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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/MindControl (1)

  • 本田透『世界の電波男〜喪男の文学史〜』よむ - アイパスティスト

    , 田透, 気づき | このにおさめられた手塚治虫論は、「永遠に救われない醜男だが、そのルサンチマンを昇華したがゆえに偉大な創作家として生きた猿田(我王)こそ手塚治虫の分身である」という見方を中心にして描かれます。 猿田は、「子々孫々まで醜い鼻に生まれつく」という呪いを、火の鳥によってかけられています。しかし、猿田が子孫を残さないまま死んでしまっている話もあるのにもかかわらず、猿田の末裔が登場する。このことを著者は「たまたま運悪く猿田の呪いが発現してしまったデカ鼻の喪男なのだろう」と説明します。そして、 オレもまた、猿田一族の仲間入りを夢見ることで、かろうじて今まで生きてこられた人間の一人なのだ。『世界の電波男』と、語ります。 これを読んで、ハッと気づきました。「そうか!田透は、『自分もキモメン喪男として悩み苦しんでいるうちに、いつか手塚治虫になれるかもしれない』という『願望充足の

    genesis
    genesis 2008/05/12
    曰く,「本田透の文章の魅力は、飛躍と我田引水にあります。」「飛躍も、我田引水も、こうした反発も、本田透の書いていることが哲学史でも文学史でもなく、純然たる物語であることの証拠です」
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