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scienceとspaceに関するgavのブックマーク (71)

  • 超新星爆発じゃなかった…。 ベテルギウス減光の原因は星表面の巨大な斑点だったと証明される - ナゾロジー

    地球から約600光年という近い距離にある恒星ベテルギウスは、2019年10月から2020年4月までに、光度が約40%近く低下したことで、天文学者たちの注目を集めています。 ベテルギウス爆発間近! 超新星が起こる前兆だ! と騒がれましたが、現在はそれほど差し迫った状況ではないとされています。 極端な減光の原因については、さまざまな説があげられていましたが、現在は星の放出したガスが冷えて光を吸収する塵となって覆っているから、というのが有力とされています。 しかし、この減光シナリオに待ったをかける新しい研究が発表されました。 ドイツのマックス・プランク天文学研究所の研究者Thavisha Dharmawardena氏率いる国際天文チームは、これが星の表面温度の変化、つまりは太陽黒点に似た巨大な斑点が星表面を覆っているためだと証明したのです。 減光は塵が原因?ベテルギウスは赤色超巨星に分類される恒

    超新星爆発じゃなかった…。 ベテルギウス減光の原因は星表面の巨大な斑点だったと証明される - ナゾロジー
  • 宇宙に羽ばたくナゾ謎の影「バットシャドウ」の正体とは? - ナゾロジー

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、まるでコウモリが翼を広げたような奇妙な影を1400光年彼方の宇宙で発見しました。 この天体は404日後、再度観測されましたが、なんとそれは以前観測されたときと、影の位置が変わっていたのです。 コウモリの影のように見えることから「バットシャドウ:Bat Shadow」と名付けられたこの天体は、なんと驚いたことに当に宇宙で羽ばたいていたのです。 バットシャドウの影の長さは約1万7千天文単位(太陽系の200倍 ちなみに太陽から冥王星は39天文単位)もある、非常に巨大なものです。 一体なぜ、宇宙にこんな途方もない大きさの影ができるのでしょうか? そしてなにが、そんな巨大な影を羽ばたかせているのでしょうか? 宇宙に影ができる理由The Bat-Signal/Credit:en.wikipediaなぜ宇宙にコウモリの様な影ができるのでしょう? 宇宙人がバットマンに助け

    宇宙に羽ばたくナゾ謎の影「バットシャドウ」の正体とは? - ナゾロジー
  • 冥王星の大気崩壊が急速に進行

    2019年7月に起こった冥王星による恒星の掩蔽を観測したデータの解析から、掩蔽観測時の冥王星の大気圧が2016年と比べて約20%低下したことが明らかになった。 【2020年6月18日 京都大学】 冥王星は、太陽系外縁部のカイパーベルトに存在する直径2400km程度の準惑星だ。太陽から約50億km、地球と太陽との距離のおよそ30倍も離れた軌道を公転している冥王星は、太陽系探査において長らく謎に包まれた未到のフロンティアだった。 冥王星の大きな謎の一つとして大気が挙げられる。冥王星における大気の生成は、地表を覆う窒素を中心とした氷の昇華によるものと考えられている。冥王星の公転軌道は楕円の度合いが大きいため、太陽からの距離の変化が大きく、それにつれて表面の日射量が変わる。その結果、表面にある氷の昇華と凝結のバランスも大きく変わると考えられてきた。ところが、冥王星が1989年以降は太陽から遠ざかり

    冥王星の大気崩壊が急速に進行
  • ビッグバンから10億年の初期宇宙に予想外の「巨大回転銀河」を発見 - ナゾロジー

    天の川銀河のような巨大な銀河は、多くの銀河がぶつかり合って融合し形成されたと考えられています。 この場合、巨大で安定した回転を行う円盤銀河ができるまでは非常に長い時間がかかります。 そのため定説に従えば、初期の宇宙に巨大な安定して回転する銀河はなかったという予測になります。 ところが、大型電波望遠鏡ALMAは、宇宙が現在の10%の年齢でしかなかった頃に巨大な回転円盤銀河が存在していたことを発見したのです。 これは従来の銀河形成モデルに挑戦を投げかける、新たな可能性を示しています。 遠い宇宙の冷たい回転銀河今回発見されたのは「DLA0817g」という名の銀河で、天文学者アーサー・M・ウォルフの名にちなんでウォルフディスクと呼ばれています。 これは125億光年先という、現在観測されている中でも、もっとも地球から遠い回転円盤銀河です。 ALMAの観測によると、この銀河は私たちの天の川銀河と同様に

    ビッグバンから10億年の初期宇宙に予想外の「巨大回転銀河」を発見 - ナゾロジー
  • 地球に一番近い「褐色矮星」の大気はシマシマになっていることが判明!偏光観測では初の快挙 - ナゾロジー

  • 宇宙は場所によって物理定数が異なることが判明! 宇宙人はいないの? - ナゾロジー

    これまで私たちは、「宇宙は全方位に向かって均質であり、宇宙のどこでも物理定数は不変」だと考えてきました。 ですが近年の度重なる天文学的な測定により、この宇宙を規定するはずの物理定数が、宇宙の異なる場所では違っていることを示唆する結果がもたらされています。 そこで研究者は決定的な結論を得るために、銀河の様々な地点に存在する、クエーサー(非常に活動的なブラックホール)から発せられる電磁波を観測し、宇宙各地の電磁気力の強さを決める定数(微細構造定数)を測定しました。 結果は驚くべきもので、宇宙の一方では電磁気力が強く、また逆の方向では電磁気力が弱くなっていたのです。 これは単に宇宙に方向性があるということだけを意味するものではありません。 電磁気力は原子核が電子を引き留める力です。これが宇宙の場所によって異なるということは、同じ水素や酸素であっても、宇宙の端(高電磁気区域)と端(低電磁気区域)で

    宇宙は場所によって物理定数が異なることが判明! 宇宙人はいないの? - ナゾロジー
  • 自転の60倍の速さで金星を周回する風「スーパーローテーション」のメカニズムをJAXA「あかつき」が解明! - ナゾロジー

    金星は非常にゆっくりとした自転をする惑星で、一回転するのに地球時間で243日もかかります。 公転周期が地球時間で225日ということを考えると、一年より一日の方が長いというすごい星です。(ただ自転方向が公転方向と逆なので、実質金星の一日は地球時間で117日です) そんな金星には、とてつもない突風が吹き荒れ、惑星を周回しています。この風はスーパーローテーションと呼ばれていて自転速度の60倍という速度で吹いていて、地球時間で4日間で金星を一周します。 この猛烈な風は1960年代の調査で発見されたものですが、発見当初は惑星を4日で一周する風なんてありえないと無視されていました。 そのためこのすさまじい速度の風が、一体どの様に発生して、その速度を維持し続けているかは、これまでずっと謎となっていました。 謎の多い金星の気象を調査するJAXAの金星探査機「あかつき」は、このスーパーローテーションがいかに

    自転の60倍の速さで金星を周回する風「スーパーローテーション」のメカニズムをJAXA「あかつき」が解明! - ナゾロジー
  • 質量が異なるブラックホールの衝突が初めて確認される - ナゾロジー

    Credit: © N. Fischer, H. Pfeiffer, A. Buonanno (Max Planck Institute for Gravitational Physics), Simulating eXtreme Spacetimes project. 1916年、今から100年近くも前にアインシュタインは天体の衝突で時空の波紋、重力波が発生することを予想していました。 そして現代になって、そうした重力波を検出して宇宙を観測することが可能になりました。 LIGOとVirgoという2つの重力波検出器によって、2015年か2017年の間に10個の連星ブラックホールの衝突が観測されました。 そして2019年には更に観測精度の上がった重力は検出によって、まるで音楽の倍音のような異なる調和した周波数の重力波が検出されたのです。 これは、分析によると、太陽質量の8倍と30倍のブラック

    質量が異なるブラックホールの衝突が初めて確認される - ナゾロジー
  • 地球の中心ではコアが鉄を「お漏らし」していることが明らかに - ナゾロジー

    空を自由に飛び、マリアナ海溝を1万メートルも潜り、月にさえ行った人類でさえ、未だ見ることも行くこともできない場所が地球にあります。 それは地中です。 掘ればいいじゃない、と単純に思うかもしれませんが、現在人類が掘った最深記録は、1989年にソビエト連邦が行ったコラ半島超深度掘削坑というボーリング調査の掘削で、その距離は約12.3kmです。 その後、ボーリング杭による掘削はいくらか距離を更新していますが、100m未満の延長でしかありません。 つまり、人類が掘り進められる限界は今の所、だいたい12.3kmなのです。 しかし、地球中心部のコアは6000kmの地下にあり、その外層にあるマントルでさえ3000kmも潜らなければなりません。 溶岩ってマントルなんじゃないの? と思っている人もいるかも知れませんが、溶岩のほとんどはせいぜい200km程度の地下で解けた岩石類で、地中深くにあるマントルとは別

    地球の中心ではコアが鉄を「お漏らし」していることが明らかに - ナゾロジー
  • 観測史上「最高度の明るさ」を放つ超新星爆発を確認!仮説上の星の実例か - ナゾロジー

    愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味映画鑑賞で、月に30〜40観ることも。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

    観測史上「最高度の明るさ」を放つ超新星爆発を確認!仮説上の星の実例か - ナゾロジー
  • 「電子を食べまくるネオン」が星の運命を左右することがわかる - ナゾロジー

    重い星の最後は、超新星爆発を起こして、ブラックホールや中性子星になると言われています。 しかし、軽い恒星の場合は、超新星爆発は起こさずに白色矮星という燃え尽きて予熱で光る星になります。 この境界となる重さが、太陽質量の8~10倍くらいの領域です。では、この境界領域にある星たちは、どうなると超新星爆発を起こして中性子星になり、どうなると白色矮星になるのでしょうか? 今回の研究は、この境界領域にある太陽質量のおよそ8.4倍という質量の星でシミュレーションを行い、その結果、ネオンが星の内部で電子をいまくるせいで重力崩壊型超新星爆発が引き起こされるということを明らかにしました。 この超新星爆発の過程については、どの様になっているか議論の分かれる問題がありましたが、今回の研究成果は、そこに明確なシナリオを提示しています。 この研究は、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli

    「電子を食べまくるネオン」が星の運命を左右することがわかる - ナゾロジー