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ブックマーク / www.netlorechase.net (11)

  • 【令和5年版】「報道の自由度2023」の報道の仕方から不自由を見る - ネットロアをめぐる冒険

    お久しぶりです、生きてます。 正直、もうあまりこのブログを更新することはないかなと思うんですが、「報道の自由度」については、他の誰も書かないので、細々記録を残していこうと考えています。 さて、2020年から観測している*1、国境なき記者団(以下RSF)による、「報道の自由度ランキング」が今年も発表されました。金太郎飴のように「SNS上で記者が攻撃されている」しか報道してこなかった朝日が、去年はなんと、記事にすらしない、という英断(!)を下して界隈を賑わせました。さあ、今年はいったいどうなっているのか…! 【目次】 朝日くん、記事にする 朝日が報じないこと 伝統的とはなにか ところが英語版では... 他紙について 今日のまとめ 朝日くん、記事にする 今年は、おお、「報道の自由度ランキング」、記事になっています!わくわくしながら内容を見ていきましょう。 日の状況について、「メディアの自由と多

    【令和5年版】「報道の自由度2023」の報道の仕方から不自由を見る - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2023/05/04
    自画像は、それがカリキュラムとか習い性とかとして組み込まれてでもないと、なかなか書き得ないものだと思います。わざとやることは大切だし、他者も大切。それらはつまり他者性の話っていうか。
  • イギリス人はエーデルワイスが嫌いなのか、半径五メートルの世界 - ネットロアをめぐる冒険

    既に元ツイートは削除されているのですが、サウンドオブミュージックの「エーデルワイス」に関するこんな話が盛り上がってました。 togetter.com イギリスでは「第三帝国」を思い出すから嫌われているという内容ですが、それに対して、「いやサウンド・オブ・ミュージックは戦後だし…」みたいなツッコミが入って「デマ」という形になっていました。 私はネットミームに関しては、デマかどうかもそうですが、火のない所に煙は立たぬ主義なので、どうしてそういう話が出たのか、という流れを考えるのが好きなため、そういったことを調べてみました。結論だけ書くと、「”エーデルワイス”の曲自体についてナチスを想起する人はどうやら一定数いるが、誤解に基づくものであるし、あまり一般的ではなさそう」ということのようでした。デマというか、自分の経験をどこまで一般化するかという話なんだろうなと感じました。 【目次】 「エーデルワイ

    イギリス人はエーデルワイスが嫌いなのか、半径五メートルの世界 - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2022/04/25
    面白く読みました。
  • 大阪のコロナの死者数はインドより多いのか - ネットロアをめぐる冒険

    今日はこの記事が気になりました。 「政府の会議の資料に人口100万人あたりの死者数のデータがあるのですが、大阪は19・6人(5月5日時点、以下同)。インドの15・5人、メキシコの16・2人、米国の14・5人より上回っており、惨状というほかありません。兵庫県も9・0人、愛媛県11・2人、和歌山県7・6人など関西は高く、東京は1・4人と意外にも低い水準です」(厚生労働省関係者) 【独自】大阪の100万人あたりの新規死亡者数がインドを上回る 「まるで姨捨山」とまらない医療崩壊〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース もやっとしたのが、大阪という一都市と、インドという国全体を単純に比較してよいのか?という点だったので、そこらへんを揃えてみました。短い内容なので、ツイートでもよかったのですが、数字が出てきてわかりにくかったので、記事にしました。 【目次】 19.6人という数字 イ

    大阪のコロナの死者数はインドより多いのか - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2021/05/09
    『大阪の状況が深刻であることは事実ですし、それを否定するつもりは毛頭ないのですが、やはりそのような比較はあまり適切ではないだろう、と感じます』 うん。
  • 【追記】「中国批判声明の参加拒否」の共同記事についてのあれこれ、記事の消滅 - ネットロアをめぐる冒険

    【6/8追記】 官房長官の定例会見で、今回の記事に関する質問がありましたので、そちらを新しい項を立てて追記しました。 また、紙面には、脚注で指摘した通り「日政府関係者」が「中国への問題提起はしている」と話した「欧米の対応と大きな違いはない」という部分が掲載されていたようで、こちらも加えた形が共同の記事の全容となりそうですね。以下の投稿からご教示いただきました。 共同通信の記事の全文は新聞紙面を読まなきゃ分からない|いるか|note さきほど呟きました*1が、ちょっと怪しい共同の記事。 香港への国家安全法制の導入を巡り、中国を厳しく批判する*2米国や英国などの共同声明に日政府も参加を打診されたが、拒否していたことが6日分かった。複数の関係国当局者が明らかにした。中国と関係改善を目指す日側は欧米諸国に追随しないことで配慮を示したが、米国など関係国の間では日の対応に失望の声が出ている。

    【追記】「中国批判声明の参加拒否」の共同記事についてのあれこれ、記事の消滅 - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2020/06/08
    こういう話題のときにまず「共同だから」「産経だから」「朝日だから」みたいな反応しちゃうのがいくつもあると「いいから、いまそういう話じゃないから、ちょっと黙ってロムってて」てきな感想になるもんなー。
  • 安倍首相は最近仕事をしていないのか、ケサハケサ - ネットロアをめぐる冒険

    こんなツイートを目にしました。 当に首相動静をそのまま流した方がいいのでは。 2月18日「国会に出ず会」 2月19日「国会にも新型コロナ対策部にも出ず官邸でフグ堪能」 2月20日「国会にも新型コロナ対策部にも出ず会」 2月21日「国会にも新型コロナ対策部にも出ず会」 今日「自宅を出て1時間程度で帰宅」 — 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年2月22日 ずいぶん雑なまとめ方だなあと思ったので、首相動静など細かく見てみました。 仕事はしてる さて、時事通信の首相動静*1を元に、安倍首相の1日をグラフにしてみました。 ちょっと小さくて申し訳ないんですが、 ■ 私邸・公邸 ■ 閣僚等面会 ■ 閣議等会議 ■ 表敬 ■ 会 となっています。 オレンジっぽい■は、動静の記載のない時間帯ですので「不明」としています。 さて、大体毎日9時前後に官邸に来ているわけですが、

    安倍首相は最近仕事をしていないのか、ケサハケサ - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2020/02/25
    フグ、『宮家へのフグ献上』とのセットだから「乱獲などでの現象が心配されている」みたいなことを書き添えて報道できなかったのかな? フーン…(´・_・`) 気兼ねと忖度とはあんまり距離無いね。
  • いつまで若者は「海外離れ」をしているのか、あなたは何を捨てますか - ネットロアをめぐる冒険

    世の中うまくいかないことはたくさんありますが、調べかけていたことについて、先に記事を出されることほど悔しいことはありません(長めのマクラ)。 ハフポス(正確には新潮社フォーサイト)の以下の記事が話題になっていました。 最近では特に若者の「内向き志向」が指摘されている。海外に出かけることを好まないというのだ。(中略) 20代のパスポートの新規取得率は、1995年に9.5%だったものが、2003年には5%に落ち込み、その後、6%前後で推移。2017年には若干上昇したものの、6.9%だ。取得率で見れば、明らかに低迷している。 日の若者が気付けない自らの「貧困」。海外に出ない、その裏事情 | ハフポスト どこかで聞いたような若者の「内向き志向」を憂う記事なのですが、このパスポートの新規取得率についてツッコミを入れようかと思っていたところ、大変すばやく「More Access! More Fun」

    いつまで若者は「海外離れ」をしているのか、あなたは何を捨てますか - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2020/01/21
    『いろいろ理由をつけて「海外離れ」の現象を説明して改善しようとしています。こういう役所のねじれた動きというものも、世の中の風潮があまり変わらない原因のひとつではないかと、個人的には思います』
  • スウェーデンの教科書に書いてある「子ども」の詩の本質はなにか、スミレの花を - ネットロアをめぐる冒険

    子供の育て方については百家争鳴という感じでしょうが、「スウェーデンの教科書より」という、こんなツイートがバズっていました。 「スウェーデンの教科書より」 pic.twitter.com/k865kbdwRN — ひろ (@6YJtuu0VgnbF4ND) April 14, 2019 画像を書き出すと、以下のようになります。 批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる 殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる 笑いものにされた子どもは、ものを言わずにいることをおぼえる 皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心の持ち主となる しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる 寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる 賞賛をうけた子どもは、評価することをおぼえる フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる 友情を知る子どもは、親切をおぼえる 安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

    スウェーデンの教科書に書いてある「子ども」の詩の本質はなにか、スミレの花を - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2019/04/19
    『当時の親から子どもへの教育は、「何をすべき・すべきでない」という言葉のみによって語られ、「子どもたちを導く概念」は広く知られてはいなかった』『この考えはヒット』『改変されながら流布され続けている』
  • 「逆エイプリルフール」は存在するか、嘘もつき続ければ魚になる - ネットロアをめぐる冒険

    今年のエイプリルフールはみなさん、どんなイタズラをするかもう考えましたか? 今日はそんな四月馬鹿のお話です。 【拡散希望】 2019年は逆エイプリルフールの年 2019年は逆エイプリルフールの年 2019年は逆エイプリルフールの年 2019年は逆エイプリルフールの年 2019年は逆エイプリルフールの年 2019年は逆エイプリルフールの年 pic.twitter.com/AxtWWA5tib — 株式会社タニタ (@TANITAofficial) March 25, 2019 タニタさんが、WIkipediaのエイプリルフールの項である内容でもって、2019年は「逆エイプリルフールの年」と呟いておりました。Wikipediaの内容は以下のとおりです。長いですが全文引用します。 その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が

    「逆エイプリルフール」は存在するか、嘘もつき続ければ魚になる - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2019/03/26
    『なお、これらのことも全て嘘である。 というのも嘘の嘘である』『エイプリルフール - Wikipedia』『というメタ的発言まで』 …(笑)。
  • フランスでは「親1」「親2」と呼ぶのか、そして途方に暮れる - ネットロアをめぐる冒険

    今日はフランスの両親の呼び方の話。 フランスで、同性婚家族の差別をなくすため、学校では "お父さん" や "お母さん" という呼称を廃止し、親1、親2(Parent 1, Parent 2)と呼ぶようにする法案が通過しますた#フランス #ジェンダー #lgbt #同性婚 https://t.co/Ih3zsk0ltw — 北欧の理想と現実 (@yasemete) February 16, 2019 既にツイートのレスには、「書類上の話では?」というツッコミが入っていますが、私も気になっていたので、少しこの話についてまとめてみました。 *** 書類の記入欄の話 多くの方が指摘されているように、これは実際の「呼称」ではなく、書類上での「父母」という記載をなくそう、という話です。 Cet amendement veut supprimer les mots "père et mère" des

    フランスでは「親1」「親2」と呼ぶのか、そして途方に暮れる - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2019/02/19
    日本では両親など年上の家族を名前で呼ぶより「お父さん」とか「ママ」とか「姉ちゃん」とか呼ぶことが多くて、そこの感覚との違和感から引っかかる…みたいなだけの人も少なくないのではないのかしら?
  • かちかち山は現代風にアレンジされているのか、ばばあ汁の味 - ネットロアをめぐる冒険

    私は「ネットロア」という語をかなり広義に捉えていて、噂や風説といったもの、そこまではっきりしなくても、「なんとなくぼやっと信じられてそうなこと」までも含んでおります。最近は世の流れで時事ネタを多めに取り扱いますが、私自身は「なんとなくぼやっと」のネタの方が、いつもワクワクしながら取り組めています。 というわけで、今回はその「ぼやっと」ネタの、「現代のむかしばなし、昔よりマイルドになってる説」です。 バアちゃん殺されないとか歴史修正主義者の暗躍がひどい pic.twitter.com/EfpqAPpY5Z — 新米先達mayan (@mayan1969) May 8, 2018 ずいぶん前のツイートですが、最近TLに回ってきたので、へえ、と思った内容です。最近の「かちかち山」は、おばあさんは殺されず、しかも改心したっぽいタヌキと和気あいあいと打ち上げパーティーのように終わるんだとか、そういう

    かちかち山は現代風にアレンジされているのか、ばばあ汁の味 - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2018/08/16
    『日本の少国民を立派に、そして健康に育てて行くには、まっさきにおとぎ話を改良せねばならぬ。明るく、優美で、平和をもつおとぎ話をどしどし作り、そして愛読しなければならぬ』
  • 曽野綾子は夫の認知症で豹変したのか、立場でものを考えるな - ネットロアをめぐる冒険

    曽野綾子というと保守論客の最たる御仁ですが、彼女についてこんな記事が話題になりました。 lite-ra.com 「老人を抹殺すること」を肯定するかのような小説を書いていながら、いざ夫が認知症にかかると、そんな小説を「もう書けない」と言って、自分自身が「利己的な年寄り」なのではないかと批判しています。 私は全く曽野綾子とは遠い場所に位置しているので、彼女を擁護するつもりは毛頭ないのですが、しかしこのリテラの記事には重大な「事実の歪曲」があり、言論に携わるものがそりゃないだろうという感じがしたので、記事の問題点をいくつか検証させていただきます。 *** 「もう書けない」の意図について リテラの記事の要点を列挙すると以下の通りです。 ①高齢者への過剰な福祉サービスを批判してきた曽野綾子の夫が認知症となり、自宅で介護をすることとなった。 ②曽野は『二〇五〇年』という老人を抹殺することを肯定するよう

    曽野綾子は夫の認知症で豹変したのか、立場でものを考えるな - ネットロアをめぐる冒険
    gcyn
    gcyn 2016/10/09
    うん、リテラの記事は、記事が主張しているようには読めなかったし、浅い都合の良さみたいなのが気になってRTもする気になれなかった。こうして関心もってちゃんと読み解いてくれる人がいるのは助かります。
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