株式会社degGの下田賢佑氏は「脱「プランナー」〜ゲームデザイナーの仕事〜」と題された講演を行いました。本講演ではゲームデザイナーとしての下田氏のキャリアを振り返ることで、ゲームデザインとは何か、そのために必要なスキルは何かについて説明されました。また日本のゲーム産業の慣行になっているゲームプランナーという職種に異議を唱えるという啓発的内容でもありました。 下田氏は2005年にスクウェア・エニックスに入社して『ファイナルファンタジーXI』の開発チームでゲームデザインとイタレーション開発を学びました。その後、コーエーでオンラインゲームの運営を経験して、2009年に独立。2011年からUnityによるゲーム開発に集中しており、サイバードよりリリースされた『バーコードフットボーラー』のリードゲームデザイナー、スクウェア・エニックスよりリリースされた『ファイナルファンタジー アギト』の共同ゲーム