残業をめぐっては、「残業続きでもうへとへと」、「残業代が出ない」、「残業代込で生活設計している」「残業代目当てでダラダラ仕事して残っている社員が・・・」、などとよく話題になる。 そんな中、今の新入社員には、「残業代はいらないので定時で失礼したい」派が多い傾向がうかがえる。 特に院卒・大卒新入社員が「早く帰りたい」傾向 西日本シティ銀行グループのコンサルティング会社「NCBリサーチ&コンサルティング」(福岡市)が、「2015年度 九州・山口地区の新入社員意識調査アンケート」の結果を発表した(15年5月22日)。 「給料と残業に対するあなたの考え方はどちらですか」という設問で、「給料は少なくても、残業がない方がよい」が50.7%と、「残業は多くても、給料が多い方がよい」の49.3%をわずかながら上回った。「給料は少なくても~」の割合は12年の調査開始以来年々増えていたが、半数を超えたのは初とな