日本で問題視されているネット依存がSNSに対するものだろう。SNSは自己愛を増長する構造になっており、場合によっては自分の幸せを過剰に演出する傾向が現われてくる。 前回までは青少年のネット依存について、韓国の例を見てきた。韓国のネット依存はオンラインゲームを中心としたものであり、他国ではあまり類を見ない特徴的なものである。 一方日本で近頃急速にメディアなどで取り上げられ問題視されているのが、SNSに対する依存である。Twitter、Facebook、mixiが日本においての三大SNSだが、日本で発達したソーシャルゲームもその切り口で一緒くたにされてしまう例も多い。 ソーシャルゲームは、プラットフォーム上にはSNS的な機能はあるものの、各個人のアイデンティティを発揮して個人的な人間関係を築くような仕組みにはなっていない。一時期その傾向もあったが、青少年ネット規制法と出会い系規制により、SNS
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