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*mangaと竹内オサムに関するgenesisのブックマーク (5)

  • 漫画批評における、視点をめぐる諸問題 - リクィド・ファイア

    ■同一化技法という造語から 「主観ショット」という映画用語がある。また、漫画論の世界では「同一化技法」という言葉がある。 主観ショットとは、Point of View(視点)ショットとも呼ばれ、略して「POVショット」もしくは単に「POV」とも呼ばれている。カメラが映す映像を「登場人物の視点から撮影したもの」として見立て、登場人物の視線の向きを、観客の視線とほぼ一致させることのできるカメラワークを指す。そして主観ショットの効果を生み出すような演出は、(登場人物と観客の視線を同一にすることから)「同一化させる」などと説明される。 一方、同一化技法とは、漫画研究家である竹内オサムがその著作(『マンガ表現学入 門』など)の中で提唱した言葉であり、映画の技法を漫画に援用したものだと定義されている。しかし、映画用語の中には「同一化」という言葉こそあれ、実は「同一化“技法”」という言葉は見かけられない

  • 竹内オサム「マンガ表現学入門」を読んだ話

    「マンガ表現学入門」感想 筑摩書房 竹内オサム 1 私も手塚ファンの端くれではあるけれど表現者としての手塚賛美がちょっと気になった、竹内オサム「マンガ表現学入門」を読んだ。全体的にいまいち信用できない内容で、物足りないというか、素人が一生懸命資料集めて考えましたって感があって、それがプロの仕事ととして成り立っている・しかもマンガ評論家として長いこと活動している点に、少々びっくりした。いや、決してバカにしているつもりではない、幾多の資料を揃えて研究しているところなんか研究者らしい、でも不遜を承知で言おう、このの内容なら、ネット上のマンガ評論のほうがはるかに面白いし刺激的だ。 マンガ表現を戦前から現代までを俯瞰して表現がどのように獲得され変化し、今に至っているかを考える。それが考えられるなら立派だと思うけど、残念ながら、このはそれを果たしていない。端的に言うと、憶測な物言いが

  • 竹内オサム『マンガ表現学入門』の読み方 - 伊藤剛のトカトントニズム

    書き下ろし原稿直し、最後の詰め。 ウエクサ君、あと一日ください。 ぜんぶで400字詰め原稿用紙換算で約500枚分になりそうです。 ジャック・オーモンほか著の『映画理論講義』を読み読み、あと『文化理論用語集 カルチュラル・スタディーズ+』を参照しつつ、作業を進めています。『文化理論用語集』は、もはや卑怯の域でアンチョコとして使えるスグレものです。とかいってると、「あんなの使ってるなんて程度が知れるね」と、イヤな文科系院生(でも実態はワナビー)あたりからツッコまれそうで怖いのですが。 映画理論講義―映像の理解と探究のために 作者: J.オーモン,M.マリー,A.ベルガラ,M.ヴェルネ,武田潔出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2000/05/01メディア: 単行 クリック: 30回この商品を含むブログ (16件) を見る 文化理論用語集―カルチュラル・スタディーズ+ 作者: ピーターブルッ

    竹内オサム『マンガ表現学入門』の読み方 - 伊藤剛のトカトントニズム
    genesis
    genesis 2005/07/06
    マンガ評論史
  • 2005-03-21

    トパズ 岐阜県中津川市苗木後山 結晶長約4cm 昔から有名な「苗木のトパズ」。これは花崗岩ペグマタイトではなくグライゼン脈からのもの。 この産地は、小学校五年の夏休みに行った思い出の場所だ。バスを降りて4キロ近い道のりを暑いなか歩いていった。帰り道夕立にあい、さっきまで自分がいた山の上に落雷するのを見て驚いたりした。 残念ながらこの標は採集品ではなく、90年ごろガマが開いたときのものを譲ってもらった品。水晶とはまた違う、冷たい感じのする透明感が表現できているだろうか。 なお、往年の結晶鉱物産地の例にもれず、現在は採集禁止らしい。 仕事の進み具合でも書こうかな。 今度こそ当に書き下ろし原稿の終結が見えてきた。 でもまだ気は抜けない。論理展開で無理をしてないかチェックをすると、思わぬところで無理を通そうとしている。そこを考え直して直してやってると、思いのほか時間がかかる。ここ半年ほどそれの

    2005-03-21
  • 2005-06-27

    なにこの蒸し暑さ。 夕方、うっかり吉祥寺まで自転車ででかけ、暑さにヘバル。 すっかり体力を消耗した。気温の高さより湿度が効いてる感じだ。 ああそうだ。 先週、学生に出してもらったレポートの評価(というかコメント)をしないといけない。 約40人分あるので、結構たいへん。 レポートってのは、先々週、ヒッチコックの『鳥』を見せたので、その感想です。 「カット」とか「モンタージュ」「同一化技法」「切り返し」などの映画用語を講義で使っていたので、その説明のため、実際に見てもらったわけです。 「同一化技法」といえば、竹内オサムの新刊が出ましたね。 マンガ表現学入門 作者: 竹内オサム出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/06/24メディア: 単行購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (18件) を見る たいへん評価に困るなんですが、ともあれ手塚治虫『新宝島』をめぐる評価に

    2005-06-27
    genesis
    genesis 2005/06/28
    二上洋一の評価を下げている元凶の半分くらいは,たぶん私……
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