テレワークからオフィスへの出社に転換すると聞いて転職を決めたITエンジニアの割合は44.8%──ITエンジニア向け転職サービスを提供するファインディ(東京都品川区)は4月26日、こんな調査結果を発表した。 調査は2月15日から20日にかけてインターネット上で実施。有効回答数は395件だった。出社の割合が増えたことで転職意欲が湧いたとした人は27.6%。実際に転職した人は17.2%いた。逆に、出社勤務が増えても転職意欲がないままの人は34.5%。転職意欲がなくなった人は1.7%だった。 ファインディは「出社に回帰するとしても残りたいと思える価値を提供できるかがITエンジニア定着のポイント」と分析している。 収入の高いITエンジニアほどテレワーク勤務をする人の割合が高いことも分かった。年収600万円未満のITエンジニアの場合、完全テレワークで勤務しているのは44.3%。年収800万円以上の場合