タグ

energyに関するgavのブックマーク (195)

  • 欧州で原発の運転停止相次ぐ、再生可能エネルギー急増で需要低下

    再生可能エネルギーの促進が、欧州の原子力発電業界に追い打ちをかけている。 化石燃料に依存しない電力の生産はかつてないほど急がれ、欧州の一部では依然として原発を電力政策の中核に据えている。だが、再生可能エネルギーの急増と電力価格の低下で、原発の運転にしわ寄せが及んでいる。 今後さらに厳しい時期が待ち受けている兆しもある。エネルギー危機以来、需要は十分に回復せず、風力や太陽光の発電量は増加の一途をたどる。これに押され、発電電力量に占める原子力と石炭火力のシェアはいずれも低下している。 エネルギー・電力市場分析会社ストームジオ・ネナのシニアアナリスト、シガード・ペデルセン・リエ氏は「太陽光と風力に極めて不利な状況が長期間続くか、強い熱波がない限り、現在の電力価格では従来型のベースロード電源は苦しいだろう」と指摘した。

    欧州で原発の運転停止相次ぐ、再生可能エネルギー急増で需要低下
    gav
    gav 2024/04/10
  • コストを70%低減する両面太陽電池パネルを開発 - fabcross for エンジニア

    英サリー大学とケンブリッジ大学、中国科学院などの共同研究チームが、太陽光を両面から取り込んで発電できる、両面太陽電池パネルを開発した。両面パネルは、コストをかけずに既存片面パネルより効率良く発電可能だ。 同研究成果は2024年3月12日、「Nature Communications」誌に掲載された。 コンクリートや草地などの表面からの反射光が、太陽光の20%以上を占めると従来の研究で報告されている。両面パネルは、周囲の反射光を含んだあらゆる方向からの太陽光エネルギーを取り込んで発電できる。 今回開発された太陽電池パネルはフレキシブルなペロブスカイトでできている。これまでの太陽電池パネルは、前面に透明電極、背面に金属電極を張り合わせた構造を持ち、前面からしか光を取り込めなかった。 研究チームは、ペロブスカイト型太陽電池の基構造である、電子輸送層/ペロブスカイト層/ホール輸送層の両面に、単層

    コストを70%低減する両面太陽電池パネルを開発 - fabcross for エンジニア
  • imec、有機ELより1000倍明るい光を発するペロブスカイトLEDを開発

    独立系半導体研究機関であるベルギーimecは、最新世代の有機EL(OLED)と比べても1000倍明るい光を発するペロブスカイトLEDスタックを開発したと発表した。 詳細は1月4日付で「Nature Photonics 電子版」に掲載された。imecでは実験結果について、ペロブスカイト注入レーザーに向けた重要なマイルストーンであり、画像投影、環境センシング、医療診断などにおける刺激的な応用が期待されるとしている。 サファイア基板上に形成された透明ペロブスカイトLED (出所:imec) LEDは現在、さまざまな場所の照明用途に活用されている。また、有機ELもスマートフォン(スマホ)を中心に活用されているが、これらの発する輝度は最大にしてもまばゆいほどではない。 一方、特定の結晶構造を持つ材料の一種であるペロブスカイトは、太陽電池への活用が期待されてきたが、近年はさらなる用途開発が進められつつ

    imec、有機ELより1000倍明るい光を発するペロブスカイトLEDを開発
  • 大成建設や埼玉大など、燃料物質である油を細胞外につくる微細藻類を開発

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4月12日、2020年度から始めた「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品技術の開発」プロジェクトの中で、大成建設、埼玉大学などの4機関が研究開発を進めてきた「微細藻類を用いたバイオ燃料生産」プロジェクトの研究開発成果として、燃料物質となる“油”を微細藻類細胞の外に生産する微細藻類の開発に成功し、実用化への道を切り開いたと発表した。 大成建設などの4機関は今回、微細藻類の一種であるシアノバクテリア(ラン藻)の「PCC7942株」の特定遺伝子の発現を抑制・強化する手法によって、燃料物質となる“遊離脂肪酸”(Free Fatty Acid)を細胞外につくる微細藻類の研究開発に成功し、その生産工程を実現するメドを付けた(図1)。 図1 微細藻類の細胞の外に燃料物質を作製させることによって“燃料”生産する生産工程の模式図(NEDOの公表資料か

    大成建設や埼玉大など、燃料物質である油を細胞外につくる微細藻類を開発
  • リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発 - fabcross for エンジニア

    米イリノイ工科大学とアルゴンヌ国立研究所の研究チームが、リチウムイオン電池に比べ、4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発した。 同研究成果は2023年2月2日、『Science』誌に掲載された。 リチウム空気電池は、金属リチウムを負極活物質とし、リチウムが移動する電解質を介し、空気中の酸素を正極活物質とした、充放電可能な二次電池だ。酸化リチウム(Li2O)生成に基づくエネルギー密度は、理論上ガソリンに匹敵するため、電気自動車の航続距離の大幅な拡大が期待できる。 しかし、従来のリチウム空気電池の設計では、電解質に液体を用いており、放電時に正極で超酸化リチウム(LiO2)、または、過酸化リチウム(Li2O2)が生成される。1酸素分子当たり1電子、または2電子反応となり、4電子反応であるLi2O生成と比較すると、エネルギー密度は、反応電子数に応じて小さくなる。 研究チームが設計したリチウ

    リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発 - fabcross for エンジニア
  • 汚染水をろ過して発電もする多機能膜を開発 - fabcross for エンジニア

    2023-3-22 化学・素材系, 技術ニュース, 海外ニュース Advanced Materials, electricity generation and purification membrane(EPM), Ji-Soo Jang, ろ過, エネルギー生産, マイクロプラスチック, 多孔質膜, 多機能膜, 学術, 導電性高分子, 明知大学校, 水不足問題, 水質管理システム, 汚染水, 汚染物質, 浄化, 発電, 直流電流, 重金属粒子, 非常用電源システム, 韓国科学技術研究所(KIST) 一般的に、雨水や海水、河川水、下水、排水のような汚染された水を利用可能な水質に浄化する過程は、多くのエネルギーを必要とする。しかし、韓国科学技術研究所(KIST)と明知大学校を中心とする韓国の研究チームは、汚染水を浄化しながら同時に発電できる多機能膜「electricity generatio

    汚染水をろ過して発電もする多機能膜を開発 - fabcross for エンジニア
  • EUへの原油輸出量、首位は急減のロシアに代わり米国

    ロンドン(CNN) 欧州連合(EU)統計局は4月1日までに、域内への原油輸出で米国が首位に浮上し、昨年12月時点での比率は18%だったと報告した。この後に、ノルウェーやカザフスタンが続いた。 最近までロシア産原油が比率の首位を占めていたEUにとっては大きな転換となっている。ロシアによるウクライナ侵攻が契機となったもので、EUはロシア産のエネルギー源の買い入れを減らし、同国の石油や石炭輸出に制裁策も打ち出していた。 同統計局によると、ロシア産原油のシェアは昨年1月末までは最大31%で、大きな差が付けられていた2位の米国は最大13%だった。 ロシアからの原油輸入は昨年9月から徐々に落ち込み始め、同12月での全輸入量の中での割合はわずか4%に急減したという。 EUは昨年12月、海上輸送を通じてのロシア産原油の輸入禁止を決定。同原油の輸入価格に上限も設け、船荷主や保険企業らに1バレルあたり60ドル

    EUへの原油輸出量、首位は急減のロシアに代わり米国
  • EV向け車載電池「気がつけば供給過剰」の衝撃

    EV(電気自動車)の動力源である車載電池の市場が、大きな転機を迎えている。過去2年間、中国の電池メーカー各社はEVの販売急増を追い風に、生産能力の拡大競争を繰り広げてきた。ところが、ここにきて電池の在庫がにわかに膨張。業界内に在庫処分を急ぐ動きが広がり始めた。 「車載電池の在庫は電池メーカーとEVメーカーの両方に積み上がっている。そのうち電池メーカーの在庫は(容量ベースで)約80GWh(ギガワット時)、EVメーカーは約103GWhに上る」ノルウェーの調査会社リスタッド・エナジーの副総裁(副社長に相当)を務める鄒鈺屏氏は、2月21日に開催されたフォーラムの席上でそんな試算を示した。 鄒氏の試算は、車載電池の業界団体である中国汽車動力電池産業創新連盟(電池連盟)と自動車メーカーの業界団体である中国汽車工業協会の統計データに基づいている。電池メーカーの在庫は車載電池の生産量と販売量の差異から、E

    EV向け車載電池「気がつけば供給過剰」の衝撃
  • 理科大、256mAh/gの放電容量を持つマグネシウム二次電池の開発に成功

    東京理科大学(理科大)は2月15日、高い放電容量を有し、バッテリーの正極材料として使用可能なマグネシウム酸化物「Mg1.33V1.67-xMnxO4(x=0.1~0.4)」の合成および結晶構造、電子状態の解明に成功したと発表した。 併せて、特にMg1.33V1.57Mn0.1O4(x=0.1)を正極に組み込んだマグネシウム二次電池を作製し、充放電サイクルを繰り返し行うと256mAh/gという大きな放電容量を示すことを明らかにしたことも発表された。 同成果は、理科大 理工学部 先端化学科の井手康教授らの研究チームによるもの。詳細は、「Journal of Electroanalytical Chemistry」に掲載された。 現代社会を支えるリチウムイオン電池(LIB)は、エネルギー密度に関してほぼ限界に達しており、特に電気自動車用途においては、より高い電池特性を有するバッテリーの開発が求

    理科大、256mAh/gの放電容量を持つマグネシウム二次電池の開発に成功
  • 技術開発が加速するタンデム型太陽電池――ドイツHZBが発電効率32.5%で世界記録を更新 - fabcross for エンジニア

    ドイツのヘルムホルツ協会ベルリン(HZB)の研究チームが、シリコンの下層セルとペロブスカイトの上層セルからなるタンデム太陽電池の変換効率の世界記録を更新した。イタリアの認証機関ESTIが、この値を公式に確認した。この値は、米国国立再生可能エネルギー研究所が管理する太陽電池技術のNRELチャートにも記載されている。 HZBの研究チームは、非常にスマートな界面処理を施した先進的なペロブスカイト組成を使用した。論文の主執筆者であるポスドク、Silvia Mariotti博士とEike Köhnen博士は、電荷キャリアの再結合損失を低減する界面処理を開発し、タンデム型太陽電池への実装に成功した。また、修士課程の学生Lea Zimmermannの協力のもと、さらなる光学的改良と組み合わされた。インターフェースと光学系の改良により、最高の光起電力(開放電圧)を実現し、この魅力的なタンデム技術の新記録と

    技術開発が加速するタンデム型太陽電池――ドイツHZBが発電効率32.5%で世界記録を更新 - fabcross for エンジニア
  • プロペラがない!全方向の風に効率よく回転する風力タービン - ナゾロジー

    代表的な再生可能エネルギーの一つ風力発電機にはある問題点があります。 それは決まった方向の風に対して以外は、効率よく電力を生み出せないということです。 そこでイギリスを拠点とする企業「O-Innovations」は、すべての方向の風に対応できる全指向性(無指向性)風力タービン「O-ウインドタービン(O-Wind Turbine)」を開発中です。 従来のようなプロペラを持たない、まるで提灯(ちょうちん)のような見た目の風力タービンは、どの方向の風に対しても同様に回転し電力を生み出せるといいます。 現在、O-Innovations社は、O-ウインドタービンのプロトタイプをテスト中です。 omnidirectional, bladeless wind turbine produces electricity as it spins on its own https://www.designboo

    プロペラがない!全方向の風に効率よく回転する風力タービン - ナゾロジー
  • ウクライナの4原発で外部電源喪失 | 共同通信

    Published 2022/11/24 00:24 (JST) Updated 2022/11/24 00:41 (JST) 【キーウ共同】ウクライナ原子力企業エネルゴアトムは23日、ロシアによる全土へのミサイル攻撃を受け、南部ザポロジエ原発など国内の4原発で外部電源と切断したと発表した。放射線量は正常という。

    ウクライナの4原発で外部電源喪失 | 共同通信
  • 急増する再エネ・EVなどの「分散型リソース」、電力系統での有効活用に向けた国内外の動向

    急増する再エネ・EVなどの「分散型リソース」、電力系統での有効活用に向けた国内外の動向:エネルギー管理(1/3 ページ) 小規模な再エネ電源やEVなど、いわゆる「分散型リソース(DER)」の電力系統への接続が加速するなか、DERをうまく活用した電力システム運用方法が求められ始めている。そこで政府では「次世代の分散型電力システムに関する検討会」を新たに設置し、DERの活用による電力システムの効率化・強靭化に向けた検討を開始した。 従来、電力システムは大規模電源を中心として上位系統から下位系統に電力が流れるものであったが、近年の小規模再エネ電源等の増加に伴い、下位系統から上位系統への潮流が増えつつある。 今後の電力システムはさまざまな分散型リソース(DER:distributed energy resource)を活用することにより、脱炭素化と安定供給、コスト抑制の同時達成が期待されている。

    急増する再エネ・EVなどの「分散型リソース」、電力系統での有効活用に向けた国内外の動向
    gav
    gav 2022/11/22
  • 大阪公大、ヒトの歩行の振動による発電性能を約90倍に高めることに成功

    大阪公立大学(大阪公大)は11月2日、U字型の振動増幅パーツを取り付けた小型の振動発電素子を開発し、ヒトの歩行運動で発生する振動からの発電性能を約90倍に増大させることに成功したと発表した。 同成果は、大阪公大大学院 工学研究科のSengsavang Aphayvong大学院生、同・吉村武准教授、兵庫県立大学大学院 工学研究科の神田健介准教授、大阪産業技術研究所の村上修一室長らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学協会が刊行する応用物理学全般を扱う学術誌「Applied Physics Letters」に掲載された。 今後、装着型の電子機器であるウェアラブル端末が普及していくことが予想されている。ただし、そのためには「充電不要」という機能を実現できるか否かが鍵になると考えられている。そこで研究開発が進んでいるのが、歩行といったヒトの普段の活動を利用して発電する環境発電(エネルギーハ

    大阪公大、ヒトの歩行の振動による発電性能を約90倍に高めることに成功
  • ロシアのウクライナ侵攻、世界エネルギー市場の転換点に-IEA

    Electrical power lines hang from a transmission tower near the Agios Dimitrios Power Plan in Kozani, Greece. Photographer: Konstantinos Tsakalidis/Bloomberg ロシアウクライナ侵攻は世界のエネルギー市場にとって転換点となり、今後はロシアの影響力が弱まるとともに再生可能エネルギーへの移行が加速する。国際エネルギー機関(IEA)が予測した。 IEAが発表した世界エネルギー見通しによれば、各国政府が今回の危機を乗り越えようとクリーンエネルギーへのエネルギー源多様化を図る中、全ての化石燃料は需要がこの10年で頭打ちとなる公算が大きい。世界の石油・ガス市場に占めるロシアのシェアは、2030年までに半減するとIEAは予測する。 IEAのビロル事務局

    ロシアのウクライナ侵攻、世界エネルギー市場の転換点に-IEA
    gav
    gav 2022/10/27
  • 地熱発電のゲームチェンジャーとして期待、中部電力がカナダ企業に出資

    中部電力がカナダの地熱技術開発企業であるEavor Technologiesと、同社の株式引受契約を締結。同社の持つ「クローズドループ地熱利用技術」という新たな地熱発電技術の活用を推進するという。 中部電力は2022年10月14日、同社の100%子会社Chubu Electric Power Company Netherlandsを通じて、カナダの地熱技術開発企業であるEavor Technologies(以下、Eavor社)と同社の株式引受契約を締結したと発表した。今後、近日中にEavor社の株式を取得する。 Eavor社は「クローズドループ地熱利用技術」の研究・開発を行い、商業化を目指す2017年創業のスタートアップ企業。この技術は地下にループを形成し、地上から水などを循環させることで地下の熱を回収する技術。Eavor社は地上と地下約数千メートルをつなぐ網目状のループを掘削し、その中で

    地熱発電のゲームチェンジャーとして期待、中部電力がカナダ企業に出資
  • 風力・太陽光発電で記録達成 ロシア依存からの脱却目指すEU

    ロンドン(CNN) 欧州連合(EU)で風力発電と太陽光発電を合わせた発電量が、電力供給量割合の24%を占めて過去最多を更新した。気候変動シンクタンクのE3Gとエンバーがまとめた報告書で明らかにした。 再生可能発電量の増加に伴い、今年3~9月にかけてEU加盟27カ国が回避したガス輸入は990億ユーロ(約14兆円)となり、前年同期比で110億ユーロ増えた。 EUはロシア産ガスへの依存状態からの脱却を目指している。ロシア産のガスは2020年の時点でEUの化石燃料輸入の41%を占めていた。 報告書によると、3月以来、EU加盟27カ国のうち19カ国が風力・太陽光発電量で記録を達成した。 前年比の伸び率はポーランドが48.5%と最も高く、発電量の伸びはスペインの7.4テラワット時(TWh)が最高だった。スペインの再生可能エネルギー発電量だけで、17億ユーロのガス輸入回避につながった。 しかし化石ガスは

    風力・太陽光発電で記録達成 ロシア依存からの脱却目指すEU
  • 風力発電設備など38件の事故原因と再発防止策、経産省WGまとめ - InfraBiz -インフラビズ-

    風力発電や太陽光発電など、新エネルギー発電設備の事故原因究明や再発防止策を検討する経済産業省のワーキンググループ(新エネルギー発電設備事故対応・構造強度WG)は1月12日、8年間に起きた38件の集計結果を報告した。WGの審議の対象となった事故は、ほとんどが風力発電に関するものだ。事故の形態は、ブレードの折損・飛散22件、火災7件、ナセル等落下5件、タワーの倒壊・座屈4件。原因が不明だった事故もある。 落雷や台風、想定以上の強風で起きた事故が多いが、保守管理の不備に起因するものも少なくない。兵庫県淡路市で発電停止中の風車が2018年に倒壊した事故(下記一覧の24)は、電源の供給が途絶えていたことが原因だ。これによって風車が制御不能となり、台風によって倒壊した。2020年に鳥取県琴浦町の東伯風力発電所で起きたブレード破損・飛散(33)は、点検で補修が必要と判定していたものの運転を継続し、強風に

    gav
    gav 2022/10/18
  • “手すり型”の太陽光発電システムを新開発、住宅や高層マンションの省エネ・非常用電源に

    カネカと大成建設は2022年10月12日、ガラス手すりと一体化した太陽光発電システムを開発したと発表した。2019年に共同開発した、建物の外壁や窓と一体化させた太陽光発電システム「T-Green Multi Solar」を応用したもので、戸建て住宅マンションのバルコニーなどにも設置できる発電システムだという。 開発したシステムは、一般的なバルコニーのガラス手すりと同等以上の耐久性・強度を持ち、取り付け作業もバルコニー内部から容易に行うことが可能で、高効率な発電を30年以上維持できるという。 外部からの視線を遮るタイプや、室内からの眺望を確保できるタイプなどの選択が可能。外観の意匠性を備えるとともに、蓄電池と組み合わせることにより、共用部の照明や災害時に携帯電話の充電にも利用できる。 今後カネカと大成建設は、戸建て住宅マンションのほか、病院・ホテル・商業施設などに提案を進める方針だ。

    “手すり型”の太陽光発電システムを新開発、住宅や高層マンションの省エネ・非常用電源に
  • レアアース材料を必要としない風力発電タービンが、メンテナンスコストを大幅に削減 - fabcross for エンジニア