オランダ首都アムステルダムで発生した、弁護士射殺事件の現場(2019年9月18日撮影)。(c)Michel van Bergen / ANP / AFP 【9月19日 AFP】オランダの首都アムステルダムで18日、大規模な犯罪組織の麻薬事件に関わっていた弁護士が自宅前で射殺された。オランダが「麻薬国家」になりつつあるとの懸念が、改めて広がっている。 2児の父親のデルク・ウィアスム(Derk Wiersum)氏(44)は、自宅を出た直後に路上で射殺された。フード付きの上着姿の容疑者は徒歩で逃走。警察が行方を追っている。 マルク・ルッテ(Mark Rutte)首相は、首都で起きた白昼の凶行を「極めて不穏」と形容し、警察が事態を注視していると述べた。 ウィアスム氏は、オランダの最重要指名手配犯と目され、殺人と麻薬取引容疑で国際逮捕状も出ているモロッコ生まれの男2人に対する事件の裁判で、証人の弁護
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