物語三昧ラジオの録音を聴いていました。 ペトロニウスさんが途中で挙げている栗本薫の小説はたぶん『蝶の墓』ですね。 天狼星〈3〉蝶の墓 (講談社文庫) 作者: 栗本薫出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る まあ、聴いて色々思うところはありますけれど、ひとついえるのは、このラジオを聴いてから栗本薫の小説を読むとだいたい内容を理解できるんじゃないかと。 ぼくは前々からいっていますが、栗本薫の『グイン・サーガ』も『魔界水滸伝』も、数々のボーイズ・ラブ小説も、テーマは同じなんですよ。というか、同じものを違う方向から描いているだけだと思うんですね。そこがわかるとぼくやペトロニウスさんがなぜこの作家をこれほど高く評価しているかわかると思うんですけど。 ぼくなりに翻訳すると、このラジオのなかでペトロニウスさんがいっているグランド・ルールとは