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米沢穂信に関するgenesisのブックマーク (3)

  • 米澤穂信『遠くの声に耳を澄ませて』 - 小市民、とはいいつつ強烈な自意識をもった高校生のカップル。この先、いったいどうなるのだろう。| Book Japan Interview

    トップページ > B.J.インタビュー > vol.6 小市民、とはいいつつ強烈な自意識をもった高校生のカップル。この先、いったいどうなるのだろう。【米澤穂信】 小市民、とはいいつつ強烈な自意識をもった高校生のカップル。 この先、いったいどうなるのだろう。古典部員たちの恋の行方も気になるぞ。 【米澤穂信】 ―― (以下、杉江松恋)いやあ、『秋期限定栗きんとん事件』、非常に「腹黒い」小説でとてもおもしろかったです! 米澤 ありがとうございます。……そんなに腹黒かったですか? ―― ええ。現時点における腹黒小説の代表格は、一般には湊かなえさんの『告白』(双葉社)だと思うんです。でも、湊さんの小説というのは、私にとってはカタルシスのある、爽快な小説なんですよ。謎解きのピースがぱちっとはめ込まれる時の感じがね、とても気持ちいい。ところが、米澤さんの『秋期限定』は、「こういう話なのかな」と思って読ん

    genesis
    genesis 2009/07/14
    担当編集氏曰く,「(ボソッと)実は僕もそこはどうなのかな、と思っていました。」
  • 『秋期限定栗きんとん事件(下)』読了 - 積読を重ねる日々

    『秋期限定栗きんとん事件(下)』(米村穂信/創元推理文庫)読了。 上巻でも薄々気がついていたけど、やっぱりこの二人、とっくの昔に小市民になると言う目的は放棄していたんだなー。まあ僕は一巻を読んでいた時からそんなん無理無理と思っていたけど、やっぱり無理だったねー。予測の範囲内です。結局、人間の性(サガ)を無理に変えようなんて不可能なんですよ。無論、自分の感じたことを表に出さないように振舞うことは出来る。でも、それはあくまでそう振舞っているだけで、自分の感じたことまでは変えられないのですよね。それは自分を偽り続ける行為に他ならず、人間にとってもっとも苦しいことは、自分に嘘をつくことであると思うのです。ただ、小鳩くんと小佐内さんは、己の真情をそのまま表に出すと、即社会不適合者決定一直線であるところが難しいところなのですよね。僕はこの作品を、自分の真情と社会とのせめぎ合いに苦しむ物語と捉えることも

    『秋期限定栗きんとん事件(下)』読了 - 積読を重ねる日々
    genesis
    genesis 2009/03/19
    曰く,「この作品を、自分の真情と社会とのせめぎ合いに苦しむ物語と捉えることも出来ると思うのですけど、そういうところはまさに青春ミステリの名にふさわしい」
  • 『The Special Kuri-Kinton Case』 - ユはゆかりんのユ

    国内, 米澤穂信秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/03/05メディア: 文庫 変わろうと努力した。 小市民らしく、小さな幸せをかみしめながら生きていくことを誓った。 古い人間関係を清算して、新たな人間関係を育んでいこうとも決意した。 それでも結局、ぼくたちは変われなかった。 努力した結果、ぼくたちはどうやったって変われない、それだけを理解することができた。 こういうのはなんだ、アンチ成長小説とでもいえばいいのか? ただ正直、小鳩くんが当に気で心の底から変わりたいと思っていたかどうかは微妙である。上下巻合わせて496ページ、どこをどこからどう読んでもこいつはなんの努力もしちゃいねえ。 舐めきった態度で他人と接し、決して心を開こうとはしない。相手の心を覗こうともしない。自分から積極的に溝をつくり、し

    genesis
    genesis 2009/03/16
    曰く,「だからやっぱり、これはアンチ成長小説なのだと思う。」,「ならばいったい、この物語はどこに着地するのだろう?」
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