調査対象となった,56か国の女子生徒の専業主婦希望率を明らかにしてみました。「男は仕事,女は家庭」と

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    gauqui 2013/07/08
  • 家計を支える女性の国際比較

    二神能基さんの『ニートがひらく幸福社会ニッポン-進化系人類が働き方・生き方を変える-』明石書店(2012年)を読んでいます。よくあるような,ニートへの説教論とは違った内容にひかれ,図書館で借りてきました。 今,第一章を読み終えたところですが,これがまた面白い。「ニートの魅力に気づいた女性たち」,「ヒモで生きる覚悟を決めた38歳の彼の『男らしさ』」等,興味深いケース報告が盛りだくさんです。 定職もないニート男と結婚する女性なんているわけない。こういう思い込みが蔓延していますが,それは100%妥当というのではありません。男女共同参画社会の進展により,定職を持つ女性が増えていますが,彼女らの中には,自分よりガシガシ稼ぐ男性よりも,癒しを提供してくれる男性を求める向きもあるのだそうな。 分かる気がします。仕事のことで常日頃イライラを募らせている男性よりも,稼ぎはなくともよいから,家事や育児をやって

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    gauqui 2013/06/28
  • 産業別の正規就業者の就業時間

    某報道機関の記者さんとコラボして,現代の雇用の歪みを可視化する作業をしています。これまでは,ワーキングプアや非正規というような,給与や雇用形態の面に焦点を当ててきましたが,今回は,労働時間に注目してみようと思います。 ここでみるのは,短時間雇用が多い非正規を除いた,正規就業者の週間就業時間分布です。 総務省『就業構造基調査』から,規則的就業をしている正規就業者の週間就業時間分布を知ることができます。ここでいう「週間就業時間」とは,「就業規則などで定められている時間ではなく,ふだんの1週間の実労働時間」とされています。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2007/index.htm 最新の2007年調査のデータをもとに,15歳以上の正規就業者の週間就業時間分布を明らかにしてみましょう。参考までに,一般飲業の分布もお見せします。外チェーン等ですが,こち

    産業別の正規就業者の就業時間
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    gauqui 2013/06/19
  • 官製ワーキングプア

    新潟の中学校の臨時司書が,学校図書館の蔵書3000冊を転売していたそうです。動機は生活苦。「生活が苦しくほとんど費に充てた」と供述しているそうです。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130530-OYT1T01130.htm?from=tw この司書の月収は8万円だったとのことですが,これでは確かにべるのもしんどいでしょう。年収にすると96万円。完全なワーキングプアです。 「官製ワーキングプア」という言葉がありますが,非正規の公務員の給与って,こういうものなのでしょうか。興味を持ったので,官庁統計にあたって調べてみました。 総務省『就業構造基調査』から,15歳以上の就業者の年収分布を,産業別・雇用形態別に知ることができます。2007年調査の結果によると,「公務」というカテゴリーの就業者は218万人。そのうち,パート,アルバイト,派遣社

    官製ワーキングプア
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    gauqui 2013/06/12