原子力規制委員会の田中俊一委員長は24日、来月18日の退任を前に朝日新聞の単独インタビューに応じ、原発の審査が長期化して再稼働が進まないことに対して「政治的な圧力が常にあった」と任期の5年を振り返った。ただ、科学的な基準で判断することを徹底し、審査会合もすべて公開したことで規制委の独立性は保てたとした。 田中委員長は規制委が発足した2012年9月に就任。当初の予想では、審査時間は1原発につき「半年ほど」とされたが、特に地震や津波の議論が難航。審査の長期化が相次いだ。これまでに新規制基準に適合したのは6原発12基、再稼働したのは3原発5基だ。 この間、原発を推進する自民党議員だけでなく、電力労組出身の民進党議員らが「審査に時間がかかりすぎている」と批判を繰り返した。田中委員長は「規制委の独立性を保つ気概を持つこと、隙をつくらないことに努めた。議論をすべて公開することで透明性を確保できたが、続
「カールショック」。ファンなどの間でそう呼ばれた事態がありました。スナック菓子の代表格として、ほぼ半世紀にわたって親しまれてきた明治「カール」。生産・販売の体制が縮小され、東日本などでは今月いっぱいで売り場から姿を消すことが伝えられると、買いだめの動きで品切れになる店が相次ぐ事態になったのです。 それほどの人気商品がなぜ縮小? とも思いますが、定番と言われる商品でもひっそりと売り場から姿を消しているケースは決して少なくありません。その一方で、時代を超えて脈々と生き続けるロングセラーもあります。何が両者の命運を分けているのか? その理由を探りました。 (経済部記者 長野幸代) 昭和43年に誕生したスナック菓子「カール」は、独特のキャラクターの「カールおじさん」やCMソングとともに幅広い世代に親しまれ、1990年代には年間およそ190億円を売り上げる人気商品でした。ところがことし5月、メーカー
書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が増えている。出版取り次ぎ大手によると、香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区にのぼり、全国の自治体・行政区(1896)の2割強を占める。「文化拠点の衰退」と危惧する声も強い。 トーハン(東京)の7月現在のまとめによると、ゼロ自治体が多いのは北海道(58)、長野(41)、福島(28)、沖縄(20)、奈良(19)、熊本(18)の順。ほとんどは町村だが、北海道赤平市、同歌志内(うたしない)市、茨城県つくばみらい市、徳島県三好市、熊本県合志(こうし)市、宮崎県串間市、鹿児島県垂水(たるみず)市など7市や、堺市美原区、広島市の東・安芸両区の3行政区もゼロだ。 出版取り次ぎ大手・日本出版販売(東京)の別の統計では「書店ゼロ自治体」は4年前より1割増えた。 全国の書店数は1万2526店で、2000年の2万1654店から4割強も減った(書店調査会社ア
なぜマストドンは日本で花開いたのか マストドンが日本で流行ったのはなぜかという話題が盛り上がりましたね。わたしは『その理由がロリコンでないのなら、なぜマストドンは日本で花開いたのか』が当を得ていると思いました。つまり、海外では「一定人数以上のインスタンスを立てられなかったから」ですね。 しかし、この仮説を支持するとなると新たなる疑問が浮かびます。なぜ日本では立てられるのか。賢人ひしめくMIT擁するアメリカでは出来ないことがなぜ日本では出来たのかが解決しません。 逆算経営 ところで、「逆算経営」という言葉があります。まず到達すべきゴールを決め、それに必要なものをブレイクダウンしていき、それらを各個撃破していくというものです。これに類する概念は色々なところで語られていますが、その最も重要な点がどこかについてはあまり言及されていない気がします。 改めて考えてみれば当たり前なのですが、重要なのは何
カナダの認知科学者が考案した「認知シャッフル睡眠法」がちょっとした話題になっている。昨年あたりからフォーブス誌やガーディアン紙などで紹介されてきたが、今月になって米人気司会者オプラ・ウィンフリーのOマガジンでも取り上げられ、本格的にセレブの注目を集めそうだ。 ブリティッシュ・コロンビア州、サイモン・フレーザー大学のリュック・ボードワン博士は、学生を対象に始めた「ちょっとしたゲーム」が口コミで広がったことに驚いているようだ。 ◆簡単な単語と絵を思い浮かべるだけ やり方は簡単。まず床に入る。簡単な単語をランダムに1つ思い浮かべる。たとえば、cake「ケーキ」など。ただし、tree「木」や apple「リンゴ」など、同じ文字が複数含まれる語は使わない。仕事やストレスを連想させるような言葉もやめたほうがいいかもしれない。とりあえず、phone「電話」のことは考えないようにしよう。 次に、それぞれの
こんにちは、らくかちゃです。 何のタイミングなのかはわかりませんが、最近『お金のこと』に関する記事が流行っていますね。 そういえば、わたしのフレンズもこんな記事を書いていたような気がします。うん・・・、まあね。間違ったことは書いてないし、知ってて損はないと思う。でもなんだかなー、なーんかここ最近の記事を読んでると ちーがーうーだーろー!! って感じがするんだよね。なんだろう、ふわっとして地に足がつかない感じ。善いこと言ってるのは分かるけど、大多数の人が知りたいものと大きくズレてる感じ。数字の話を聞いていたはずなのに、あれれ、哲学かな?それとも宗教なのかな?って内容ばっかなんだよね。 『若い内からもっとお金のことについて勉強することが必要だ。学校の授業でも取り組むべきだ!』といった意見はよく耳にします。本屋さんに行って、お金に関する本のコーナーに覗くと、これでもかってほど『どうやってお金を殖
わたし先週まで不倫してたんだ、と妻に言われた。 晩めしを食いながら、上原多香子の旦那の遺書ってどうよとか話してた流れで いきなり言われた。 誰と、とは咄嗟に聞けなくて、どのくらいしてたの、と言うと 2ヶ月かな。でもふられちゃった。と苦笑いした。 その苦笑いは、俺の経験則的には、 本当に傷ついてるときにするやつで ようやく不快感が追いついてきて「だれと」と聞くと 「Tくん」と素直に答えた。 Tは、俺とおなじ部署の後輩だ。 妻も俺とおなじ会社で、だからTと妻も同じ会社だ。 つまり社内不倫三角関係だ。 でも、妻はふられたっていうから、三角形でもないのか。 なんなんそれ。 なんでふられたいま、それを言うのか。 俺はもちろん問い詰めたりしてない。 ぜんぜん気づいてない。 これ書いてるいまも、嫁の妄想だったらまだいいなと思ってるくらい。 つまり、これは妻によるTへの復讐なんだろう。 俺は、不倫されたう
都市圏の飲食店ビジネスがいま変わりつつある。 飲食店舗は「駅近」などの立地が極めて重要だというのが一般的な常識だが、近年、それに当てはまらない繁盛店がいくつも出現している。それどころか駅徒歩10分弱、2F以上の空中階という不人気立地を「あえて狙う」店まで出てきた。 こうした特殊な立地の飲食不動産を、Business Insider Japanでは「2.5等地不動産」と呼ぶことにした。飲食店で2.5等地物件が流行する背景には、一体どんなビジネスの変化があるのか? 2.5等地を「1等地」にする、2010年代的集客方法 「駅遠」な2.5等地を狙って、独自のビジネスモデルで多店舗展開している飲食店がある。酒屋を営むリカー・イノベーション社が仕掛ける「KURAND」(クランド)だ。 「KURAND SAKE MARKET」という日本酒を中心とした居酒屋を、「日本酒100種を3240円で時間無制限飲み
各地でデパートの閉鎖が相次ぐ中、業績不振からV字回復を遂げ、全国的に注目されているデパートが沖縄県にあります。那覇市にある「リウボウ」です。経営改革を進めるのは社長の糸数剛一さん(58)。その手法は、自身が長年勤めた「コンビニ流」です。どんな手法なのでしょうか。厳しい状況に直面する地方デパートが生き残るためのヒントを探ります。(経済部記者 加藤誠) 糸数さんがまず案内してくれたのが、5階の紳士服売り場に去年新たにオープンした自社運営のセレクトショップでした。 売られているのは、自社のバイヤーがイタリアまで足を運び、独自に仕入れている商品です。靴下は1足4000円、革靴は1足5万円。 かなり値が張りますが、ここでしか手に入らないと評判で、地元の人だけでなく、東京から訪れた観光客なども買っていくそうです。 糸数さんは「大手デパートでは一定量を仕入れできないと販売しないが、中小の我々は少量しか生
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