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2007年3月25日のブックマーク (1件)

  • 新海誠における再会と喪失の問題――『秒速5センチメートル』を見て - metamorphosis

    先日、新海誠の新作『秒速5センチメートル』を見てきたので、その感想を少し書いてみたい。 この作品の主題をひと言で言えば、それは、再会だと言えるだろう。しかしながら、ここで問題になっているのは、永遠の魂の存在証明とは別のもの、むしろ、その永遠の魂に加えられた傷であると言えるだろう。このことを、これから、詳しく述べてみたい。 そもそも、再会の主題とはどのようなものか? それは、セカイ系的な文脈で言えば、永遠の魂の実在の証明であると言っていい。例えば、それは、次のような物語の形で示される。ある愛し合っている男女が悲劇的な出来事によって離れ離れになって死ぬ。その魂は別の肉体に宿ることになるが、その新しい生においても、この男女は、再びお互いを愛し合うようになり、再びこの二人は出会うようになる、というものである(新海誠の作品には村上春樹の強い影響を見ることができるが、ここで、『秒速5センチメートル』と

    新海誠における再会と喪失の問題――『秒速5センチメートル』を見て - metamorphosis
    genesis
    genesis 2007/03/25
    曰く,「新海の作品においては...再会の可能性よりもむしろ、再会の不可能性を描いているように思えるところもある。そして、今回の『秒速5センチメートル』は、まさに、この再会の不可能性を真正面から描いている」