東日本大震災で津波被害を受けた宮城県南三陸町の佐藤仁町長が、町が都内の災害支援団体から借りたトレーラーハウスを自宅敷地内に置き、仮眠や接客などに使っていたことが16日、わかった。 町長は使用を認めたうえで、取材に対し、「団体にも理解していただいていた。問題はないと思っている」と話した。 町総務課によると、町が6月中旬頃から無償で借りている6台のうちの1台。縦8メートル、横3・6メートルで、被災地で活動する自治体職員や医療関係者のために使っている。ただ、置く場所がないなどの理由で2台は使用しておらず、うち1台が町長宅にある。