2009年2月25日に第1回目のブックレビューを書かせていただいてから、約2年。早いもので、このたび100冊目に到達した。本は著者はもちろん編集者をはじめとする、多くの人の血と汗と努力の結晶だ。そのような本の中から週に1冊だけを選ぶのはなかなか難しい。しかし今回は、100冊突破を記念して、今までご紹介した100冊の中から3冊だけを選び出し、再びご紹介したいと思う。 読むべき時がわかる1冊--「仕事のポーション ビジネスパーソンのための疲労回復術」(ヴィレッジブックス) 「健康な体と健康な精神がなければ、そもそも仕事ができないのだ」ということに、気づかせてくれる本。人によって体質が違うため、睡眠時間が4時間でも疲れない人もいれば、8時間寝ないとすぐに疲れてしまう人もいる。そんな感覚的な基礎体力のようなものを「エネルギー」という言葉で表し、「体」「行動」「環境」の3つの視点からそれぞれのエネル