タグ

2006年2月27日のブックマーク (4件)

  • 中里一日記 : 蛭児神建『出家日記』

    蛭児神建『出家日記』(角川書店) かつてロリコンブームというものがあった。1980年代半ばのことだ。 ロリコンブームを吾ひでおやかがみあきらに結びつけるのは、記憶の美化もはなはだしい。ロリコンブームに乗って出てきたまんが家のほとんどは、ゴミのような絵を描いた。もちろん、そうしたゴミ描きのほとんどは、今日では忘れられている。だが私は確信を持って言える。彼らゴミ描きこそが、ロリコンブームだった。 (もちろん、素晴らしい絵を描く作家もいた。松原香織はロリコンブームの最良の部分だった) 蛭児神建は、個人的には、雑誌『プチ・パンドラ』の編集長として記憶している。ロリコンブームの爆心地近くで活動していた人物だった。 さて書である。一言でまとめれば、気違いの泣き言だ。実在の人物のことが書いてあると思わなければ、それなりに面白い。7andy 褒めたので、例によってイチャモンをつける。気違いの泣き言にイ

    genesis
    genesis 2006/02/27
    曰く,「一言でまとめれば、気違いの泣き言」,「著者がゴルバチョフを引き合いに出すのは不適切」,「一方は、自分を変質者とみなし...シェルターを求めた」,「百合が求めるのは、シェルターではなく、革命だ。」
  • ねこもまぐれる日記 〜淡く眠る猫別館〜 - 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』

    向日葵の咲かない夏 作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11メディア: 単行 クリック: 24回この商品を含むブログ (150件) を見る 学校を休んだS君の家にプリントを届けに行った僕。そこで、僕は見てしまったんだ。首をつったS君がゆらゆらと揺れているのを。 そして一週間後。 死んだS君が僕の部屋へやってきた。 ああああああああああああああああ。 これ、これだよ俺が格に求めているものは! と興奮してしまうほどに、個人的な意味でまさしく格。秋山さんが「舞城王太郎と乾くるみを足して二で割ったような」と表していたけれど、僕は「麻耶雄嵩と佐藤友哉を足して二で割ったような」印象を受けた(どれほどの人に伝わるんだこの例え)。 得体の知れない不気味な雰囲気が覆うホラーテイストの前半では見事な気持ち悪さを堪能。後半になると比較的まっとうな格ミステリーに落ち着くが、こちら

    ねこもまぐれる日記 〜淡く眠る猫別館〜 - 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』
    genesis
    genesis 2006/02/27
    曰く,「この仕掛けは、本格ミステリーとホラーの幸福な融合と言って良いのではないだろうか」,「カタルシスの魅力が存分に詰まった傑作であった」,「でもまあ、本ミス大賞は無理だろうな。」
  • アニメ『Fate/stay night』について - 積読を重ねる日々

    大分反応が遅れたが、アニメ版『Fate/stay night』についてちょっとだけ。 原作至上主義者である自分としては、今回のアニメ化については何一つ、まさしく卵の欠片ほどの期待もしていなかったのだけど、実際に視聴しした結果、考えを改めるに至った。 要するに、これは極めて誠実に”奈須きのこをアニメ化”した作品なんですね。奈須きのこ作品が持っている過剰で高密度の世界を忠実にアニメにした結果、メインヒロインが登場するのが2話目になったり、15分ぐらい世界説明を語りに語り倒したり、アクションをやっている時間より飯をっている時間の方が長かったり、そもそも会話をしているだけのシーンが多い上にそっちの方が面白かったりと普通のアニメ的には無茶苦茶なんですが、しかし、そもそも原作自体がそう言う話なんだからしょうがない。 そのようなバランスの悪い部分、だがしかし、その部分を除いてしまっては普通の作品に堕し

    アニメ『Fate/stay night』について - 積読を重ねる日々
    genesis
    genesis 2006/02/27
    曰く,「これは極めて誠実に“奈須きのこをアニメ化”した作品」,「奈須きのこ作品が持っている過剰で高密度の世界を忠実にアニメにした結果……(中略)……と普通のアニメ的には無茶苦茶なんですが」
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    genesis
    genesis 2006/02/27